komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

6年男子のアタマの中身

2015年09月30日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 日曜日のことですが、サザエさんを見ていた6年男子の冬坊が、台所にいる私を呼びました。
 ぼく新事実を発見したよ! と言いたげな顔つき。以下はそのときの会話です。

「サザエさんって、マスオさんの奥さん」
「は?」
「サザエさんって、マスオさんの奥さんだよ」
「・・・今まで誰の奥さんだと思ってたの?」
「波平さん」
「・・・・・・じゃあフネさんは?」
「おばあちゃん」


 ちょっと衝撃発言・・・。
 そのあと問い詰めた結果、冬坊の脳内では「フネさんがおばあちゃん、波平とサザエさんが夫婦、カツオ、ワカメ、タラちゃんがサザエさんの弟妹。そしてマスオさんはよくわかんない人」・・・であることが判明しました。

 まあたしかに、そう見えないこともないかもしれない、幼稚園児なんかには。
 しかし6年生ですよ・・・? 何年間も見てるんだし、各キャラの呼び方を聞いてれば気がつかない?
 そして不憫なのがマスオさん。ちなみに我が家のダンナさんはいわゆるマスオさんなんですよ~。気づいてくださいよ、冬坊。

 あ、その後3年生の夏坊に聞いてみたところ、正しい家系図を把握しておりました。ははは。


 去年の冬ごろにも冬坊の不思議少年ぶりを書いた覚えがありますが、1年たっても不思議さ健在。いぜん衰えをみせないようです。
 アタマの中がどうなってるのか、覗いてみたくなっちゃいますね。
 もしかして、こんなふうだったりして・・・。
 

              冬坊の脳内イメージ

 


 えー、解説を。大きいプーさんとグレーのうさちゃんは、夏坊喘息のため長らく封印していましたが、晴れて居間にカムバックしたぬいぐるみちゃんです。
 手前左のおサルさんと、チビチビ三猿ストラップは、6月のネイチャースクール(日光に修学旅行)で冬坊が買ってきたお土産。まんなかは、ひつじのショーンでおなじみのシャーリー。これは珍しく先日ダンナさんが買ってきました。

 右端ですが、超シンプルな造形でなんか異色ですよね(笑)。
 これは夏休みに家族で行った某ファミレスのレジ横で売られていたもので、その名も「ピーにゃっつくん」という商品名でした。

「かわいいよ。これ、かわいいよ」。と家族に訴える冬坊11歳。
 サイズが大きめだったので母は難色を示しましたが、おばあちゃんがいそいそと購入してプレゼント。めでたく我が家の一員に。

 
 しかしこの商品名、たぶん千葉県の特産がピーナツなので、それとキャットをかけたものだと思われますが・・・。
 地域限定でしょうか? なんでレジ横でそんなものを売るんですか? デニーズさん。


 ところで。先日の土曜日は小学校の運動会でした。
 うちの学校では、校舎4階のベランダに巨大得点板がかかげてあって、閉会式のとき最後の点数をそこに表示するようなやり方をしています。
 お花で飾られた枠の中に、1の位、10の位、100の位と3枚の数字ボードをいれる仕組みですね。
「では、得点発表です!」と盛り上がるアナウンス。
 生徒も父兄も、校庭にいるすべての人たちが得点板を見上げる、緊張の瞬間。
 アナウンスが数字を発表するごとに、ベランダにいる数人の生徒がボードを持ちあげて、もたもたしながら入れていく・・・いや、ボードが大きいし重そうなので、なんかヨタヨタもたもた見えるんですよ。
 みんなが注目する中で、あれをやっている生徒たちは責任重大だなあ、と思いながら見ていました。


 ところが、その数人のうちのひとりがなんと冬坊だった。帰宅した冬坊に聞いて、びっくり!
 紅組10の位を担当していたとのこと。事前に練習もしたそうです。
 得点係なのは知っていたけど、本部テントにいるのかと思ったのに・・・。
 もちろん遠すぎて顔までは見えないけれど、あんなにじっとみつめていたのに、我が子があそこにいるなんて想像もしませんでした。

 親の目なんて、案外そんなものかもしれませんね。

 

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藝祭2015(東京芸大の学園祭 後編)

2015年09月18日 | オトナの社会科見学

 前回は学園祭リポートでしたが、今回は校舎などなどについて。
 かの有名な東京芸大って中はいったいどんなふう? 
   という個人的興味を満たすためだけの、地味な内容となっております(笑)。


  こちらが音楽棟の門。

  こちらが美術棟の門。

 芸大は、音楽学部と美術学部が通りをはさんだ南北にわかれて建っているんですね。
 ちょっとびっくり。
 勝手なイメージで、ひろーいキャンパスに音大生と美大生がいりまじっているところを想像していたので・・・。

 では、まず音楽棟のほうから。

  守衛さんがいます。

 これは古い! 歴史の重みを感じますねー。
 ちなみにうしろに建っているのは赤レンガ棟といいますが、これがもう、耐震は!?と言いたくなるほど古色蒼然で。
 使っていないかと思って守衛さんにきいてみたら、古い美術品の修復をするところだという答えが。ひえ~。

  広いキャンパスはなかった。すぐに校舎が。

  壁や掲示板には演奏会のチラシがいーっぱい。

  ふつうに廊下。

  レッスン室。中にピアノ~!

 ほらほら、こーゆーところで、のだめちゃんと千秋さまが連弾してたんでございますよ! きゃー!(わかる人にしかわからん感動)
 ドアに「スタインウェイ調律のお知らせ」とか貼ってあるんですよ。きゃー!(わかる人にしか・・・)

  声楽のレッスン室。案外広いんですね。

  こちら奏楽堂。

 
 つづいて、美術棟にいきます。

  こちらの守衛所は新しい。

  はいるとすぐに大学美術館。

  大浦食堂、とかいてあった。学食ですね。

  木立を抜けると中央棟。地味(失礼)。

  コンクリ打ちっぱなしの廊下。

 このコンクリのまだら模様が、なんともゲイジュツ的な・・・。
 すみません、教室の写真とか撮りたかったんですが、立ち入り禁止が多くて行けませんでした。

  せめてドアの写真でも。

 何やら書いてある文字は、藝祭用の企画タイトル。「梵我一如的世界規定」・・・うーんゲイジュツ。
 この棟にはほかに、文化財保存学のかたがたが使う「保存科学研究室」なる場所もあり、赤レンガ棟のイメージを思い出す独特な雰囲気がただよっておりました・・・。
 そっか、芸大にはそういう分野もあるんですね。

 時間がなくてほかの棟にはまったく行けなかったので、全然様子がちがう校舎もあるんじゃないかと思われます。
 とにかく感じたのは、音楽学部と美術学部の雰囲気のちがい。
 想像以上に別世界で2度びっくりでした。

  

 敷地面積は音楽学部が大きいですね。
 美術学部のほうは、中央棟のほかに総合工房棟、金工棟、彫刻棟、絵画棟。


 ところで。
 前回記事をアップしたら、藝祭関連のキーワード検索から来てくださったかたがたくさんいて、うれしかったです。
 数あるリポートブログの中からこちらを選んでくださって、どうもありがとうございました。

 それでほかのブログも拝見したら、やっぱり自分が藝祭のほんの一部しか見てなかったことを痛感しました。
 整理券の争奪戦がある3年のオペラとか、ただのミスコンとは一味ちがう「ミス芸大」とか、とっても盛り上がるらしいサンバ大会とか。

 機会をみつけて、ぜひもう一度行ってみたいと思います。

 

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藝祭2015(東京芸大の学園祭 前編)

2015年09月08日 | オトナの社会科見学

 9月5日(金)、東京藝術大学の学園祭初日を見に行ってきました。楽しかったです。
 なんでいきなり・・・とお思いでしょうが、芸大の中って1度入ってみたかったんですよね(ミーハー・・・)。
 で、今回は前編で学園祭、後編でキャンパスのリポートなんぞを。

 ただ、写真の出来栄えがいまひとつ、いまふたつ・・・ですみません。
 断りもなくブログに載せたら失礼だと思い、できるだけ顔が写らないように撮ったので、遠目のものばかりになってしまいました。
 でも写真がないのもわかりづらいので、一応載っけてしまいます。

 ではでは。

 
  

 芸大は上野公園を突っ切ったところにあります。
 上野駅から歩いて20分くらい?
 
 まずは音楽学部のほうに行きました。門の正面ではラムネやビールを売りながら、イベントの宣伝している学生さんが。
 テントがあってプログラムとかグッズを売ってましたが、全体的に静かな雰囲気。


  

 校舎入り口の横で、野外ライブ中。
 狭いし野外ってほどでもないけど、いちおう校舎内ではありません。うしろでは学生さんたちがやきそばとか飲み物を売ってます。

  

 こちら演奏会。小さめホールにパイプ椅子で100人くらいは入りそう。

 音楽学部ですので、目玉はもちろん学生さんたちの演奏です。1日中、あちらこちらで演奏が目白押し。
 壁にもチラシが大量に貼られていたけど、事前に調べていかないとわけわかりません。
 ホームページに予定がのるので、チェックして。
 どの演奏会も2時間くらい前に整理券を配り始め、券がないと入れないようです。満席じゃなければ直前にもらっても平気ですけどね。

 で、上の演奏会は、最初に男女のピアノ連弾で「魔法使いの弟子」。
 そのあとオーケストラで「ピーターと狼」。
 きゃー、現役芸大生の生演奏! 上手~! すてき~!(超ミーハー)

 学園祭に行くにあたり、「私みたいなおばちゃんがのこのこ見に行ったら、浮いちゃうんじゃないかしら」と心配したんですが、ふたをあければ年配のお客さんがいっぱい。
 家族かな? いや、演奏目当ての一般客も多いと見ました。


 で、このあと校舎内をうろうろしてから、美術学部のほうへ。

  

 おお、こちらはより学園祭っぽい雰囲気。

  

 この道は門と校舎をつなぐ道なんですが、うっそうと茂る狭い木立の間に、屋台みたいなお店が
 いっぱい並んで(この写真より実際は暗い)、チャイナ服のお姉さんが接客してたり・・・。
 なんとも猥雑な感じ。つまり音楽学部とは別世界(笑)。


  

 中央棟についたので、入ってみました。
 がらんとした空間に、何かおいてあると思ったらメトロノームだったんですが、これが作品だったらしく・・・。
 ふ、深すぎてよくわからん世界。すみません、現代美術にうとい人間で(現代音楽にも、もちろんうとい)。

  

 ライブペイント中。1人は金髪の西洋人だったような。

 ほかにも、解剖をコンセプトにした展示があったり、真っ暗にした教室で何やら映像を流してたり。
 なんとなく地元の高校の文化祭とかを思い出したのはなんででしょうか。

  

 こ、これはですね。自らを展示物として(たぶん)歩き回っていらしたお姉さんです。
 後姿もなかなかですが、前に回るとおへそ丸出し。胸(というか乳首)には赤いハートマーク。
 そして頭にかぶっていらっしゃるのは、ブラジャーでした。
     
 えーと、残念なことにきちんと作品を見る時間がなくて・・・たぶんひとつひとつの作品を見れば面白かったと思うんですが、ブラジャーの毒気に当てられたのと(笑)、演奏会のほうで見たいものの時間が迫っていたため、ここで再び音楽棟に逆戻り。
 走って戻ったので暑かった~!

  

 べ・・・別世界の本格的なホール。

  

 別世界の住人のお衣装(手前)。

 ここで「うたごえビュッフェ」という、ソプラノ、メゾソプラノ、テノール、バリトン4人組の歌声を堪能しました。
 どの歌もすてきだったけど、特にびっくりしたのが、男性二重唱による「荒城の月」です。
 アカペラで入ってきて、そりゃもう涙が出そうに美しいハーモニー。
 楽譜がほしい。自分が歌うわけじゃないけど、あのハモりがどうなっているのか、譜面が見たい~!

 出身地がチラシに書いてあって、鹿児島、山形、新潟、東京・・・さすが全国から来てますね。
 オケのほうも歌のほうも、偶然、2年生の出し物でした。
 入学して1年半ていどであんなにできるんだったら、卒業時にはどれほど成長してるんだろう。すごいなあ。


 お昼も抜きで歩き回っていたら、いつのまにか2時すぎ。
 うちの小学生兄弟より先に帰宅しなければいけないため、名残惜しいですがここでキャンパスをあとにしました。

 で、歩いていると、というか学内でもやたらと目についたのが、ハデハデなハッピ姿の若者たちです。
 群れをなしてる姿は、正直ヨタモ・・・あわわ、タケノコ族(古い)。
 よく見ると、えりのところに「建築」とか「図案」とか書いてある。
 学科ごとにデザインをそろえているんだとわかりましたが、この人たちが駅に向かってずんずん歩いていくんですよね。

  

 どこ行くの?と思ったら・・・。


  

 これ! 上野公園のだだっ広い広場にこういうのがいっぱい。
 オブジェではなく、なんと、おみこし!

 これが藝祭名物、神輿パレード。
 帰宅してから調べたら20年も続いているもので、美術学部と音楽学部の1年生が力を合わせ、ひと夏かけて制作しているんだとか。
 ああ、事前にリサーチしておけばよかった。
 悲しいかな、こんなものの存在をまったく知らず・・・すでに時間も体力も残っていなかった私。
 もっと近寄って、じっくり見物したかったなあ。

 でも、動いているところに出会えたのはラッキーでした。
 ハッピ姿はこのためだったんだと納得。カッコよすぎです!
 

  

 発泡スチロールを切り出して作っているらしい。
 ほかにも円柱にからみつく大ダコとか、大迫力の作品が10騎くらい並んでいました。
 賞とかを競っているのかもしれません。

 「日本画と邦楽」とか、そういう感じで組んでいるようですが、やっぱりデザインしているのは美術学部のほうですよね。
 すばらしい。校舎の中を見ているときに、高校の文化祭なんぞを思い出して、あいすみません。
 レベルがちがいすぎでした・・・。

 このおみこしは、パレードとして大学から公園内まで移動するので、もし見たければ時間を調べていくのがおすすめです。
 10時すぎ頃に広場を通ったときには、まだ到着していませんでした。
 帰りに出会ったのは2時すぎだけど、台風の雷が鳴っていたので、避難のために動かしていたのかも。

 このあと私が電車に乗ってから、いきなり土砂降りに・・・皆さん大丈夫だったかしら。
 広場ではこのほかに、学生さんたちが出店をずらーっと並べた「アートマーケット」という催しもやっていて。
 ネックレスとかTシャツとか、よく見れば面白そうな品をいっぱい売っていました。
 雨で大変だっただろうなあ。まあ天気予報通りだから、準備はしてたと思うけど。

 
 では最後に、おみこしの大きさが実感できる1枚を、どうぞ。


 

 

 

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