恩師と・・・

クラブの顧問になって頂いている阿部先生の陸上教室がありました・・・

私が大学時代から、変わらぬ細かい指導で勉強になりました・・・思い返せば、いつも練習の目的を説明して下さっていた気がします・・・

私自身、指導の中で必ず「練習の目的」を説明しますが、これは、阿部先生がいつも私たちにして下さっていたことだったんだなあ・・・それが自然に身に付いていたのだと　あらためて気づきました。。。

私が、今の職業についているのも・・

高校時代に私に陸上を勧めて下さり、とにかく「練習嫌いの私」を諦めないで引っ張って下さった 「香取先生」

と

大学時代に私に陸上競技の何たるかを教えて下さった「阿部先生」

のおかげなので・・・


ほんと、お二人には感謝　感謝　です・・・


まあ、私は、監督とは正反対の陸上人生でした・・・


中学時代「バスケット部」・・・まあ、遊び半分の部活でした・・・

高校入学・・・女子の少ない高校で友達のほとんどは、男子の部のマネージャー・・・その流れで私も男バスのマネージャー志望でした・・・


あそこで、香取先生が陸上に誘ってくれなかったら・・・と　思うとゾッとします・・・


誘われても、誘われても、なかなか入部せず・・・

入部しても、まあ、中学時代同様「同好会」気分の私・・


真剣さのかけらもない私を・・・ほんと、見捨てず、部員として叱咤激励して下さり、私の特性を見極めて下さった


やっと種目が見つかったのが、高２の終わり・・・じき３年生の春季合宿

「４００M」との出会いです・・・


そして大学入学・・・実質上、長距離ブロックをクビになった私を拾って育てて下さったのが阿部先生です・・・

「８００M」との出会いです・・・


短大生の私に大学への編入を勧めて下さったのも阿部先生・・・


結局３年・４年が私の中で一番の好成績を残した時期でしたから

４年でなく、２年で卒業していたら 今の私はいません・・・これも考えるだけで「ゾッ」とします・・・

私は、この２人の素晴らしい恩師との出会いがなかったら、全く別の平凡な人生だったと思います・・・



と　いうわけで・・・読書好きの普通の女の子は、寝ても覚めても陸上にどっぷりつかる人になっちゃいました・・・



そんなことを考えると・・・ほんと人間はこの奇跡の出会いを大切にしなきゃいけないなあ・・とつくづく思います・・・



今は、可能性のかたまり・・・ダイヤモンドの原石・・・であるたくさんの子供達との奇跡の出会いを楽しんでいます・・・