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【ガルパ】No.143_ゆめいろ♪パステルファンロード◆アイドルとファンの「夢のラリー」。だからアイドルは面白い!

2021-03-06 10:33:06 | ゲームストーリー感想_『バンドリ!ガールズバンドパーティー!』


イヴちゃんのラジオ番組と、奮闘するファン・パレオちゃんのお話でした。
ファンとアイドルとの「夢のラリー」と、ファンの力によって生まれた新たな未来😭
ファンとアイドルが巻き起こす化学反応とは!?
それでは、お話を振り返ってみましょう🤣

 

イヴちゃんのラジオが決定!でも初回放送に異変が……。


パスパレの大ファンであるパレオちゃん。
RASとの練習のあとリリイベに参戦するところから物語がはじまります。
イベントではなんとサプライズ発表が...
なんとイヴちゃんの一人喋りのラジオがスタートすることに!
驚くファンたち、祝福の声。イヴちゃんも気合十分のご様子です。


その帰り道。
パレオちゃんは、カフェに立ち寄って、購入した戦利品を撮影中。
ちゃんと4枚買っているあたり、ファンの鏡ですねぇ🤣


それにしても、イベント会場のシーンからここまで続く、パレオちゃんのパスパレ愛
コロコロと変わっていくパレオちゃんの表情&モノローグ。
まさにファンの鏡ですね。
好きであることに全力投球です。


そしていよいよ、イヴのラジオ番組『オールデイズ*ブシドー』の初回放送の日。
パレオも髪色をイヴちゃんカラーに染め直して気合十分です。
しかし、、、ラジオ番組から聞こえてくるイヴちゃんの声は、元気がありません。
最初は緊張しているのかなと思ったパレオちゃん。
しかし、ずっと元気がないままで、ついにその日の放送は終わってしまいます


翌日。
SNSでエゴサするイヴちゃん。評判はお世辞にもよいとは言えませんでした。
がっかりするイヴちゃん。。。


きのうの生放送を「つまんなかった」という日菜ちゃん。
理由は、きのうの放送前の打ち合わせにありました。
イヴちゃんはラジオスタッフから「台本に書いてある通りに」進めるよういわれていたのです。
ラジオの生放送というのは失敗できない、台本通りもらえれば失敗しないから、と。
イヴちゃんは、全く自分の個性を出せないまま、台本を読まざるをえませんでした。
そのため無味乾燥な、全然面白くない初回放送となってしまいました。

ファンとの交流を楽しみにしていたのに😭
イヴちゃん曰く「ブースの中で独りぼっちの気分」。
麻弥ちゃんからの提案で、「こんな番組にしたい」というアイディアや気持ちを企画書を書いて、スタッフさんにお願いするという作戦をとることに。

 

オルブシのために立ち上がる一ファン・パレオ!


一方チュチュちゃんのマンション。
パレオちゃんもSNSで「オルブシ」の感想をチェック。
悪く言われているラジオの感想をみては唸っていたのでした。


パスパレは、パレオちゃんにとって光。
灰色で独りぼっちだった「令王那」ちゃんだった彼女の毎日は、パスパレに出会ったことで、パステルカラーのように色づいたのでした。
パスパレがいたから、今の私がある。だから力になりたいと彼女は言います。
チュチュちゃんも「くだらない批判や悪口は、それ以上の応援で押し潰せばいい」と励まします。
題して「パレオの1000倍のラブコール作戦」が始まりました。


ところかわって、リリイベの握手会に参戦するパレオちゃん。
直接あって感想を伝えなくてはと息巻いております。
ホント、ファンの鏡です😍


まずはイヴちゃんのところで、パスパレ愛を語ります!
そしてラジオに、1000倍の愛を込めてラブレターを送ることを伝えます。

次に日菜ちゃんのレーンへ。
パレオちゃんはここで、日菜ちゃんから、ラジオでイヴちゃんが「一言一句台本通りに読んでください」とスタッフから言われていることを知ります。
一ファンにこんなこといって大丈夫なはずもなく……麻弥ちゃんから口止めされます。

帰り道。
ファン一人一人に笑いかけておしゃべりしていたイヴちゃんのことを思い出します。
すべてが台本……。これでは、イヴちゃんの良いところが全く伝わりません。
イヴちゃんのいいところをもっと応援したい!
そこでパレオちゃんは、ある作戦を思いつきます。

それはSNSでパスパレの応援をすること
ハッシュタグをつけてパスパレの過去映像の名場面、面白いところをピックアップしたものを呟きます。
パレオちゃんのアカウント「れおれお」はインフルエンサーとなって拡散され、RASのメンバーの目にも留まるほどに。

またイベント会場では、直接チラシをファンに配って、SNSでの応援を呼び掛ける活動を行います
好きなことにここまで全力投球できるって凄い!
しかしだんだんもらってくれない人も増えてきて疲れもたまってきました。


そんな中でパレオちゃんが口ずさむパスパレの歌……。
『ゆめゆめグラデーション』の、何があっても絶対にあきらめない、という強い思い。
パスパレの姿に己を奮い立たせます。
そこに現れたのは、パレオちゃんの様子を見ていたファンの子たち。
チラシ配りを手伝いたいと申し出てくれました。

 

ファンの力が未来を変える


パレオちゃんがファン同士の力を借りてチラシ配りに勤しむ中、イヴちゃんたちは企画書を完成。
そこへ現れた彩ちゃん、千聖ちゃんコンビから、SNSでイヴちゃんの番組を応援するハッシュタグが拡散されていることを知ります。
そこにあふれるのは、多くの応援メッセージ。
パスパレが届けてくれた夢や勇気は、形になってパスパレのもとに戻ってきました。


彩ちゃん曰く、それは「夢のラリー」。
勿論それはパスパレのファンを大事にする気持ちや、ファンへの届けたい想いが、ちゃんとファンへ伝わっていたからでもあり。。。
大きなパスパレの輪となってイヴちゃんたちを勇気づけたのでした。


ラジオブースで、企画書を持ってきたイヴちゃん。
ラジオスタッフさんに自分の想いをぶつけます。
その想いは、企画書だけでなく、SNSでの反響もアシストして、ちゃんとラジオスタッフさんに伝わったのでした。

イヴちゃんはSNSで拡散をして応援してくれた筆頭のアカウント「れおれお」が、パレオちゃんのアカウントであることを悟ります。
その気になればパレオちゃんはコネを使って直接イヴちゃんを応援することもできたわけですが、あくまで一ファンとして応援してくれたパレオちゃん。
恩返しをしたいというイヴちゃんに、麻弥ちゃんはごにょごにょと耳打ち。


そして始まった第2回「オールデイズ*ブシドー」。
最初とは打って変わって、イヴちゃんの個性あふれる番組に代わりました。
イヴちゃんのブシドーの精神が、コーナーにも効果音にも、イヴちゃんの言葉選びにも現れた「イヴちゃんにしかできないラジオ」にパレオちゃんも嬉しそうです。
番組の最後に、イヴちゃんはSNSで自分たちパスパレのことを応援してくれたことの感謝を伝えます。
「れおれお」への恩返しを込めて、2人だけの合言葉『1000倍のラブレター』を添えて……。


番組のエンディングは『パスパレボリューションず☆』。この曲を聴きながら、パレオちゃんは思い出します。
かつての灰色の日々を送っていた「令王那」。
パスパレの、自分の「好き」にまっすぐで、進んでいく強さに感銘を受け
パスパレのように自分の「好き」にまっすぐでありたいという気持ちが芽生え
好きを形にしたいと、『パスパレボリューションず☆』の曲を弾いて、動画サイトにアップして
それがチュチュちゃんの目に留まって、RASのメンバーになり、今は「パレオ」になって、RASと共に歩んでいる。。。


きっかけは本当に些細なことだったかもしれない。
でも、このパスパレとの出会いが、間違いなく自分を変えてくれた。
パレオちゃんの原点になったパスパレ。
一ファンとして応援してきてよかった、、、パレオちゃんの中にあたたかな気持ちが広がっていきました。


そして「オールデイズ*ブシドー」は、ついに公開収録を行うほどに人気の番組になったようです。
公開収録のイベントに、自分の好きをシェアしたいという思いから、パレオちゃんはRASのメンバーを誘いました。
イベントはパスパレ全員での出演。
RASのみんなも楽しんでくれたようです。
パレオちゃんと目があったイヴちゃんは、ウィンクしてのくじ切りポーズをするという大サービス。
パレオちゃんはますます、パスパレのことが大好きになったのでした。

ちなみにイヴちゃんのカード「どうか、この声が」のエピソード「このラジオネームは......」で、おたえ、はぐみちゃん、つぐみちゃんが、ラジオにお便りを出してくれているエピソードが紹介されています。
こちらも必見。

 

なんで、ラジオ「パーソナリティー」というのか?


日菜ちゃんのカード「るんっ♪と拡散!」のエピソード「ラジオの先輩に相談♪」では、薫先輩に相談する2人の様子が見られます。
羽丘ではお昼の放送で「瀬田薫の今日のシェイクスピア」が行われており、2人はそこでのお悩み相談からヒントを得ていました。
絶対にイヴちゃんが言わなそうなことが書いてある台本。
ブシドーも封印されてて、個性が死んでしまっていることが、オルブシをつまらなくさせている原因であり、それを解決する方向に動こうとする2人のエピソードが描かれています。

そういえば、ラジオでしゃべる人たちのことを、よく「パーソナリティー」っていいますよね。
なぜラジオでしゃべる人を「パーソナリティー」と呼ぶのでしょうか

これはあくまで私の説なので、間違っていたらごめんなさいなのですが……。
「パーソナリティー」という言葉には「人格」「個性」という意味があります。
ラジオという媒体は、テレビよりも「個性」というものが非常にハッキリ出ると思うのです。

ラジオは基本的に「映像」がありません。
パーソナリティーがどんな服を着て、どんな髪型で、というのは、リスナーには伝わりません。
届くのは、「音声」と「言葉」だけ。
視覚情報がないゆえに、パーソナリティーは自分の言葉で、自分の気持ちをしっかりと発信する必要があります。
その「言葉選び」は、話し手によって変わってきます。
例えばリスナーからのお悩み相談に対して、ある人が出す答えと、別の人が出す答えは、似ていることもあれば、全く正反対の答えが違ってくることもあります。
聴く人と話し手の距離感の近さ
そして話し手の「個性」が伝わり、それを聴く人は楽しみにする
その関係性がラジオの魅力であり、だからラジオでしゃべる人のことを「パーソナリティー」っていうのかなーなんて思いました。

 

「失敗」は「成功」の母!


日菜ちゃんのカードのもう一つのエピソード「日菜流『失敗論』」では、日菜ちゃん流の「失敗」について語られています。
日菜ちゃん鋭い! さすが天才だ...

ラジオスタッフさんがいっていた、生放送での「失敗」。
しかしその「失敗」をしなければ、すなわち「成功」になるわけではありません。
むしろ「失敗」をすることによって、もっといいものが生まれてきたり、聞き手によってはその失敗が面白かったりして、結果オーライになることもあります。

だから今回の、台本通りに読んで「失敗」しないように気を付けたラジオよりかは、イヴちゃんの個性全開の「失敗するかもしれない」ラジオのほうがはるかに「るんっ♪」とくるわけです。
そういったものの本質をしっかりとらえているあたり、日菜ちゃんの頭の良さが見え隠れしていますね。

 

アイドルとファンが織り成す化学反応


チュチュちゃんのカード「I'm so excited!」のエピソード「パスパレとRAS」では、音楽の方向性の違いについてチュチュが語ってくれています。

RASの音楽は、オーディエンスを「熱狂させる」。
一方のパスパレの音楽は、夢や勇気を音楽にのせて「届ける」。

一般的なバンド、アイドルユニットの方向性の違いがよく表れている言葉だなと感じます。
アイドルの曲は、夢や勇気というプラスのキーワードを届けようという歌詞が多く、これは聴く人を笑顔にする力を持っています。
パレオちゃんが令王那ちゃんだった自分が変わるきっかけになったように、聴く人に勇気を与える力もあります。
与えてもらったから、今度は自分が返す番と、ファンたちがアイドルに笑顔を返すという、ギブアンドテイクな関係性も生まれます。
彩ちゃんの言っていた「夢のラリー」というのは、アイドルたちがファンへ届けるという一方向の関係性ではなく、ファンたちがアイドルへ届けるという双方の関係性をよく表しています。
最近の彩ちゃんは名言を生み出す天才と化している気がします🤔
とにかく、アイドルの魅力というのは、そういう関係性から生まれる化学反応であり、そういった心地よさから生まれているのかもしれません。


ということで、「ゆめいろ♪パステルファンロード」の感想でした。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!