皆さんはブルーチーズを食べたことがあるだろうか。
私はある。
ブルーチーズはパッケージを開ける前から強烈な香りがして、
まるで納豆のような糸を引く食べ物である。
私が生まれて初めて食べたブルーチーズはそうであった。
味も強烈だった。
なんというか塩辛いのである。
いや、実際には「塩辛い」のではなく「青カビ辛い」のかもしれないが、
もうそんなことはどうでもよくなるほどの辛さであった。
これは人間の食べるものではない…と、
そう結論付けるのに長い時間は必要なかった。
この前の土曜日だが、何を思ったか、
生まれて二度目のブルーチーズに挑戦した。
このブルーチーズだが…
臭くないのである。
また、糸も引いていないのである。
食べてみると、味も非常にマイルドなのである。
生まれて初めて食べたブルーチーズは腐っていたのだと考えることにした。
さすがに糸を引くのはおかしいだろ…と今になって思う。
次に食べるブルーチーズはどんな味だろうか…。