利用した民宿は「蟹」を売物にしている宿でリピーターも多いようでした。昨年利用した時は美味いと思いましたが今回は美味いとは思いませんでした、季節によるのかもしれません。民宿は株式会社化されていました。経営者も変わり儲け主義へ？民宿の良さは無くなりビジネスホテルの感じ。我が国も医療の世界に企業の進出が懸念されていますが（TPP)日本の将来の姿を垣間見た感じでした。次も利用したい気にはなりませんでした。/font>
民宿からの眺めです。民宿は小高い丘の上に建っていますので天草市の姫戸港を見下ろす事が出来ました。昨年４月に訪ねた時も描きましたのでこれで２度目のスケッチになります。
天草への橋を渡らずに三角港へ、この港は「坂の上の雲」のロケに使われた場所でレトロな雰囲気を残す港町・・・残念ながらグルグルと徘徊しただけ、物産館で時間を潰し天草への橋を渡って予約の民宿に到着でした。去年の４月にも同じコースを辿りました。民宿からの眺めです。
数分の間にモヤが消えて・・・、これなら天草でのノルマも達成できると思い始めました。霞んでいた対岸の家並みが見え始めると「描く」への踏ん切りもつきます。「シブシブ」から「サアー！描くか！」と気分も一新しで描き始めました。
何とか１枚描いたところで一寸一服、止めたくても吸い続けているタバコに火をつけました。昼過ぎ、これも予報通りに天気は回復傾向・・・、対岸のモヤが消え始めもう１枚描いて見るか・・・、今回は現場スケッチと数で勝負と意を決めて描いたモノです。駄作もいいとこ、これで良しとする事にしました。
天草の往路は予報通りに降ったり止んだり、描く気持ちなど起こる気がしない時間帯でした。このままでは何も描かずに終わる、どこかで踏ん切りをつけなければと思い立ち寄った駐車場からのスケッチです。フロントガラスに叩きつける雨をワイパーで払いながら・・・、色も形も見えない中で何が何でも兎に角１枚の絵です。宿題をしていない小学生がべそをかきかき仕方なく漢字を書いている姿を想像してみてください（笑）。
近くにある生鮮食品専門の店、送迎係を務める時は人の出入りが見えやすい場所に駐車して雑記帳の端っこから一杯になるまで描いて時間を潰すことがあります。３年前のモノです。
