阿見AC日記

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努力は無限

2007年04月11日 | 楠康夫 理事長
努力は無限。
私はいつしかこの言葉が好きになりました。

まじめにコツコツが心情の私ですが、
なかなか結果がでずに、苦しい時期がありました。

駒澤大学2年生の時代を思い出します。
1年生で箱根駅伝を走り、山下り区間14位と惨敗した私は、
何としても速く走りたいと、思い努力を始めました。

4年生の先輩に長距離は365日走ると言われ、
それまでは、週1日は完全休養をとっていた自分にとって
それは苦しいこととなりました。

走って疲労を抜く。ということが全然わからず、
無我夢中で努力しました。

5月の関東インカレで、
2部20㎞では5位に入賞したのですが、
それ以降は体が動かず・・・それでも頑張りました。

9月からは、箱根のメンバー争いが始まり、
10000m記録会で後輩の1年生に負けてショックを受けたりしました。

同級生からは、
おまえは努力の割には走れないな
なんて冗談で言われましたが、
精神的には効きました。

それでも私は、努力だけはやめませんでした。
そして12月上旬の青梅での箱根合宿は、
ついに大便中に激痛が走り、
真っ黒な血の混じったうんこがでました。

その合宿でいいところは全くなく、走れませんでした。

このままではメンバー落ちかと思われました時に、
私に365日走れと言った先輩から、
「いいか。楠、疲労を抜くことも考えろ」
「おまえは一年努力したんだから、絶対に走れる」
といわれた事がヒントになり、
種濃し体調をあげる努力に切り換えました。

すると体から少しずつ疲労が抜けて、
ある程度まで回復し、
2年生の箱根では、3区区間8位で走ることができました。

この時あきらめていたら、
私の箱根4年連続出場は無かったのです。

でも本当に、努力の成果が現れたのは、
それから1年の大学3年1区区間4位。

この時は別人になった気がしました

そのうちこのこともブログに書きますが、
私の場合本気で努力し始め、
全日本学生クラスで入賞できるかできないかになったのは、
約2年の血のにじむような努力ができたからだと思っています。

天からもらったものも素質だとお思いますが
努力がでいるのも素質といいます。
自分が強くなりたいと思ったときにこそ、
コツコツ努力を始める事を忘れないで欲しい。

少し時間はかかるかもしれませんが、
結果が出るまで努力をして下さい。

努力は無限

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