komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

1年男子は持久走が苦手

2013年12月06日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

  12月3日に、持久走大会がありました。

 その少し前のプレ大会で、60数名中33位だった、夏坊。
 かんじんの本番では大暴落の56位・・・。

 本人、多少がっかりした様子で帰宅しましたが、気を落として元気がないというほどでもなくて。 
 いつも通りに宿題をはじめ、例によってお持ち帰りとなった大会感想文の用紙と、長々向き合っておりました。
 そして、ようやく出来上がった作品を読んでみると・・・。
 以下、全文を載せてしまいます。
 

 「はしるまえは、じゅんいがおちてないといいんだけどとおもっていました。
 スタートでは、ころばないようにすこしペースをおとしてはしったら、プレ大会よりおくれてしまいました。
 じゃりみちのところはペースをおとさないではしりました。
 せんろぞいで、なんにんかにぬかされました。
 ゴールしたら「56い」といわれて、よせんよりじゅんいがおちた、ガーンとおもいました。
 らい年は、足が早い人がふえるとこまるから、いちおう40いめざしてがんばります。」


 まあ、夏坊・・・。
  なーんにも考えてないような顔で登校して、なーんてことなかったって顔で帰宅したのに。
 思っていることが、いっぱいあったんだね。
 走っている間も、作戦たてたりしてたんだね。
 順位をきいて、ちっちゃな胸を痛めちゃったのか、かわいそうに・・・。

 そうとも知らず、作文の遅さにイライラしまくり、思い切りせかしてしまった母を許してちょうだい。


 そういえば、運動会の作文のときも。
 なかなか出来上がらないのを見かねて、「朝から緊張しましたって書けばいいでしょ」などと私が乱暴な助言をしたあと、できあがった文章はこんなふうでした。

 「あさ、とってもとってもきんちょうしました」


 そんなに緊張してたとは。
 子どもの心は、大人が考えているよりもずっとデリケートにできてるんですね・・・。
 

 でもね、夏坊。
 幼稚園の持久走大会、きみは先生に手をひかれながら半べそで走っていて、もちろんビリだったんだよ。プレ大会で33位って聞いたとき、パパなんか「何かの間違いじゃない?」って言ったんだよ。だって、もっとずっと下位だと思っていたから。
 だから、56位だって、すごいことなの。
 楽しそうに走っていただけでも、すごく進歩してるんだよ。


 ま、こんななぐさめられかたをしても、本人うれしくないでしょうけど。
 子どもの志のほうも、大人が考えているよりずっと進歩しているってことなんですよね。

 


 
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