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amita_gate's memorandum

その日読んだ本やサイトのメモ

真理について(素描)

2005-11-17 20:35:53 | 形而上学についてのメモ
III.真理の源泉について
A.真理が備えている性質は何か。
1.普遍性
2.永続性
3.不可変更性
4.実在との一致。
5.その源泉が真理であること。
6.知覚可能性。
7.公然性。
8.善なる性質。(美・快・卓越性等含む)

B.真理を判別する基準は何か。
1.従前の知識との適合性。
2.実在との対応性。
3.信憑性。
4.権威による判定。
5.理性による判定。不可疑性。明晰判明性。
6.直観・啓示等による判定。
7.信仰による判定。
8.以上の複合。

知識について(素描)

2005-11-17 19:34:48 | 形而上学についてのメモ
何にせよ、見取り図を描いて、全体を整理してみることは重要であるだろう。

I.知識とは何か。
知識を厳密に定義することは困難である。
A.判断や行動の根拠となること。真偽を問わない。
B.判断や行動の妥当性の根拠となること。真偽を問う。
C.実在の秩序の言語的な反映。もしくはその試み。
D.実在/非実在の出来事の言語的/非言語的な反映(知覚。自覚)。
E. A-Dの事柄の(人間的営為によって維持されている)蓄積。蔵。

II.知識の源泉について。人はどのようにして物事を知るのか。
A.感覚によって。
B.伝聞によって。
C.感情ないし情動によって。
D.理性(直感ないし推理)によって。
E. A-Dの複合である、学習(経験ないし訓練)によって。

A.感覚によって知られる対象は何か。
1.実在
2.事実
3.感覚

B.伝聞によって知られる対象は何か。
1.事実
2.物語
3.可能性

C.感情ないし情動によって知られる対象は何か。
1.感情ないし情動そのもの
2.印象・思い出
3.意味・価値
4.予期、期待

D.理性によって知られる対象は何か。
1.法則(区別・関係を含む)
2.意味
3.根拠

D-1.法則は何を根拠に知られるのか。
a.経験と内観
b.実験と観察
c.快と効用

D-2.意味は何を根拠に知られるのか。
a.聖典と権威
b.テキストと解釈
c.概念と思弁
d.快と効用
e.語の用法

D-3.根拠は何を根拠としているのか。
a.理性以外の知識の源泉(A-C)
b.言語
c.構造
d.実在
e.真理、神等超越的な何か。

E.学習によって知られる対象は何か。
1.慣習
2.規範
3.意欲
4.規律・熟練
5.理想
6. A-Dの全て?若しくは一部。
*生得観念の有無、アプリオリな判断の成否に関係する。