心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

日本第3位の高峰へ 北アルプス・奥穂高岳/涸沢岳(1) 上高地から横尾まで

2017年09月16日 | 北アルプス


奥穂高岳(3,190m)・涸沢岳(3,110m)

 昨年8月の槍ヶ岳に続いて、今度はさらに高い奥穂高岳へ向けて出発です。


 初日は上高地から横尾までの歩きです。ほとんど水平ですが、距離は10km以上はあります。
 今日は日曜日だけあって、河童橋はものすごい人の数です。早く上高地への奥へ奥へと進みたいと思いつつ、観光客に混じって五千尺ロッヂ「トワ・サンク」のアップルパイを食べたりしました。このアップルパイは、行きの上高地行きバスで、添乗員さんに教えてもらったものです。りんごがびっしり詰まって絶品でした。
 雲がかかっていて、上高地から目指す奥穂のピークを確かめることはできませんでしたが、青空で気持ちよかったです。上高地でこれだけの晴天は初めての気がします。


 初めて上高地郵便局に立ち寄り、風景印を押してもらいました。入口横にはATMが設置できそうなスペースがあるものの、シャッターが閉まり、「NO ATM」と張り紙されていました。この郵便局がユニークなのは、水曜日が休みであるということです(ただし祝日と7月15日~8月31日は無休)。職員さんは、富士山頂郵便局のように泊まり込みではなく、毎日麓から通勤とのことでした。上高地の環境で、上高地の空気を吸って仕事をするのは本当に捗りそうだと思えます。


 この水の透徹感は何回見ても驚きます。清水川には、山に降った雨が地下水となって湧き出しており、大雨でも濁ることはないそうです。水中に多い水草はバイカモで、夏になると白い花が咲くとあります。水草に花が咲くとは想像もつきません。その花はまだ見たことがありません。
 上高地のいいところは、水の流れの透明なこと、水と森林浴のコラボです。




 (登頂:2017年9月初旬) (つづく)



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。