加藤眞琴ブログ、ドローイングの日々。 Makoto Kato daily blog, of drawing.

アートは大人の遊びの精神、その遊びに夢中になっています。プログ.ギャラリーへお立ち寄りいただければうれしいです。

冬季オリンピック開幕

2010-02-14 23:51:19 | 日記
華やかな開会式だった。以前、ソ連がアフガンに侵攻してオリンピックに不参加の国があった。現在のアフガンは…フォトジヤーナリストの森住卓のアフガンのフォトリポートを読んでいるが、米無人機プレデターは偵察と爆撃をしており、罪のない住民を殺している、この無人機は、遠く離れた米国ネバダ州米軍基地から操縦しているという。フォトだからまちがいはない。これはゲルニカだ。

チョコレート  チョコレートはいかが 

2010-02-13 22:57:02 | 日記
三世紀中葉ローマの殉教者聖valentinou  
その聖人は  ルネッサンスとともによみがえる
古代ローマの豊穣祈願祭ルぺルカリア
小鳥がつがいはじめる日 ローマの早春
二月十四日
月桂樹の枝は
愛のシンボル 枕の下に小枝をいれて
眠りさえすれば
少女の胸に永遠の恋人が浮かびあがってくるんだって
ヴァレンタイン.デイが日本に渡ってきたのは
20世紀末 二月十四日は女性がチョコレートに月桂樹の葉をそえて
好ましい男性に贈るんだってさ
ぼくはチョコレートのかわりに
ウイスキーを贈られたが
それもヒゲのカメラマン
二月十四日 日本列島は雪の下
それでも水仙や黄梅の花がひらく シベリアから
飛んできたジョービタキも
まだ民家の木の枝にとまったまま
人間の目には見えないが
小鳥の目は
春が足音もなく近づいてくるのを見つめている
「チョコレート チョコレートはいかが」
24時間スーパーの九官鳥が
啼いている

田村隆一全詩集 より
 

伊藤麻依子陶展+mitatakelive

2010-02-12 23:17:35 | 日記
2010・4.3夕5:00liveは初日オープニングに行われる。mitatakeは東京を拠点に活動するボーカル.ギター.ブルースハーモニカの演奏家。伊藤麻依子は陶芸の本場.瀬戸の陶芸家。陶展は4.11まで伊藤麻依子は東海地方で個展、グループ展をしている、両者とも若いが実力派。奈良.生駒の住宅街にある<ギャラリーAMIRORO>ライブ参加費2000円。あと両者との交流オープニングパーティもある。伊藤麻依子.mitatakke(見田諭.佐野岳彦)のトークもある。小さなギャラリーだから定員はある(要予約)。

ギャラリーへ行く

2010-02-11 23:52:45 | 日記
昨日は雨。絵描き友だちと夕方からギャラリーに行く。日本橋(にっぽんばし)、東京は(にほんばし)。のギャラリー編・かのこだ。若手美術作家がよく使うところで、おもしろい作品がみられる。今回もよかった。現代美術は(よかったとか・おもしろかった)しか言葉がぼくにはみつからない。このギャラリー築60年の木造建築を改築したものでそれがよい造りだ。あと、飲んで喋って気持ちよくかえった。たまには街の空気をすわないとね。

僕はあなたを愛します

2010-02-09 14:46:43 | 日記
と、真心から男が女にいうとき、彼は最高の詩人なのだ。 
自らの生のリズムによって、かれはコスモスのリズムをつくっている。
……
どんなに小さなものを愛してさえ、愛することさえ出来たら、私たちは孤独ではない。
……
空の青さをみつめていると
私に帰るところがあるような気がする
……
詩は何のためにあるのか。
詩は今日、満員電車の吊り皮につかまってそれを読む一人の禿頭の老人のためにある.詩は昨日、劇場の補助椅子に座ってそれを聴いた一人の青年のためにある。また、詩は明日、野原に寝っころがってそれを口ずさむ一人のお下げ髪の少女のためにある。彼らをひととき生かし、そうすることで、彼らを生活し続けさせるためにある。
詩を生活の時間の外のひとつの客観的な価値の如くに考えてはならぬ。人生は日々のものである。そして人生が日々のものである限り、詩もまた、日々のものである。日々使い捨てられることによってのみ、詩は自らを完成し得る。詩は一人の生のために使い捨てられるという栄誉をになうのだ。詩は詩と、それに感動する一人の人とによって、初めて完成するものだ。詩自身はそれだけでは何ものでもない。
………ひとつひとつの言葉がこころをゆるがせる。
詩人の言葉<谷川俊太郎の問う言葉、答える言葉>より。田村隆一全詩集と一緒に図書館で借りた本。愛、暮らし、青春、子ども、年をとる、死、詩などについて書かれている。この詩人も全詩集をつくったら分厚い本になるでしょうね。


「詩を読む男」

2010-02-08 15:52:05 | 日記
2010年。始まった時、「今年は詩を読む」とあまり深く考えず宣言してしまった。ものごとに飽きっぽい僕だけどこれなら断続的にやっていけるのではと、思ったからだ。金子光晴、谷川俊太郎、アポリネール、ランボーなどは積んであるが、山之口獏のものが読みたくてわが町にある古本屋にはありそうな気がして捜してみた。山之口獏はなかったが現代詩文庫の1田村隆一があった。300円だ。得した気分であと2冊買った。
その後その古本屋にいくが掘り出しものが見つからない。それで図書館へいった。そこで僕は愕然とした、大辞林のような分厚い「田村隆一全詩集」があったのだ。そのなかに絵本「火垂るの墓」もある。そんなわかりやすい詩もかいていたのだ。

「死をポケットにいれて」チャールズ.ブコウスキー

2010-02-06 23:27:30 | 日記
91年9月25日12:28AMーこの本は日記だ。
…わたしからすれば、絶えずノートを持ち歩き、何かを思いつくとすぐにメモする連中は大ばか者にしかすぎない。わたしがこうして日記をつけているのは、誰かがそうするよう提案してくれたからだ。しかしどういうわけかこのやり方だと書くのがずっと楽になる。ただ書き流していけばいいだけだ。ちょうど湯気の立った糞が丘の斜面を転げ落ちていくように。…僕のドローイングもブコウスキーさんをみならって気楽にやっている。それがドローイングというものでしょう。だからデッサンとは違うのだ。





   

岡林信康

2010-02-04 23:12:21 | 日記
テレビはあまり見ないけど、昨日の「岡林信康」は見たかったが、見逃した残念。この人とか高田渡とか、漫画のつげ義春とか、ちょっと、変わったひとはおもしろい。アメリカのチャールズ・ブコウスキーやら…変わりすぎてついていけないひともいるけれど。作品もだけど「人物」がおもしろいんだなあ。

イムジン河

2010-02-03 22:19:47 | 日記
車を運転している時、ラジオから「イムジン河」の曲が流れてきた。ヴァイオリン演奏のソロだった。それが歌っているような演奏でなんともいえずよかったのだ。そのあとも「イムジン河」の歌がながれた。アナウンサーはこの曲は「イマジン」とならぶ名曲ですね。といっていた。映画「パッチギ」でもこの曲がながれた…

Sadistic Mica Band

2010-02-02 23:55:19 | 日記
これは見たい映画だが大阪来るのでしょうか。出演ー加藤和彦、高橋幸彦、小原礼、高中正義、木村カエラ、奥田民雄。ドキュメンタリー映画だからよけいおもしろそう。監督、撮影,編集:滝本憲吾、監修、井筒和幸…

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いきものは、生きている限り、視覚.聴覚.嗅覚.触覚…が躯を刺戟する…それをことば.形で表したい。