阿見AC日記

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継続は力なり

2010年02月23日 | 楠康夫 理事長
 継続は力なり、今、この仕事をやるようになってこの言葉の力強さをつくづく感じています。

 特に頭がいい訳でもなく、能力もあるわけでもなく、派手さもなく、地味にコツコツしか出来ない私ですが。

 50歳を越えて、私の感じることは、一つやりたい事を決めたら絶対にやり抜いていく、自分しか理解できない計算の下、粘り強く物事を進めてしまう。

 「お前まだやってるの」しつこいね~~~~~。タイプです。

  私の原点は、やはり陸上競技の経歴にあると思います。中・高は県大会6位入賞が精一杯の6年間、茨城の先生方は、まさか、私が大学1年生の時から、箱根駅伝を走るとは誰も思っていなかったと思います。当の本人だってビックリしましたからね・・・・。ただ、粘り強くコツコツ、けがを最低限に抑えた結果が、天から頂いたチャンスをものにしていっただけ・・・、というか、相手が崩れていったという感じで転がってきました。その後、茨城に帰ってくると、いろんな人が声を掛けてくれるようになりました。後で知りましたが、その時、茨城県で箱根駅伝にエントリーされていたのは、15大学14名エントリー=210名 そのうちの5名だったのだから、そりゃ凄いことなのかな?

 結果は、6区区間14位で、自信を失いかけたレースでした。思い出したくないレースの1つでもありますが、これは、オレみたいなレベルの選手じゃ、今までの努力ではだめだ、死ぬ気でやらないとこの世界では、やれないぞと思いました。康夫青年19歳の冬のことです。

 本当の意味での「コツコツ人一倍努力をする人生」が始まったのもこの頃かと思います。

 それから、27歳9ヶ月まで現役を続けることが出来ました。私にとっては忘れられない、思い出深い、駒沢大学、ヤクルト時代のランナー人生を送りました。オレみたいな人間でも何とかここまではやれるのだなと感じたものでした。そして引退をし結婚しました。継続は力なりという言葉を肌身で知りました。

 現役時代とは形は違いますが・・・・・・、クラブを始めて10年余り、当初より掲げていた事がやれるようになってきました。

 私はこのクラブでやりたい事を計画書のように書いていますが、この十年、当初から掲げていたことや数年前から掲げた事が、現実になってきました。

 中・高生を教える仕組みを作りたいな~~~~~~。

 トップチームを持ちたいなー~~~~~~~。

 職員を雇用したいな~~~~~~。

 行政とパイプを持ちたいな~~~~~。

 スポンサーを作りたいなー~~~~。

 等など・・・・

 とにかく、この組織を拡大、継続することにより、このような事をやってくることが出来ました。もちろん満足はしていませんし、達成感もまだありませんし、まだまだだと思っていますが、続けることの大切さをまた、体感することができています。

 「おい、まだ、楠はやってるよ」といわれるくらい粘り強く、阿見アスリートクラブを世界に進出させるまで頑張ろうと思っています。「人、物、金」の動く本物のクラブをいかに造るかが勝負になるかと思います。

 「継続は力なり。」

 私には力をくれる言葉ですが、それを実証していきたいと思います。

 選手の皆さんも、何か1つ決めたら続けてください。結果が出るまで続けてください。そこにきっと何かをつかむことが出来ると思うから。

 頑張れ、アスレッコ 夢に向かって発進




 

 

 
 

 

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