阿見AC日記

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福島県からの避難者の皆様へのボランテア活動 一つの節目に 

2011年09月20日 | 楠康夫 理事長
 昨日は、福島県南相馬市のTさんが、20km~30km圏内原町の借り上げアパートに今月末に引っ越されるので、この機会にボランテイアの皆さまに是非、お礼を兼ね懇親会を行いたいとのご要望があり、総勢13名での開催となりました。

 東日本大震災から半年が過ぎ、7ヶ月目にはいってしまいました。

 阿見町で避難生活を送っていた福島第一原子力発電所からの20km圏内の皆様にも、いよいよ動きが出てきました。

 Tさんは、水道工事関係の仕事の方であり、原子力発電所から16kmに自宅が残っており、これからは、少しでも小高区に近いところで避難解除を待ってみようと決意を固め戻ることになりました。

 また、浪江町のFさんは、津波で家を流されてしまい、娘さんが亡くなり、お孫さんはいまだ行方不明の方であります。ご主人が電気工事関係の仕事をされており、今回、鹿嶋地区に家を見つけて、仕事をしながら、少しずつ生計を立ていこうと決意をされました。

 Tさんは一家で、Fさんは、ご主人が福島で仕事をしながら、阿見町との二重生活を当面しながら、次のステップにつなげる時間にしたいとの事です。

 避難者の皆さんは、今回の定期的なボランテイア活動に大変、感謝されております。この半年の間、阿見町で少し充電できたパワーと元気を、福島の復興のために生かしていきたい。そんな感じさえいたします。何よりも自分のために、家族にために、故郷のために。

 これからも、福島第一原子力発電所20km圏内の復興に少しでも協力ができればと考えております。そんな架け橋の役割ができればと考えております。

 お体を大切に、ご健康をお祈りいたします。
 

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