「手術直前、チョコの叫びか激痛の巻」
翌週から入院。
しばらく会社には出てこられない(→ω←)
すでに退職することが決まっている後輩には最後の月であるにもかかわらず、結構な負担をかけることになっちゃうのだけれど、仕方がない(汗)
この週はしばらく会社に出てこない代わりに、色々と仕事の段取りとスケジュールを確認しておかなければならない。
というと、なんだか仕事のデキルOLみたいですが、「出てこられない」となると、なんだか不思議と使命感が燃えるものです←普段はやる気なしモード(爆)
また、会社で一緒にお仕事をしている派遣スタッフさんと夜は夕食を食べに行く予定になっていました。
日頃から気に掛けていただいて、狂言などもご一緒する間柄なのですが、
「入院と手術が順調にいくように」ということで、ご馳走してくださるとのことで(感涙)
そして、この日は生理になって2日目。←見事にお客様は遅れて到着。
お昼を食べ終えたあたり、少し下腹部に痛みが走りました。
「ああ、生理痛だなぁ」と思って、多少のダルさを感じつつ午後の仕事へ。
午後1時半。
キューーーーーーーンと下腹部が痛み始める。
「い、いかん。普通の痛みと違う・・かも」
パソコンを打ち静かに座って仕事をしているものの、前のめりになるほど痛んできた。
「やばいなぁ・・」
一応、トイレに行ってみる。
これで、ただの「便秘」だったら大笑いでしょ(苦笑)
しかし、便秘ではなさそう。笑い事じゃないらしい。
洗面所からデスクまでの道のり。
スタスタと普通の速度では歩けない。
誰かこの異常な歩き方に気付いてしまうだろうか。
いえ、みなさん、自分のことに精一杯忙しいのでわからないかな。今ここで騒がれて救急車を呼ばれちゃっても困るし。
K先生の「痛くなったらすぐ病院へ来てください」の声が頭をかすめる・・・
バッグの中に鎮痛剤を探すも、見当たらない。ああ、基本的に鎮痛剤は滅多なことでは飲まないため、持っているときと持っていないときがある~
会社の同僚に頼んで、鎮痛剤を持っている人を探してもらい、無事ゲット。
給湯室で貰った薬を2錠 むさぼるように飲みこむ。
薬が効くまでの間、
手が震える。
真っ直ぐに立てず、呼吸が荒い。
「これ、マジでヤバイんじゃないか・・・茎捻転なんて起こしているわけじゃないだろうけれど・・・」
人目につくと尋常じゃない様子に驚かれそうなので、トイレの個室に入りしばし休息。
10分程度休んで仕事場へ戻りました←己でも驚く何たる気合い
今考えるとバカだけれど、夜、入院する私のために母心で食事を予約してくださっているスタッフの方に心配を掛けたくなかったんですね。
(仕事じゃないんかい・笑)
痛みさえ治まれば。
顔が青い。とにかくパソコンに無言で向かって薬が効いてくるのを待つしかない。
変に忍耐強いところは、時折長所にもなりうるけれど・・・
子供時代から、運動部の練習中に貧血を起こしそうになり目の前が真っ白になっても手押し車を続けてしまう、なんていう今では信じられないような性が、まだ生きているのでしょうか(^^;
アホですね。もし食事中に鎮痛薬が切れて倒れこんだらむしろ、その方にはとてつもないご迷惑をかけることになろうというのにね。
でも、治まった、痛みσ(⌒д⌒;)
普段、鎮痛剤を飲まない私には効果覿面だったようです。
翌日の会社はお休みして1日寝ていました・・・
8月以来、苦しむような激痛はなく、ずっと鈍痛であったのだけれど、手術する直前、チョコレート嚢胞の叫びを聞いた気がしました。
「あたち(チョコレート嚢胞)を取らないでぇぇぇーーー(手術しないでぇ)ヽ(`Д´)ノ」
そうはいくかいっ (→ω←)
チャッチャと摘出するからねヽ(`Д´)ノ←手術するのは先生だけれど(笑)
そして、入院前最後のスタミナチャージと称して、「金剛流 横浜能の会」で野村萬斎さんの狂言「柿山伏」と能「三輪」を楽しみ、12日ついに入院の日を迎える!
つづく(⌒◇⌒)ノ・・・次こそ「入院・手術」の記録です
【子宮内膜症の症状】
※人により差があるようです。
私は下記のうち、「6項目」くらい当てはまってましたっけ・・・
1.月経痛
2.月経時以外の下腹部痛
3.月経時にレバー状の塊りが出る
4.不妊状態
5.月経量が多い
6.肛門奥に痛みがある
7.排便時に痛みがある
8.吐き気
9.性交痛
その他・・・不正出血、下痢、便秘、肩こり、頭痛、背中、足、外陰部などの痛み、微熱など
日本子宮内膜症協会ホームページ(JEMA)より