阿見AC日記

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クラブ20年の思い⑬ 世代間育成システムの効果が出てきました。

2019年11月06日 | 楠康夫 理事長
世代間育成システムは2006年で、完成していました。
そこから生まれ育ってきた会員の皆さんが中学、高校と育ち、
複数の全国大会へ出場する選手が多数出てきたのがこの年です。

全日本中学4人の出場
楠康成(竹来中3年)男子800m1500m
久貝瑞稀(阿見中3年)女子100mH
山田鐘平(土浦三3年)男子100m
赤塚佳苗(城の内3年)女子100m
念願の複数出場、クラブの仕組みによってスクスクと育ってきた実感のわいた成果でした。
そして、康成が見事に男子800mで6位に入賞しました。
昨年、ジュニアオリンピックで優勝した、瑞稀は足の故障で残念ながら、全中は、会場に行ってから様子を見て棄権することにしました。
将来のことも考え、涙、涙の決断でした。

ジュニアオリンピック過去最高人数の出場者7名
楠康成(竹来中3年)Aクラス男子3000m
久貝瑞稀(阿見中3年)Aクラス女子100mH
山田鐘平(土浦三3年)Aクラス男子100m
赤塚佳苗(城の内3年)Aクラス女子100m
中島優希(都和中2年)Bクラス女子100H
中野亮 (牛久南中2年)Bクラス男子100m
市村脩人(豊里中3年)Aクラス男子走り高跳び

残念ながら、入賞は出来ませんでしたが

いよいよこの世代が全国区になり、世界を狙う!
そう思えました。

2012年には
久貝が世界ジュニア100mH日本代表 康成がアジアジュニア1500m日本代表になりました。
現在
楠康成は実業団小森コーポレーションを経て、クラブトップ選手と世界を狙う人材に育ち、仕組みづくりに自ら協力しています。
市村脩人も男子走り高跳びで日本選手権出場を狙える選手としてクラブ所属で競技を続けています。

2008年にこの子達を育てていて世界を感じたことが、10年余りの時が経ち、あの日夢見たことが・・・
2020年には世界を狙う中距離チームの発足、その中心者になりました。
これぞ世代間育成システム 20年の月日が物語っています。

2008年よりトップ選手に加わった、志鎌秀昭選手が男子走り幅跳びで大活躍をしました。
全日本実業団陸上 優勝
日本選手権    3位
国体       2位
マリエコーチの同級生で、紹介されてトップ選手としてサポートしました。
オリンピックをめざし、阿見アスリートクラブの名前を全国に発してくれました。
まさしく空を飛ぶ、そんな感じのする跳躍に魅了されました。
特に、全日本実業団陸上での優勝は、大接戦の大激戦をスタンドで見守ったことは、今も忘れることはありません。
マリエコーチが5月に肉離れで戦線離脱、苦しいシーズンを送っていましたので、その分、志鎌選手が頑張ってくれました。
植竹万里絵さん(現荒川)志鎌秀昭さん 小盛栄一さん 3人が阿見アスリートクラブトップチームが実績を本物にしてくれました。

高校生の部は
北関東の壁が立ちはだかりました。
男子800m予選 圓井昇太(並木高3年)選手、3組2着+2
ラスト直線に入り2番手になり、これで予選突破と思って・・・・
ゴール寸前で、急に追い上げてきた3番手の選手に追いつかれて、胸差で逆転3着に、+にも引っかからずに惜敗しました。
勝負は、下駄をはくまでわからない。
昇太には、高校生でももう一歩にところで全国へ行かすことができませんでした。
中学の全中 高校のインターハイ、昇太には行かせたかった・・・

丁度その頃から、長男の康平は、父ちゃん康成が成長してきたから、俺は、絵の道に進むと走る挑戦はやめる決断をして、美術の世界に本格的に挑戦を切り替えていきました。小さい頃から絵は上手く、中学1年からは大石先生について週1回マンツーマン指導を受けスクスクとその能力を磨いていました。この時期から、受験を真剣に考え、絵を書き込んで、準備をして武蔵野美大に受かりました。(康平は、クラブキャラクターさめぞうの発案者でもあります)
君の頑張りは競技実績には跳ね返って来なかったけど、阿見アスリートクラブを創造してくる過程に置いて君の存在が無ければ、私が頑張れなかったかもしれません。
康平、ここまでありがとう。
スポーツと美術を繋げて欲しい。それを出来るのは貴方だけ。
これからも、美術の世界で有名になって、クラブに還元を頼むよと・・・
そういって時が経って、今は、漫画の道で飯が食えるように頑張っています。

指導体制として
保護者のボランテイアコーチに頼ってきた小学生指導体制を、アルバイトコーチ中心に切り替えていきました。
マリエコーチの筑波大陸上部の同級生中心に 天野さん 木野村さん 林さん Sコース中心に田原さん(先輩) 石川さんが数年にわたって手伝ってくれました。
ここに関わってくれた皆さんもそれぞれ教育者・指導者としても仕事をされています。
今も試合会場などでもお会いすることもあり、立派になられています。
それも嬉しいことです。

世代間育成システムの成果が出てきたのがこの年だってんでしょうね。

2008年度 主なできごと
・トップ選手採用 志鎌秀昭選手
・全日本実業団陸上初優勝
・全日本中学初入賞
・全国大会に複数出場 全日本中学4名 ジュニアオリンピック7名
・アルバイトコーチ制度導入
・市民ランナーの部スタート
・小学生の部 全国日清カップ 男女400mリレーで出場
・小学生の部 全国クロスカントリーリレー研修大会に3回目の出場
・小学生の部 県スポーツ少年団駅伝 男子初優勝

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