阿見AC日記

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クラブ20年の思い⑬ クラブの指導、事業に

2019年10月12日 | 楠康夫 理事長
トップチームとしては、マリエ選手の1つ上の小盛栄一くんを指導者兼選手ということで正採用しました。
男子の指導者は、将来大切になると思い、育ってくれることを楽しみにしていました。
冬の名物練習、シリーズ走で、小盛君に挑戦していく山田鐘平、楠康成、それにこたえるコモリコーチ、プレイングコーチとして、この世代の中学のメンバーの成長は、ここにもあったと思います。
現在は、茨城高校の教員になり、家庭も持ち子供さんも生まれて家族の立派な大黒柱。今も試合会場などでも会うこともあり元気な姿を見ています。

クラブの小学生のアルバイトコーチとして、高校の部の会員でもあった、相沢佑樹君が、クラブ出身者として第1号の指導者に加わってくれました。クラブ当初からかかわってくれていた保護者の皆さんが、子ども達の成長と共に、クラブでの指導も出来なくなってきており、クラブとしても考えていかなくてはならない時代にもなってきました。そういった意味で相沢君が関わってくれてことは歴史の扉を開いてくれました。
クラブの指導体制が、保護者ボランティアという考えから、雇用の社員、アルバイトという経験者がコーチしていく時代に大きく変わりだしていくスタートとなった年だと思います。

たつのこフィールドでの定期練習以外の竜ヶ崎かけっこ教室もこの年からスタートしました。
クラブで培ったノウハウを少しコンパクトにまとめて小学生に教えていく教室形式のスタートともなりました。

また、WAM助成金も獲得でき、障がい者アスリート支援事業として、スペシャルオリンピックス日本・茨城県設立準備委員会が開催する、練習会に私と小盛くんで、コーチとして1年手伝うことになりました。私の障がい者に対する理解が進んでいく大きなきっかけになりました。このことがその後、知的障がい者アスリートの皆さんが、何人かクラブに通ってくるきっかけの一つになってくることとなりました。クラブの幅にもなっております。

高校生の部は、3年生になった矢崎玄樹選手(土浦一)と鈴木宏大選手(東洋大牛久)、1年生の植村真維選手(土浦湖北)の3人が、初めて北関東高校に駒を進めることになりました。
しかし、全国インターハイへの道は、なかなか、甘くはなかったです。
北関東高校大会が壁のように立ちはだかりました。クラブの小学生、中学生、高校生の部を作り上げてきた最初のメンバーのインターハイ出場の目標はなりませんでしたが、その定期練習会システムを作り上げてきた軌跡、そのことがクラブの遺産として受け継がれて、現在に至ってきていることは20年の実績が物語っています。

2007年の主なできごと
・クラブ初の全国制覇 中学の部 久貝瑞稀ジュニアオリンピック女子Bクラス100mH 優勝
・荒川万里絵選手2年連続、日本選手権入賞 女子200m7位
・アルバイトコーチスタート
・WAM助成金の獲得
・高校の部、初の北関東大会出場

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