komaの こまごまひとりごと

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楽しい育児のコツは、おバカになること(笑)

2014年05月28日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 お久しぶりのほのぼの編です。
 ああ、こっちのカテゴリーは気楽・・・。
 育児エッセイ編のほうは、かなり身を削って(?)書いていましたので。

 ところで、ネットでたまたま「発言小町」というサイトを見ていたら、とってもいい文章をみつけました。
 重い病気と知的障害のある双子ちゃんをかかえた、お母さんからの発言。ざっくりご紹介しますと・・・。


 「育児に疲れてイライラしていたときに、テレビで関根勤さんの言葉をきいて救われました。
 関根さんは、子どもが小さい頃にはいつも、どうやって笑わせようかということばかり考えていたそうです。
 たとえばお風呂の前に、壁からお尻を突き出して振ったりとか。
 それをきいて、自分も真似してやってみたところ、子どもたちは大笑い。
 こんなに簡単なことだったのかと、目からウロコが落ちました。
 どうやって笑わせようかと思いながら子どもと向き合うのは、意外と簡単。
 今では、ニコニコ笑顔の育児になりました」
 (記事下にリンクはりますね)

 

 この関根勤さんの言葉、実は私もテレビできいていました。
 スタジオパークか何かの対談番組だったと思うんですが・・・。
 そのとき私が思ったのは、
「さすがラビットはやることがちがう。麻里さんもそんなふうに育てられたから、あんなキャラになったのか」
 ・・・身もフタもない感想。トピを読んで久々に思い出しました。


 そして同時に思い出したのが、以前読んだ育児本の中の一節です。
 こちらは、原坂一郎さんという元スーパー保育士の話。
 子どもを1日30回笑顔にしましょう、という提案に引き続く文章を、抜粋で。


 「子どもを1日30回笑顔にさせるなんて、超簡単。
  それこそ突然「お鼻ブー」と言いながら鼻を触っただけでも笑います」



 なんかね・・・。
 自分が幼児の子育てをしていたときは真面目すぎたって、つくづく思いますよ・・・。
 本といいテレビといい、子どもたちがある程度大きくなってから知ったので、全然実践できませんでした。
 たしかに小さい子って、本当にたわいなくてバカみたいなことでも、大笑いしてくれますよね。


 まあ、それは当時もわかっていたんですが、あえてバカをやって笑いをとろうとは想像だにしなくて。
 一生懸命アップップをやったりはしたけど、もっと高尚な笑いを目指していたものだから・・・。
 高尚な笑いって何?(笑)
 とにかく幼児というのは、おさるのジョージ並み(またはそれ以下)の存在であるからして、それを人間の位置まで引き上げるのが、子育ての使命!
 ・・・みたいに考えて、育てていたんでしょう、今にして思えば。


 
 でも・・・。
 子どもを引き上げるんじゃなく、自分を子どものレベルまで落として接することも、ときには必要だったかもしれない。
 くどくどお説教しているよりも、数秒のおバカな行為で笑顔にしてあげたほうが、ずっと効果があったかもしれない。

 子どもが笑えば、自分も自然に笑顔になるし。
 自分の放ったギャグが受けたら、誰が相手であっても気分がいいだろうと思うし。
 ギャグは無理でも、「お鼻ブー」くらいなら、カタブツな私にだって簡単にできそう。

 

 以前、育児エッセイ編のほうで「母子ハッピー神話」というのを書きました。
 私の場合、「ニコニコ育児が良い育児」という既成観念が頭に刷り込まれていて、笑顔になれない自分がすごく嫌だったんです。
 笑顔になれない原因そのものよりも「笑顔になれない母である自分」のほうが、むしろ大きなストレスでした。
 だから、笑顔でなくたっていいんだよ、の思いをこめて、記事を書いたんですよね。
 今でもその思いは強く、ニコニコできないのは真剣な証拠なんだって思っています。


 でも、その思いに「おバカで笑顔」をプラスすればさらに気楽になれるかもって、今日あらためて感じました。
 笑うと、気持ちも体も、とても楽になりますよね。
 酸素が流れ込んできたみたいに、緊張がとけて元気になれる。
 当時もそうしていればよかったなあ、と思いますが・・・。

 

 まだ遅くない。
 「お鼻ブー」ですが、7歳の夏坊はもちろん10歳の冬坊でも、やれば笑ってくれることまちがいなしです。
 いやー、小学生男子なんて、ほんっとーにジョージそのものですよ。
 人間に育てようなんて、おこがましかったです。おさるはいくつになっても、おさるでした。

 なんて・・・。
 やってみて、もしも笑ってくれなかったらどうしよう。
 冷めた目で「ママ大丈夫?」なーんてね。こわーい!(笑)

 

 

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   発言小町。おバカではなく感動的ですのでぜひ! コチラです。

   「母子ハッピー神話」の記事はコチラから。 

   原坂一郎さんは、これ↓ 以前もご紹介しましたが女子にもOKな内容です。

★「言うことを聞かない!落ち着きない!男の子のしつけに悩んだら読む本」
  原坂一郎 (すばる舎)

     
 
  


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