komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

岩波少年文庫の最終ページ

2014年01月15日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 いきなり、妙にかたいサブタイトルですが・・・。  
 
 出版界の老舗、岩波書店が出している、岩波少年文庫ってありますよね。
 あの文庫の最終ページに、「発刊に際して」という文章がのっているんですが、読んだこと、おありでしょうか。
 とても良い文章なんです。
 今日、久しぶりに読み返してみましたが、やっぱり名文だなあって思いました。
 

 なんで急に読み返したかといいますと。
 育児エッセイ編のほうに、震災直後の我が家を書いた文をのせたんですが、その記憶とちょっと連動していまして。
 実は「発刊に際して」をはじめて読んだのが、震災のあとだったんです。
 それまで、文庫の最終ページに書いてある細かい文字なんて、ちゃんと読んだことなかったんですね。
 それが、なにげなく目を通してみたら・・・。

 
 感動しました。
 戦後の焼け野原をさした文章なのに、当時の自然災害にも、ぴったりあてはまっていたから。
 たぶん、いつの時代の破壊にも、あてはまるにちがいない言葉だったから・・・。


 この名文、いま現在売られている少年文庫には、残念ながらのっていないらしいんですよ。
 別の文をあらたに書きおこしたみたいで。
 では、私が当ブログにて再現を・・・できたらいいですが、長すぎて絶対途中でまちがえそう。
 全文を掲載しているほかのブログをみつけましたので、ここはちゃっかり、そちらをご案内してしまいます。

 コチラです。本屋さんのブログですが、こういうものを載せている本屋さんっていいですね。


 ちなみに、角川文庫の最終ページも志が高くてすてきです。
 それにしても、最近は、というか出産してからというものの、本当に読書から遠ざかってしまっている私。
 今年の抱負第2弾は、「本を読む」ということにしようかな。
 文を書くことと文を読むことが両立できない、っていうのが、昔からの私の悩みなんですけどね~(笑)。


 前ページ    ありがとうございました  次ページ

 
           「刊行の言葉集」というサイトも
             みつけました。コチラです。    

コメント (2)
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