ひさかたの 光のどけき 春の日に
しづ心なく 花のちるらむ
ごころ
詠んだ人・・・紀友則(きの とものり)
詠んだ人のきもち・・・光がのどかにさしている春の日に
どうして落ちついた心もなく
桜の花はいそいで散るのだろう
ひさかたの・・・「光」にかかる枕詞(まくらことば)
しづ心・・・落ちついた心
余談ですが、いまこれを書くために調べるまで「しづ心(ごころ)」のところを
「しづ 心(こころ)なく」だと思ってました・・・。しづ、って何だろうと不思議だった、そういえば(笑)。
それと「ひさかたの」は「ひさしぶり」の意味だと思ってたら、枕詞だったんですね。お勉強になりました~。