pagiのモラトリアム続行中

どこまでもウンコな独りもん生活を送る
自称ファッションヴィクティムのpagiの生活

セールは楽しいな疲れたな

2004-11-10 | fashion
先週の土曜日は友人れもんさわーと伊勢丹セールに出かけた。
のんびり屋の私たちには珍しく集合は10時だったのだが、
会場の京プラにつくともう人だらけ。
いわゆるハイブランドのセールだったので、お目当てはリスタイルとマギャルリか、と。
あとはリックオーウェンスの靴があればまた見たかったのと、
マルニやマルタンで安ければ何か買いたい、みたいな感じでしたね。
この前行ったクローズドセールではアルディを買ったから、
今回は何を買おうかなと思って楽しんでた。

セールの鉄則。いいと思ったものはとにかくキープくん。
会場入って右手がリブゴーシュでとにかく流して、あー、欲しかったウェッジサンダル発見。
値段も見ずにサイズが合ったからとりあえずキープくん。
これがかわいいんだよー。ごついのに履くとすっきり見えるのだ。案外軽いし。
4階系はまずじっくりとマークを見る。
友達はステラが好きなので、じっくりとステラを見ている。高いんだよね。
おー、マークは昨年の秋冬が激安で出てるじゃん。
とりあえずぶあついカシミアのリブニットとえんじいろのカーディガンをキープくん。
カシミアってこんなにぶあついセーター編む糸だっけ?ってくらい分厚い。
めちゃめちゃあったかそう。値段もちょっと張るが、なんせ定価が定価だ。

リスタイル系では、残念なことに日本のブランドが扱われてなかった。
安ければミナの小物などをお土産に買いたいと思っていただけに残念しきり。
リックオーウェンスのサンダも扱いがなく、リベンジはできなかった。
続いてマルニのコーナーへ。今回のセールのメインブランドらしい。
確かにコーナーも広いし、販売員も大量投入している。
安いんだよ。全部半値以下じゃない?靴なんか1万円均一、2万円均一やってたし。
かわいいパンプス(1万円)が私のサイズよりハーフサイズ大きく、
サイズを探してもらったけどやっぱりなかった。あれは欲しかったなー。
洋服はコート系に目が行く。去年かわいいと思っていたコートが6万円台。
安いとは思いつつも、私がこの前プロパーで買ったコートよりも高いよ…。
れもんちゃんはモヘアのワンピースとパンプスをキープくん。
彼女は既にマークでもセーターをキープ済。

マギャルリ行くと、皆ここぞとばかりにマノロやルブタンなどを試着している。
おい、伊勢丹顧客よ、下品だぞ。こんなときにしか買えないからって。
私は、この前のセールと大差ねーなーとちょっと引き気味。ブーツは多かったけど。
フリゾーニのブーツはチャックが上がらなくてだめ。かわいいんだけどねえ。
れもんちゃんはルブタン、マノロをキープくん。高いがこれらのブランドなら仕方あるめえ。
バッグを一生懸命見るも、やっぱりランバートソンのバッグがかわいい。でも重い。

ロッシを通ってバッグコーナーへ。
れもんちゃんはここで今期もののルルに目をつける。今期ものラスト1点らしい。
ていうか、伊勢丹しか扱いがない商品で、本当に最後の1点だと販売員は豪語していた。
ルルだけどルルらしくないっていうか、控えめ。
ツイードでドクターズバッグを小型にしてハンドバッグにしたような形。
畜生、ロンドンかぶれめ。彼女はイギリス好きである。

シューマニアーク(僅か什器2台のやる気のなさ)では
昨シーズンのサルトルが激安で売られているも、着脱に難ありで購入を断念。
ていうか、あのフロアーで脱ぎ着するのまじつらかったんだけど。
履くのは簡単なんだよ。ぬげねんだよ!!サルトルブーツの怪。

落ち着いて商品を選び、試着をすると、
やっぱりマークのカーディガンかリブゴーシュのサンダル。
マークのセーター(カシミア)はかなりかわいいのだが、
かなり伸縮がきかない目の詰まった編み方をしているので顔を入れるのが一苦労だ。
着脱に難あり、ということでマイナス1点。
でも着てみると小さめサイズがシルエットもたつかなくてきれいなんだけどね。
そして値段の高さにマイナス1点。
この私がキープした3点の価格差はね、上から
カシミアセーター
(4000)
カーディガン
(4000)
サンダル
ということで、洋服のほうが靴よりずっと高いんですよ。おかしいだろ、って感じだけど。
カーディガンは、小さいころに叔母が編んでくれたようなたっぷりしたニットなんだけど、
とにかくボタンがボコボコついているので、他とは一線を画している。
袖にゆとりがあることと、
つくりがしっかりしているのでジャケットかわりに着られそうなところが良かった。
本当はテーラードジャケットが欲しいと思っていたんだけど、これならジャケットかわりだわ。
えんじ色というのも好きな色だし、生地が分厚いのであったかそう。
サンダルは、履き心地もいいしスタッズ打ちのいかついデザインが私好みだし本当に迷ったんだけど、
いつも靴ばかり買っているから断念しました。
ていうか、コートの支払いが残っていることを思い出したのね。
コートの支払いとれもん金融への返済じゃ首が回らないので、泣く泣くあきらめた。
れもんちゃんはサンダルかわいいかわいいと言っていたけど。

れもんちゃんも吟味した結果マークのセーター、マルニのワンピース、ルルのバッグに選抜。
割と彼女はすんなり決まっていたね。私もそこあたりが妥当な線だとは思った。
ただ、彼女はセリーヌのハイヒールがとても似合っていたから、
セリーヌ買え!買え!と心の中で念じてはいたけれど。

れもんちゃんに会計をお願いしている間、
ああこれで彼女のお買い物額に貢献してしまったとか思っていたけど、
世の中の人って、お金持ちなんだねー。
両手いっぱいに荷物もって、配送を頼んでいる人たくさんいたよ。
オクで転売する人とかいっぱいいるんだろーなーと考えちゃった。

家帰ったら、あらかわいいじゃないと母親からは好評。
マークだよ~と自慢したら、「贅沢すぎ」とからかわれる始末。
れもん金融の取立てが始まるよ~。お悔やみ電報きちゃうよ~。

NO MUSIC NO LIFE

2004-11-10 | music
日曜日に実に久しぶりにライブに行ってきた。
場所は初めてのFAD横浜というところで、F.A.DとはFlower and Dragonだそうです。
せっかく元町のすぐそばなのに、元町には目もくれずライブハウスへ。
時間がなかったんだよね。

入ってみると割りと奥行きのあるハコで、簡単に言うと体育館型だね。もちろん狭いけど。
かなり遅く入ったのですでにお客でギュウギュウ。バーカウンターがどこかが見えん状態。
とにかくトイレを見つけ、仕切りなおすと入り口の対面にカウンター発見。
もう曲が始まっちゃったので指差しでハイネケンをオーダーしました。
1つめのバンドは50cc もりくん(だってこういう名前なんだよ)率いるロックバンド。
出の音楽がベルベットアンダーグラウンドだってだけで私は大興奮。
もりくん、とうとう41になったんだって。でも曲調は胸キュン。
CDほしくなったよー。でも12枚しか持参してなかったそうで、その日は買わず。
ギターのお兄ちゃんはアイコのうしろなどで弾いているそうで、確かにうまいなーと思ったよ。
やっぱりもりくん。踊ってました。
2つめのバンドはJUNIOR。アイリッシュ・ハードコアらしいよ。
すごい人気があったから、もしかしたら私が知らなかっただけなのかもしれないけど。
第一印象はオイ系かなあと。
バナナシェイクスに似てるなーってのと、コブラも入ってるかなとか。
バナナシェイクスみたいにアコーディオン弾く人がいるし、盛り上がりも拳振り上げだったから。
でもこのバンドが他バンドと差別化を図ってるのが、笛吹くお兄ちゃんがいるとこ。
その笛が中心になってアイリッシュサウンド風の旋律を奏でるので、
パンクなんだけどどことなく懐かしいようなめちゃくちゃな印象を与えてた。
笛吹きのお兄ちゃんはかっこよかったし、初めて天高く聳え立つモヒカンを見たし、満足かな。
でもねえボーカルのお兄ちゃんの歌い方が氷室京介ばりに
タチツテトをツァツィツゥツェツォと発音するのには閉口だったな。
最後はまあお目当てのピーズだったんだけど、初めはやる気なかったの。
まったり見よーとか言ってて、荷物も上着も手に持ってたしね。
でも、なんと一曲目が未発表曲の「こじき」
友達と顔見合わせてびっくらこいて、ホール前方のおしくらまんじゅう大会に参戦。
こじきは大好きなんだよー。歌詞のしょーもなさによって発売できなかった名曲こじき。
でもね、あまりこの曲を知らないお客さんが多かったみたいでシュン。
もっとみんなでこじきの大合唱したかったのよ。
この日はなんと超初期の未発表曲「ヤダヨォ」もやってくれたのだ。
家出テープ聞くのがめちゃくちゃ恥ずかしかったとメンバーも言っていたけど、
何せ私も1曲通して聞いたのが初めて。すごいかっこいい曲だったんじゃん。
なんで1枚目に入らなかったのだろうかと、考えてしまいました。
盛り上がりの最高潮は「バカになったのに」だったかな。
まさか私もバカ~をやると思ってなくて、イントロ聞いた瞬間にキャーって。
場内騒然、Aメロからみんな拳振り上げまくって大合唱だ。
わざと抑えたテンポ感のある本編と、はっちゃけまくった後奏のギャップがかっこいい。
高校時代がデジャブで、受験勉強と戦っていた時代を思い出したり。
新曲も2曲やってたね、体に優しいパンク、って言ってたやつは
パンクにならないところの方がブルージーな部分のところがよかった。
パンクとかって私もうついていけないんですよ。体力的に無理よ。
クリスマスの歌、っていってたやつはなんだか胸キュン系のラブソングとみた。
これ時季的にもうすぐ発売するんかね?
クリスマスになんの予定もない腐女子にときめきを与えるかね?
さんざんいろんなこと言っておいて、やっぱりこの日に一番良かったのは「脱線」でした。
脱線の歌詞を聞きながら、メロディを噛み締めながら、やっぱり自分のことを考えてしまった。
これからのこと、今までの大失敗、それでも毎日は過ぎてるってこと。
ピーズはなんでこんなシンプルな言葉に、
聴取者が一人ひとり感じ入ってしまうメッセージをのせられるんだろうなあ。
アンコールはこれまた意外な「カラーゲ」。キャー!
横浜という場所柄、カラーゲという歌詞をシューマイに変えて歌っていました。
1曲だけだったのはなんとも物足りなかったけど、ライブは本当に楽しかったー。

帰りは友達と電車で
サンボマスターのボーカルにはクンニされたくないだのなんだのと盛り上がっておわりました。