男は 俺の仕事は 「絵画」しかないと 呟く しかし 妻も愛している それだけだ。
愛の実体 というよりも 俺の実体が 解らない 「絵画」という仕事は している それしかないのだが 仕事だ。
しかし 男は PICASSOの版画のなかに 自由奔放な描写だが 愛の実体のないのを 感じて居りました。とすれば俺は…
一軒家の男が 銅版画を始めたのは 1998年に 美術館「えき」KYOTOで PICASSO の版画展をみてから してみたいと思ったからでした。
その家は古いだけでなく 曰くがある家のようで 安くで 買えたのでした 壁 床 天井 外壁 屋根 全部 黒でした。
男は 「一軒家」の近くに 高い棒を立てました そうして ピンクの旗を 上げました 初めて 妻と会った時 ピンクのブラウスを 着ていたからです そして にわとりとうさぎを 飼いました。
友人の個展の オープニングパーティーに 人づきあいの苦手な彼が 頼まれて行った会場に 今の妻がいた 恋は一瞬。
加藤眞琴プログ、ドローイングの日々。ｇａｌｌｅｒｙ，ａｍｋ８
いきものは、生きている限り、視覚.聴覚.嗅覚.触覚…が躯を刺戟する…それをことば.形で表したい。