話せば長くなりにけり
ミノック某所侯爵邸には
鐘楼が据えられており
警護の要となっている
だが、この鐘楼の足場は
ござと絨毯で支えられており
耐久性と雨漏りが気になる
なんとかして欲しいと相談され
ブリタニア建築界を興奮の坩堝に叩き込み中の
最新アイテム
敷床を持込み鐘楼の下に敷き
これで安心ですばんざーいばんざーいと
相成った
だが翌日
『親分、てぇへんだっ』
「どうした!」
『床が…床がっ!』
「消えたか?」
『その通り』
「やっぱりね~♪」
施工責任上
そのままにしておくわけにもいかず
大和野外スタックオブジェ第一人者、じみー氏と共に
ナントカするべく邸宅に乗り込む
この時
めろちゃんもいたのだが
「ねえ、ここまでこれると思う?(邸宅内3F)」
『無理だね』
という会話が囁かれていたことは伏せておこうと思う
家主は先に就寝し
やりたい放題の二人が作り上げたものは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/d3/7d1f5547477d1b18a7041f2a6cdbddc9.png)
激励こそ最大のメンテナンスである
まだまだっ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/8b/e38c8f93fc411f5d0251b4647c4f8de9.png)
そういえば
寝る前に侯爵殿が言ってた言葉を思い出した
「明日目が覚めたら
エライモンが完成してるということですか」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/38/f55435e289badfd6e4d1687ef777fbed.png)
謎のスチパン風味オブジェ完成
鐘楼は
どこへ行った…
今後この二人が
邸宅内出入り禁止にならないことを
祈るばかり
これは下のスイッチを入れると
蒸気釜が加熱され駆動開始
回転より感電をもたらす銅線コイルから
電力を伝えられたエルフ糸車は厳かに廻り
力強く牽かれた紐が今まさに鐘を揺らす....
(ここまで所要時間約10分)
何一つ無駄なモノの無い
完璧な構成と言えましょう
最先端技術を駆使した
機械化鐘楼に何かご不満でも!
一礼に値する会心の作だとおもいます
更に上部に、ブレードスピリッツなんぞ取り付けた日にゃ
世界タービン斯くの如くあり、ってなもんですよね
…
… …
よそのおうちに、勝手に内装するって
めっちゃ愉しい・・・