子宮内膜症闘病日誌

子宮内膜症(チョコレートのう腫)の闘病記録とともに自分なりに健康と向き合うためのBlog

婦人科手術後の癒着について

2006年03月06日 | 子宮内膜症について

癒着…なんて言うと確かにあまり聞こえがよくないのですが、手術をして縫合した部分は「癒着するから傷が治る」ため、癒着は必要なこと。

ただ、問題なのは、癒着してほしくない臓器と臓器がくっついてしまうと、手術後の痛みや違和感となって現われるらしい。

開腹手術をした人の5割以上が何らか癒着していると何かの統計で読みました。
とはいえ、何の痛みも違和感も感じない人もたくさんいるそうで。
特に何の症状もなければ気にすることもないわけですね。

腹空鏡手術は、開腹手術に比べると、癒着による後遺症は少ないらしいのだけれど、それでも全くないわけではないようです。

だから手術のときは、お腹の中を生理食塩水で綺麗に洗浄したり、他の臓器と癒着しないように「癒着防止材」というフィルムを創部に貼って防ぐとか。←自然に溶ける

参考にしたサイト・・・癒着どっとCOM

昔は術後は安静に…という感じでしたが、今は開腹手術の場合でさえ、翌日には歩かせていたりします。

癒着を防ぐには、術後はなるべく歩いたりして動いたほうがいいから、だとか。

あまり入院中は、こんな知識も意識を持ってなかったので、「なるべく歩いてくださいね」と言われつつ、少し歩いてはサボりまくり、ボーッとしてました。

失敗したなぁぁσ(⌒д⌒;)


後遺症として出るのは術後間もなくの場合もあるし、何年も経過してから感じるようになった、なんてケースも体験談で知りました。
その人たちのそれが直接癒着によるものなのかどうかは、定かじゃないのですが。

西洋医学では手術後の癒着は、次の手術のときに剥がすという方法しかないらしく、他に手軽に頼れそうなのは鍼灸や漢方薬など東洋医学だったりするみたい。


お腹の手術って、いろんな意味で後々に問題を起こすことがあるんですね。





私(鈴花)の話…。

今日現在、違和感程度はすでに慢性化しているものの、下腹部の強い痛みもなく落ち着いています。

で。

会社に社医がいます。
生命保険会社なので、常に医師が常勤しています。

お客様が保険に入るときには保険金の設定が高いと健康診断書扱や医師扱なんてのがあって、要は健康状態に問題があるかないかを審査する医師です。


現役を離れたおじいちゃん先生(以下A山先生)ですが具合が悪いと、暇つぶしに(←失礼な・笑)診療・相談もしてくれます。


業務上、この先生のいる診療所へ行くことが多いので、先週末に襲った結構キツイ下腹部痛について尋ねると

「癒着性腸閉塞かもしれないなぁ」

と言われました( ̄∀ ̄;)

ガスは出ているか、また便は出ているか(固くはないか)聞かれ…


一応、毎日じゃなくても出ている、と(* ̄ro ̄)ヒソヒソ←こんな話ですいません。でもとても大事なことです。


A山先生「レントゲンを撮ってみないとわからないなぁ…ここ(会社の診療所)で撮ってあげたいけど、胸部しか撮れないからね。」


レントゲン…。( ̄▽ ̄:)

ここ半年で何度も撮影してたりして、体にいいはずもなく、できたらレントゲンは避けたいよ(T∀T)

鈴花「病院に行くなら何科に行けばいいんです?婦人科?外科?」


A山先生「外科ですね。東京の○○病院には私の後輩が外科部長でいるからね、気になるようなら電話しといてあげるから、行ってきなさい。」


外科部長かぁ。
きっと、A山先生みたいなおじいさんか…残念(←おいこら)

このA山先生も外科が専門。
東大病院の医師だった昔はよく婦人科手術のあとに腸閉塞を起こした患者の緊急オペもしたとかで。

「へぇ~~(・∇・)」←すっかり他人事


でも、そういう患者さんが多かったのもA山先生現役時代は昔で、開腹手術が主流でしょうし、今より医療や癒着防止剤みたいなのも優れてなかったから?←とは発言不可能でしたが…失礼か、そんな昔じゃないって(苦笑)


A山先生「私の紹介だって言ったら優先してやってくれますよ」


優先。

…。
じゃなくともいいです(そんな切羽詰まってないし…)
もっと具合の悪い人いるだろうし(⌒-⌒;)


こういう割り込み患者がいると大きな病院の紹介状なし患者は長く待たされるのねん…←かなり待った経験あり一般患者


A山先生「まぁ、その結果、婦人科系なら今の担当医の先生に相談してみるといいでしょう。どこの病院だっけ、ああ、TD病院ね、あそこは慶応の医者が多いよね。・・・そう、慶応医大の医者なら優秀だよ」

優秀…。ほぉ・・。そうは聞きますがね。
うん、婦人科担当医のK先生はともかくとして、消火器科のI女医もその慶応みたいですけれど…苦手
↑技術や腕とは関係ないか( ̄∀ ̄;)

A山先生は東大医学部だったらしい。
とうだい・・・いがくぶ。

どんな頭してたんだろ…。
息子さんもお医者さん。やっぱり遺伝子が違うのよね。
知能指数を自慢できない私には予測不可(笑)


ま、それはいいとして。(無駄話多し)


ふぅむ(*ーー*)

外科か婦人科か、ねぇ。

診察カードコレクターになっちゃうよ。
とりあえず、またBlogに更新しながら、自分なりに様子を観てみよう。

そうそう、お腹に強い痛みがあったときは蒸しタオル(またはホッカイロなど)で患部を温めると痛みも和らぐよと教えてもらいました。


Σ(・∇・)あ。
A山先生には職権濫用で色々質問したりしてるけど、診療報酬払ってないわ(笑)


1 コメント

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癒着について (あゆみ)
2012-09-01 14:21:27
4月に縦切りの帝王切開をし7月から胃から下腹部までの張り付いたような不快感、吐き気、腹なり、消化不良便、絶えずある腹痛、腰痛、倦怠感があり毎日辛くて拷問です。大建中湯その他もろもろ飲んでますが効きません。腹膜癒着だと思うのですが、癒着剥離は有効ですかね?どうやって改善されました?
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