*** 出品作品 全7点 ***
敬称略
PDは送付いただいた資料のSSを使用しております
Entry No.1 【Karen】
鮮やかなドライアドグリーンが目を惹く
定番の春らしい装い
可愛い色使いとは裏腹に
装備そのものの性能に気を配った仕上がりは
実用本位で，色気の欠けと
逆に色彩過剰になりそうな戦闘用の服に
お洒落の幅を広げる楽しさを
見出してくれる
エルフのベルトの色合いと分量も
後姿にポイントを与えていて
のっぺりとしがちな派手な布色を
引き締めていて効果的
惜しむらくは
ワンポイントとしてのランタンが
スカートの色と馴染みすぎて
もったいないと思った
Entry No.2 【Porter】
都都逸のごとき軽快な口調の
パフォーマンスに引き込まれる
幾多の戦歴を重ね
沢山の勲章を持つ老練な騎士
手入れを欠かさないのだろうと思われる
磨かれたプレートの発色が
派手すぎず
かといってくすみ過ぎず
プレート防具の持つ
ストイックな色気を感じた
サッシュの見せ方も
全体をまとめるアクセントで
効果的
若干
足元の細さが気になるが
舞踏会なので
軽快な足元で装ったのだろう
どっしりとしたフルプレート装備で
自慢の得物を手に
馬上で誇らしく胸を張る姿を見てみたい
Entry No.3 【D.Ivy】
エキゾチックエレガンス
極彩色で描かれた
インドの神様の図画から
抜け出してきたようだ
ラクシュミかカーリーか
気になるところ
プレートネックが
インド神が身につけているような
じゃらっとした豪華なネックレスに見える
普通のクロークとは見え方が違う
謙譲のクロークの立襟の部分が
更に豪華さを添えている
色使いも金と朱赤、ピンクと
情熱的で印象に残る
手に持つ物にセプターを選択し
その染色も計算されている
全体にバランスがよく
作者の表現したいことが
全て現れている作品だと思う
可愛くてしたたか
女って怖い
Entry No.4 【Coca】
危ない色男
女性からは憧憬の
男性からは嫉妬の眼差しを
一身に受けそうだ
シンプルな色使いながら
PDを開いてじっくりと見たくなる
それはきっと
ぴしっとプレスされた
純白のドレスシャツのせいであろうか
イタリアの高級な
ドレスシューズを連想させる
ノーマルタブで染色したという靴であるが
モデルの髪色とマッチしており
（注：当日のモデルとは掲載したSSが違う 当日は銀髪）
全体の黒っぽい色合いを
引き立てるアクセントになっている
更に、細いシルエットに安定感を与えている
多くの女性から
ダンスの申し込みが殺到しそうな
ハンサムさん
ダンスで靴を踏まれないように
お気を付けあそばせ
Entry No.5 【Reiri Dea】
グラマラスで情熱的な赤
女性の柔らかな身体のラインを
引き立てている
肌の露出効果を狙い
ホルターネックに見立てた
女性用革鎧の使い方と
髪型を考えての後姿も
豊かな胸元と細い首筋を引き立てて
上品なセクシーさが漂う
白い柔肌に映える金色のアクセサリーも
シンプルながら美しい
手に持った本が
パーティー用のクラッチバックに見えるのも
気の利いたアイデアだと思った
コンセプトの
資材の有無、種族に関わらず
（ガーゴイル族は除く 除くったら除く）
気軽にエレガントな装いができるというところも
ポイントが高い
お洒落の原点を
もう一度見つめなおそう
そう思わせる作品だった
Entry No.6 【Rilakkuma】
春の日差しのような
とろけるような雰囲気が漂う
PDよりもフィールドの可愛らしさが際立つ
ハロウイン布は
もはやお洒落の定番に
なりつつあるのだろう
びっくりするような
発色になる事が間々あるが
スカートのてろんとした
どこか懐かしい風合いの
色選びが上手だ
慈悲アームを袖に見立てた
アイデアも意外な発見だった
熊帽子を取り
後ろを向いたときの
リボン風に見立てた帯も
可愛らしくて楽しい
デコラティブなパフスリーブや
純白の帯の発色
スカートの色合い
ガラスのような質感の靴
それらすべてが相まって
細かな光の粒子を
まとっているように見えた
森で娘熊の帰りを待っている熊父母も
きっと喜んでおられるだろう
Entry No.7 【Olfianna Ⅱ】
季節感を取り入れた
楽しいアイデアが
沢山詰まっている作品
緑の陣羽織が
色も楽しい
軽いスプリングコートのよう
ふわっと滲ませたような色のブーツが
暖かで可愛い
ラビットファーブーツを連想させる
チェインレッグをタイツに見立てて
ネックレスと色合いをあわせているのも
女の子らしいこだわりを感じる
リアルでも取り入れられそうな
セットだと思った
ランスを日傘に見立てるという
斬新さにインパクトがあった
痴漢撃退にもなりそうだ
