こんにちは、りょうへいです。
いよいよ明日に迫った『ラブライブ!スーパースター!!』第1話。
タイトルは「まだ名もないキモチ」。
これは、Liella!!のファーストシングル『始まりは君の空』の歌詞からとっている言葉です。
1番のはじまりで
「なにか目覚めそうだよ まだ名もないキモチが 違う明日を見たがってる」
2番のはじまりで
「いま自分のなかの まだ名もないキモチを 大事にしたいって思ってる」
この「名もないキモチ」というのはきっと大事な言葉で、作品でも大きな意味を持つものなんだろうと、現時点では考えているのですが……。
それ以前に、まさに今、私自身Liella!!ちゃんたちに対している気持ちそのものが「名もないキモチ」だということに気がついてしまいました。。。
というのも、やっぱり彼女たちがキャストとして発表されてからアニメ放送までの期間が、これまでのラブライブシリーズと比べると短いのです。
それゆえなのか、どうしても彼女たちに向ける気持ちが「まっしろ」になってしまうといえばいいでしょうか。。。
すごい期待しているか、と言われるとそうでもなく。
かといって全然期待していないか、と言われるとそんなことはなくて。
だけど、この「なんとも言えない不思議なキモチ」「言葉にできない名もないキモチ」を味わっているのが、アニメ放送前の「今」だけなのは間違いないと思っています。
だから、歌詞で歌われているようにこの「今」感じている気持ちを「大事にしたい」と思っていて、とりあえずブログに残しておきたくて記事にしてみました。
さて、今日電車に乗っていたら「CREATIVE TRAIN」という番組が広告で流れていました。
そこにはよく見知った人が出ていました。
声優だけじゃなく、作家としても活躍している浅野真澄さんでした。
そのインタビューの中で浅野さんがこんなことを言っていたのがちょっと印象的だったので抜粋します。
私の持論として、ボキャブラリーの数だけ感情を認識できると思っています。
例えば「メガネっ娘萌え」という言葉があると思うんですけど、その言葉が生まれる前は「メガネをかけている女の子に対するこの気持はなんだろう?」みたいな(その感情を)認識できなかったりするじゃないですか。
でもそこに「メガネっ娘萌え」というボキャブラリーが生まれることで、自分の感情の輪郭がはっきりするというか……。それはすべての感情に対してあり得ると思っているんですけど。
だから私が本を読むことで感情に対するボキャブラリーをたくさん持っているとしたら、それだけ表現できたり感じ分けたりする感情が多いということ。
それがお芝居につながっていると思います。
この浅野さんの持論を聞いて、なるほどなーと思いました。
自分の中で生まれた、よくわからない感情が言葉にならないのは、その感情に対するボキャブラリーがないからなのですね。
ということは、感情を豊かにするためには語彙を増やせばいいわけで、本を読むなど自分の中にインストールすることが大事なんだなあと。
……まあそれはそうでしょ、と思うのですが。
ここ一週間、自分の気持ちが「眠い!」「面白い!」「仕事辛い!」くらいしかないほどに感情が死にかけていた自分にはよい刺激になったといいますか。
Liella!!ちゃんに対するよくわからない気持ちについて深く考えていなかったので、目からウロコが落ちたという話です。
まあそう考えると、私がLiella!!に対して「まだ名もないキモチ」を持っているのは当然といえば当然なんです。
ボキャブラリーがないというか、やっぱりまだ彼女たちのことを知らない、知識がない、わからないという気持ちがあるからこそ、出てしまうものなのです。
これまでラブライブを追ってきた私が持っていなかったこの感情も、ラブライバーとしてあるまじき思いなのではなく、これまでのLiella!!の展開のスピードが速すぎるせいもあるんだと理解しています。
ですが、これってもしかして運営はファンにそう思ってもらうために、狙ってやっているんじゃないかと思えてきました。
あえてこの「名もないキモチ」をファンに持ってもらうために、Liella!!の生放送から5ヶ月という短いスパンでアニメを放送しようとしている……というのは考えすぎでしょうか。。。
いずれにしても、やはりアニメが放送されて、彼女たちの物語が動き出さないと、自分の感情の輪郭がはっきりせずに言葉にならないそうです笑
ただ、きっとLiella!!のメンバーも、キャストさんも、私たちと同じように「まだ名もないキモチ」を持っているのだと思うのです。
メンバーたちは「歴史もない、先輩もいない、名前も全く知られていない、ないない尽くしの新設校」の1年生なのですから。
キャストたちは一般公募で選ばれた人たちも含まれていること、いままでの9人ではない、5人からのスタートという意味で「はじめて尽くし」の1年生なのですから。
ファンも、彼女たちも、今はまだ真っ白なキャンバスの上に立っている状態なんですよね。
無限の可能性があるLiella!!のこれからの中で、まだ見えぬ何かを選び、どれかを捨てなければならない。
そんな真っ白なキャンバスにLiella!!は何を描くのでしょう。
どんな物語を見せてくれるのでしょう。
そんな手探り状態のメンバーとキャストは「まだ名もないキモチ」にどんな名前をつけてくれるのでしょう。
そしてファンとしての自分は「まだ名もないキモチ」にどんな名前をつけるのでしょう。
このキモチにちゃんとした名前をつけられるように、Liella!!ちゃんたちのこともこれまでのシリーズ同様追いかけていくことを、この場で宣言しておこうと思います。
1クール見終えてどんな気持ちになっているのか、今から少し楽しみになってきました!
無理せず自分のペースで、各話の感想を書いていけたらと思っています。
引き続きTwitter共々、よろしくお願いします!
第3話はまだ、自分は視聴していないのですが、かなり良い感じのお話しだったようですね。自分も近日中には観るつもりです。
可可ちゃんが何とも素敵なキャラクターで、個人的には「奇跡のVoice」だと感じています。
果たしてこれから、物語りもどんな展開になるのか、とても楽しみです。
ドキドキ、ワクワクが止まりませんネ☆彡