カズユキの世界

天野一之日本共産党大東市議会議員のブログ。

消防組合議会 一般質問

2020-02-26 17:05:26 | 日記
2月18日に消防組合議会で一般質問を行いました。
日を追って感染の拡大が心配される新型コロナウイルスですが、国を始め各行政区の正確な情報発信と拡大させない対応が求められます。
今回、2月10日時点の状況から、救急隊員の市民の救命の進め方、隊員の安全確保の点から対応についての考えなどを質問しました。

質問主旨
新型コロナウイルスの流行が心配されています。国や自治体の感染の拡大防止策が急務です。特に隊員の方は感染の疑いにある患者さんに対応することがあろうと思いますが。市民の救命と隊員の防御、両面に係る対応についての改善点はどのように考えておられるか。

答弁
◎新型コロナウイルス感染症は指定感染症として定められており、感染者または感染が疑われる傷病者に対しては保健所に連絡し対応を引き継ぐこととなっております。
◎しかし確定症例で保健所からの移送要請があった場合や感染が疑われる傷病者で緊急度、重症度が高い傷病者については、保健所からの助言を受けて救急隊が対応することとなっております。
◎感染者等への処置については、感染者の特徴として、発熱、咳などの初期症状があり重症者では呼吸状態の悪化が見られることから、
□通常の呼吸器疾患の傷病者と同様に、徹底した呼吸管理と、必要に応じて、酸素吸入や器具を使用した気道確保、人工呼吸を行い搬送します。
◎隊員への感染防止対策は、感染経路が飛沫感染、接触感染から、通常の感染防止対策として、
①全ての救急事案に対して、マスク・ゴーグル・手袋・感染防護衣の装着を徹底しています。
②更に、咳、発熱等の感冒症状がある傷病者については、傷病者にもサージカルマスクを着けていただく対応をしています。また、気管挿管等の処置を行う場合については、空気感染の可能性も考慮し、安全性の高いN95マスクを装着し隊員への感染防止を徹底しています。
◎搬送後の処置につきましては、保健所からの指導のもと、隊員については、手洗い、アルコールでの手指消毒、救急車内については、アルコール又は次亜塩素酸ナトリウムで消毒することを徹底することにしています。
□過去のサーズ拡大時の対応策との比較について。
サーズも飛沫感染、接触感染ですので、基本的には、同様の対応となっております。
今後の対応については、引き続き保健所等の関係機関と連携を密にし、適正に対応してまいります。

以上。
 感染の拡大が起こらないことが第一です。事態に備え、保健所体制の充実、医療機関の連携、消防・救急隊の対応等の改善・確認を求めます。
また、従事される方の安全も重要です。
まずは、自身でできる、手洗い、うがい、マスクから。気をつけよう。



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