インド日記~No problem, ma'am~

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深い河 ディープ・リバー

2009年05月09日 14時16分11秒 | ひとりごと
旅行記の途中ですが、旅行から帰ってきてKちゃんも日本に帰って2~3日、
遠藤周作の表題の本を読んでいました。

旦那が、私たちが旅行してる間、先輩の結婚式のため強行スケジュールで
一瞬帰国(自費)していましたが、その時に実家から持って帰ってきた本です。
過去に読んだ本で、これを読んだ時、ガンジスに行きたくなったとか。
で、勧められて読んでみましたが、久々に読む日本語小説としては、重すぎる内容でした。

深い河というのは、ガンジス河のことで、
ガンジス河を中心に、数人の人物の話のうしろに、愛や人生の意味、宗教など、
重たい深いテーマが流れています。

インドに住んでいて、ガンジス河にも行ってきた直後の私には、
場所や人、インドの様子の描写がすごくリアルに感じられました。
たまに生々しすぎる描写もあったり。。

感想が書けるほどえらくないので、書く気はないのですが、
こんな本を読むと、昨日ガンジス河でのことをおもしろおかしく、
(でもないですけど、いかにも無知な、インドの人たちの気持ちに無頓着な感じで・・・)
ブログに書き、写真を載せたことが、ちょっとうしろめたくなったので。。

なんて言ったらいいんだろう。
インドって、日本人からすると、おもしろいこともあるし、
なんでやねんってことも、ばからしいことも、不思議なことも、色々あるけど、
その根底にはやっぱり、この土地の歴史や文化があって。

だから、こばかにしちゃ良くないこともあるんだろうけど。。
だけど、このブログには、軽い感じでしか書かないと思うので、お含みおきください。
こんなことがある、あんなこともあるってのを、ちょこまか伝えられればと思っているので、
インドのこと、実際のところは、来て、見て、感じてもらえたらと思います。