加藤眞琴ブログ、ドローイングの日々。 Makoto Kato daily blog, of drawing.

アートは大人の遊びの精神、その遊びに夢中になっています。プログ.ギャラリーへお立ち寄りいただければうれしいです。

高田渡

2010-02-27 22:41:38 | 日記
高田渡は放浪のフォークシンガーだとちょっとは聞いていたが、いい歌い手だと知ったのは岡田康隆(モンキー岡田)が高田渡の歌を歌ったのを聴いてからだ。岡田は絵もかくが歌もいいし詳しい。そして絵と歌とその暮らしぶりが繋がっているように思う。 敬称略

岡田慶隆展をみに行く

2010-02-26 21:18:42 | 日記
みなと通りのギャラリーはたなかへ高島屋前のなんばバスターミナルからバスで行った。バスは町の景色が見えるからすきだ。発車まぎわの天保山行にとび乗った。本数が少ないのでね。大阪ドームを右に眺め、バスに揺られてみなと道りを行く15分くらいすると港区役所、そこで降りて通リの向い側のカラオケビルの隣の木造のシックな建物がギャラリーはたなかだ。いつも開いているわけではないが、時々、異色の美術作家の展覧会をする見逃せないギャラリーだ。
今年の幕開けは岡田慶隆展だ。ちょっと寂しげな風景のなかに小さな子どもがいる絵が主体。裸オヤジは一点で遠慮しているみたい。新刊本の野菜の本は売り切れ。28日5時まで。

アメリカ帰還兵(IVAW)イラクに誓う―パンフから

2010-02-24 23:27:46 | 日記
この映画はアメリカとイギリス日本などによる「有志の連合」のイラク侵略と占領が生み出したものを鋭く暴いている。そして侵略する側の元アメリカ兵士とイラクの市民.労働者が占領を終わらせるために手を結び行動できるのだという希望と展望を示している。
いまだに13万人のアメリカ占領軍とそれ以上の雇兵がイラク故国内に居座り、アメリカやイギリス、オランダ、そして日本のグローバル資本がイラクの石油を略奪するための契約をマリキ政権と進めている今、この映像をさらに多くの人に広げていくことは、平和で民主的な社会をめざす人にとって非常に重要なことだと確信する。

今日の新聞でアフガニスタンで米軍の死者が1000人になったと報じていた。
アフガニスタンの人の死者は、マスメディアは知らさない。

今、イラクはどうなっているのか?

2010-02-23 15:43:28 | 日記
<イラク:悲惨で衝撃的な公式統計>サバフ.アル.バグダデイ、パレスチナ.シンクタンク―2009年8月7日―アラビア語からの翻訳と翻案:カリール.ナクレフ
以下の2008年11月までの政府公式統計はアメリカによるイラク侵略と占領以来イラクで広く起こった悲惨な状況を明らかにしている。

1.夫を失ったイラク人女性は100万人である(イラク女性問題省による)。

2.イラクの孤児は400万人である(イラク計画省の推計による)。

3.250万人のイラク人が殺害された(保険.法医学省による)。

4.80万人のイラク人が様々な支配政党と関係した秘密の拘束場所で行方不明になった(イラク内務省に申し立てられた訴状による)。

5.アメリカ軍の刑務所やイラク政府の刑務所やクルド地方の刑務所で34万人のイラク人の
囚人が裁判手続きを受けないで拘束されている(イラクやアラブや国際機関や国連の人権組織や機関による)。アメリカ占領軍は自らの刑務所に入っているイラク人拘束者の数は約12万人であることを公式に認めている。
 
公式統計は、まだ続くが  
  
…これは何のため?
  反戦イラク帰還兵士の会のT.J.ブオノモは発言する、「イラクの主権をイラクの石油の支配を握るという目的に従属させることによって、ブッシュ政権はその明確な任務を達成すること、すなわち信頼という最も必要なものをアメリカ軍に享受させなかったのである」。

                

映画「立ちあがるイラク帰還兵」

2010-02-21 23:50:40 | 日記
20日、大阪第七芸術劇場でアメリカイラク帰還兵IVAWの映画を観た。帰還兵のアーロン.ヒューズの個人インタビューとイラクの北部アルビルの地で、第1回イラク国際労働者大会が開催された。イラク全土から200人の労働者の代表と、アメリカ、イギリス、オーストラリア、南アフリカ、イラン、日本など世界各地からの労働者の代表が集まったこの大会に、アメリカからIVAW(反戦イラク帰還兵の会)の2人の若い元兵士が参加した。それがこの映像に登場するアーロン.ヒューズとT.J.ブオノモである。2人の反戦兵士とイラク民衆との交流を描いている。日本も加担したブッシュの戦争にどう責任をとるのか。問われる。そしてつぎはアフガニスタンでオバマの戦争が続いている。22日6:30から同劇場で上映される。

ごあいさつ・高田渡

2010-02-19 23:30:27 | 日記
テレビはあまり見ない。が、この水曜日の高田渡の番組を見逃したのは残念。篠原章によると…かって「フォーク」はかってヒップな音楽だった。やがてその表面だけを模倣した「4畳半フォーク」が蔓延、時代の操はこうした偽物フォークに捧げられてしまうのだが、偽物の偽物たる宿命でで70年代の後半にはすっかり飽きられてしまう。…しかし本物フォークはおもしろい、残念ながら亡くなった高田渡はとびきりよい。ライブで聴きたかった。

戦争詩

2010-02-18 23:54:27 | 日記
高村光太郎は中日戦争から太平洋戦争の暗黒期にかかれた「大いなる日に」の37編、『記録』の56編の詩を書いている。田村隆一、高村光太郎小伝による。
昨年亡くなられたぼくの尊敬する温和なM先生が、光太郎が戦争を鼓舞したひとであったかということを怒りを込めていっておられたのが思い出される。
田村はアメリカの詩人リチャード・エバハートの「癌細胞」という詩を引用して高村光太郎小伝を書いている。

2010-02-17 23:42:37 | 日記
わが家の庭。といっても小さな庭だが猫がよく通る、黒、縞などどれもあまりきれいではない、ゆっくりと平気で歩いて行く…。一つの詩。
 
 足音                                      

ぼくはまだ
猫の足音を聞いたことがない
桃色の耳の動きだけは知っているつもりだが                     

詩集1999
 田村隆一 より                   

いまアフガンでは-森住卓フォトリポ-トから

2010-02-16 23:43:38 | 日記
米ブッシュ政権2001年に始めたアフガニスタン戦争は9年目だ。外国人には危険すぎるなかでの取材だ。カンダハル州立病院には戦闘に巻き込まれた、多くの負傷者が運び込まれていた。村で麦刈をしていて、米軍の空爆にあったモンハメッドさん(34)は4歳の長男と12歳と14歳のおいが殺され、本人も爆弾の破片で負傷した。「タリバンとは関係がないただの農民だ。私たちがなぜ殺されなければならないんだ。」と訴えた。米軍戦車でひかれたひと空爆で負傷した青年。病院の医師は米軍の無差別殺戮を非難した。
こうしてアメリカの戦争は無実の人々を殺し続け、被害者の憎しみは増幅している。アメリカのオバマ大統領が米軍3万人を増派、力で押さえようとすればするほどアフガニスタンに平和が訪れる日が遠のいてゆく。…フォトジャアーナリスト森住卓の報告である。

森住卓フォトリポートから

2010-02-15 22:56:27 | 日記
首都カブールの中心部上空には監視カメラ付きの無人飛行船が浮かんでいて政府機関などは分厚いコンクリートの壁で囲まれている完全武装兵で警備されている。カルザイ政権には、選挙の不正や、外国からの何兆円もの復興資金や麻薬取引で政府中枢は私腹を肥やしていると市民はいう。政府はアメリカが育てたマファイアだと。(リポートより)……とすると日本政府は資金援助するといっているが大丈夫でしょうか。また消費税を上げるとかいってるぞ。

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いきものは、生きている限り、視覚.聴覚.嗅覚.触覚…が躯を刺戟する…それをことば.形で表したい。