(ルノア-ル展へ) (bunkamura) (女孫へお土産の本)
【まろやかなホッペに口付けしたくなる微笑むおさな・ルノアール展】
先日、5月6日まで渋谷 道玄坂を登ったbunkamuraザ・ミュージアムで 開催中の
画家の父<オーギュスト・ルノアール>と映画監督の息子<ジャン・ルノアール>
この巨匠の『ルノワール + ルノワール展』を絵画クラブの3人で観にいった!
父の絵画約50点と 息子の映画の抜粋15点を紹介してあり、見応えがありました。
はじめの頃のルノアールは目に映った通りに描く…印象派ふう 1860~1882
《光りと影を柔らかく表現しふわふわしたパステる調の色彩・・・!
この頃 ・ 大勢の金持ちや家族の肖像画を描き有名になっていく!》
次に形の線や色彩が冷たい… 暗冷ふう 1883~ 1888
《次第にはっきりと線をつけた上にやや冷たい色を載せ形を一層
浮き彫りにする画風になっていく。》
そして晩年は 透明感のある優しい色調の筆運び…真珠ふう 1889~1919
《透明感と輝きのある肌色 この技法は伸びのいい絵の具を薄く塗り
ハーフトーンの白やピンクの色を何度も重ねていく技法》
この年代を追って画風を見比べていくと、楽しさが倍増でした。
(映画「ピックニック」と油絵「恋人たち」)
左は ジャン・ルノワール監督の 「ピクニック」のワンシーン。
右は オーギュスト・ルノアールの 「恋人たち」。
息子ジャンが映画を撮り始めた頃はどんな映画でも父の絵を参考にしている。
上もその例だ、自然の美しさ、人物も光りと影の表現も似ている・・・!
帰りに売店で、「愛と芸術の人生」<子供手帳>¥600を女孫のお土産に購入
ルノアール一家について写真<絵画>付きの子供向けの解説本・・・!
将来少しでも絵画に興味を持ち、楽しみに観賞してくれればと願っている。
会場出口・そこはもうロビーラウンジである。
【茶房の隅名画にふれて熱き弁 至福の時って今を言うかも】
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