阿見AC日記

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マラソン2時間切り

2019年10月14日 | 楠康夫 理事長
オーストリア・ウィーン12日
キプチョゲ選手(ケニア)がマラソンで2時間切りチャレンジのイベントで
見事に“1:59:40”でゴール
通過、5km毎の記録は以下の通りだそうです。
5km 14:14
10km 28:28 (14:14)
15km 42:34 (14:14)
20km 56:47 (14:13)
中間 59:52
25km 1:13:59(14:12)
30km 1:25:11(14:12)
35km 1:39:23(14:12)
40km 1:53:35(14:12)
42.195km 1:59:40(6:05)

世界の一線級の選手が入れ代わり立ち代わり、ペースメークして走りサポート体制を作り
コースも考えて、天候、風、気温などのすべての条件等を揃えてのレース
非公認ですが、このチャレンジにしっかりこたえられるキプチョゲ選手はいろんな面で強いです。

この5km毎のペースの正確さ上限2秒、このハイペースに、それにしっかりついて行ける力は凄いですね。
400m68秒2ぐらいでしょうか?それで、マラソンまでですか・・・
世界には、彼の他にも、チャンスをもらえれば俺もチャレンジしたいなと思っている選手がいるんでしょうね。

私が現役時代、月刊陸上か?マガジンの記事ので、人間はどこまで速く走れるか?マラソン編みたいな記事で、1時間58分ぐらいまではいけるという可能性が書かれていたことを思い出します。簡単に言うと5km14分00秒で走ることになると・・・・それから40年近くなって随分近くに人類は来ましたね。
まずは5000m12分台で走る走力がついてくること、400m60秒~62秒以内で5000mを走れる能力が必要になると思います。400m60秒を切って走る練習をしていくと乳酸・酸欠との戦いに勝たないといけないですからね。これも結構きついですね。どこで、どう鍛えるか?ですかね。

マラソンの記録における、夢のような記録への挑戦1時間58分00秒、その走りが、現実に近づいてきています。

先日の世界選手権の様な高温、高湿度の試合、消耗戦にどう勝つか?
それとも高速レースを制するタイムを狙うか?
スローペースからのペースアップをする変化や、ビルドアップ、ラストスパートで勝つか?
どんな選手を育てるか?それによって日々のトレーニングの仕方も変わってくるのでしょうから・・・
日本が、マラソンで戦うためには、どこをどう鍛え強化していくか?そしてメダルに近づいていくか?
そんな時代になってきたような、そんな気がしますね。

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