戦争はいやだ!オール習志野行動

安保法・戦争に反対する無党派超党派の習志野市民の会です。
総がかり行動を始め全国の人々と連帯し戦争反対の行動をします。

9条改悪より危険な緊急事態条項

2016年02月03日 | 日記
安倍政権は「憲法改正」を争点とした今年の参院選で改憲勢力が3分の2を制した場合には、
「緊急事態条項」を取入れた憲法改正の国民投票を2017年に実施すると明言しています。
基本的人権を制限し実質憲法を停止する「緊急事態条項」は基本的人権を制限して実質的に憲法を
停止させることのできるトンデモない条項です。
表向きは大規模災害に備えるためなどと言っていますがそれは現行の法令で充分対応できるものです。
ヒトラーのナチスが、国会議事堂放火事件を契機に緊急事態を理由にした全権委任法(1933年)を成立させ、
ワイマール憲法が保障していた国民の諸権利を「永久停止」させて独裁政権を樹立したことを
歴史の教訓にしなければなりません。
「緊急事態条項」は大衆のすべての権利を停止させ9条も無きものにして戦争の道を進むものに他ありません。
既に民間船員を予備自衛官にして有事の際には民間の船舶を輸送にあたらせることを目論んでいます。
太平洋戦争においては、民間船舶や船員の大半が軍事徴用され物資輸送や兵員の輸送などに従事した結果、
1万5518隻の民間船舶が撃沈され、6万609人もの船員が犠牲となりました。この犠牲者は軍人の死亡比率を
大きく上回り中には14、15歳で徴用された少年船員も含まれています。
船員組合は断固反対する声明を出していますが「緊急事態条項」発令されたら拒むこともできなくなります。
「一億総活躍」から「一億総動員」に転じるような歴史の逆行を許さないために、「緊急事態条項」
の危険性を充分に熟知する必要があります。
2月7日の三宅弁護士の講演でもこのことにも触れると思われます。

宮脇達氏・・日本マンガの会会員で風刺画を描いています。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuusiisan/folder/437547.html?m=lc

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