Curse priest

Trigger Happy 出張所。D.Gray-manとシャドーハウスのネタバレ感想、アニメ感想を書いてます。

D.Gray-man 第212夜 「A・Wをたずねて・君を呼ぶ」 1

2012-02-03 00:52:11 | ペルソナ4

大好きだったskyrimのプレイ動画「オッパイモ」が終ってしまった。
他には「Prototype」を集中で観てます。
洋物のゾンビ物ですが、主人公のアレックスが強過ぎるので殆ど関係ありません。
最初はアレンとナルトの君麻呂を足しっ放しにした感じですが、1週間程度でバリバリ進化し、吸収した相手に化ける、ふつーに空飛べる、タクシー投げる、鎧をまとって仮面ライダーみたくなるとやりたい放題。たった一人で軍隊レベル。
一応、吸血鬼要素もあって、相手を吸収する事で食事だけでなく、記憶や能力も得られる。便利。
ホラーとしてありがちな「謎のウィルスに感染して~」ですが、昔は放射能万能だったけど、今は何でもウィルスか(笑)
マンハッタンの摩天楼を駆け回るパルクールの爽快感がたまりませんが、残酷描写が多過ぎて日本じゃ販売禁止(^_^;)
でも、アレンが『14番目』になって、善も悪もなく、ノアとエクソシストの能力を全方位使用可能になったら、こんな感じかな?
軍人も民間人をもむしろ巻き込む事を奨励される鬼畜の「Prototype」ですが、妹のディナだけは大事にしてるアレックスってシスコンねと思いきや、そこは洋ゲーなんで、妹が拉致られたんで、追いかけて戦ってる内に忘れてしまいました(おい)
色んな人間を融合してる内に、アレックスが最後に全く別の人格へ統合されていくのは面白かったね。ま、元から人間じゃなくなっちゃったけど。
しかし、アサシンクリードといい、洋ゲーのイラストは何故こーもかっこいいんだ!!
さて、ネアという人格一つにブン回されてるアレンは、最後に何処に辿り着くのやら。

D.Gray-man 第212夜 「A・Wをたずねて・君を呼ぶ」 1

屋根と下界との追いかけっこから。
狭い路地や高いビル街。
どー考えても、アレンに分がある。
神田も身軽だから、屋根の上に上がればいいのに、そうしないのはジョニーがいるから。
AKUMAはアレンにしか興味がないけど、はぐれAKUMAはふつーにいるしね。
それにアレンの捕獲の為、ジョニーを人質に捕ろうと考えたら困る。

表紙はアレンとティム。バックは黒ベタ。
時間なかったんだなー。
本編が濃厚に書き込んであるからいいのさ!

屋根の合間から、こちらを伺ってる影に気づく神田。
髪型は前髪パッツンで後ろ髪も長い。
これってリンク…いや、髪型だけならノアのフィードラにも似てるブー。
アポへの罠張ってるなら、フィードラの方が可能性高いブー。

(今の気配…)

屋根を睨みつけて、剣呑な顔をする神田。
基本的にリンクとは仲良くないし、ノアに好意的じゃないし、嫌いな人が多いので
神田の表情だけじゃどっちだか解りません。

追いかけっこは不利なんで、バックから黒くて毛だらけなものを取り出すジョニー。
「そら、探せ」と空に放り投げる。

「おいっ、無線ゴーレムじゃねェか!
 教団に探知されるぞ!」
「ダイジョーブ!
 形状は似てるけどオレ専用に作った別物だから。
 教団のゴーレムとは通信も探知もしあえないよ」

探知を恐れる以前に、さっきの広場での大騒動で教団に所在はバレバレですけどね(^_^;)
何処の街でも教会は街の中心の広場にあるし。
ただ、イギリスはプロテスタントでカトリックとは犬猿の仲だから大丈夫なのか?
黒の教団の本部がイギリスにある自体、最大の謎ですけど(笑)

神田はこっそり襟の下に隠してある自分のゴーレムを確認する。
神田のゴーレムは追跡されないよう、只今オフ中なので、すぴーと寝ている。
かっ、かわいい!!\(* ̄▽ ̄*)/
以前、ティムに喰われたゴーレムと同一なのか? 2号目なのか?

「じゃあ、なんに使うんだよ?」
「ん?あ~~~、アレはまぁ…アレンの迷子防止用に造ったやつで。
 さっきアレンに抱きついたとき一応…ね?」
「なんだよ?」
「え?」
「なんなんだよ?」
「あ~~~、つけといたの」
「なにを?」
「あーー、なにってその~~~発信機」

それを聞いて、凄んごいイヤそーーな顔をする神田とちゃっかりシレッとした顔のジョニー。

何、この会話…(^_^;)
ジョニーをお姫様ポジにしたい星野先生の気持ちがほとばしってるような。
アレンに「抱きついた」と神田に言ってもダイジョーブっていうジョニーの顔が…。
神田に抱っこされたり、アレンに抱きついたり、すっ転んでドジッ子の描写があったり、
どーもリアクションに困る。

うーん、どーして星野先生はジョニーとアレンが親友になる過程をキチンとお描きにならなかったのかな?
それがないばっかりに、どうしても後付けのアレコレが引っかかる。
ジョニーはいい奴だが、脳内補完する程メインキャラじゃなかった。
だから、タップの死後、アレンに乗り換えた感じになっちゃってて、それで「親友!親友!」と
連呼されても、こっちは置いてきぼり感がハンパない。
だって、タップが生きてたら、ジョニーはアレンをこうまで追いかけるような執着を見せるとは思えなかったもん。

タップがああいう死に方をしたからこそ、ジョニーは…とフォローしてもいいけど、当分は中途半端な当惑を抱えてくしかないね。
かといって、ジョニーのメガネが割れて、髪の毛が急に愛らしくなって「メガネを取ったら、実は美形でかわいこちゃん」で、しかも「ハート」なんですってやられても困っちゃうし。

ジョニーの正体が「ラビだった」なら、また話は別です(笑)


無線ゴーレムがただのアレン発見器だった場合、当然神田との通信も出来ない訳で、
便利ではあるが、使い道にやや困る(^_^;)
むしろ、ジョニーがピンチな場合も考慮した方がいいんじゃ。


さて、その発信機。
頭でもぞもぞしてるのをティムはじぃぃぃいいいと眺め、いきなりアレンの頭ごと噛み付き、
ガリガリ飲み込んでしまう。
アレンの護衛を勤めるティムは一切の異物を許しません。

「いたッ!! な…なんだよ、ティム…!?」

訳が解らないので、頭を擦りながらティムを睨みつけるアレン。
が、再び腹の傷が激しく疼き、ノアの黒いオーラを放ちながら、アレンは激痛に蹲ってしまう。
痛みの余り、息が切れる。

(落ち着け。
 落ち着けっ、大丈夫、まだ…大丈夫だ)

目が猫の目状になり、肌すら死人色に染まりながら、アレンは必死に歯を食いしばる。
だが、同時にワイズリーの言葉が毒のようにアレンを侵蝕する。

『三ヶ月前、アポクリフォスに触れて引いたかにみえた『14番目』への覚醒。
 それが再び始まった証だのぅ』

また、始まるのか。
自分ではどうしようもない衝動。自分が自分がなくなっていく侵蝕。
それが心底恐ろしい。

アレン・ウォーカーでなくなる。
以前、マナに「アレン」と呼ばれるまで、クロスに「アレン・ウォーカー」と名づけられるまで、
自分は何者でもなかった。

「赤腕」と戯れにあだ名されるだけのみじめな捨て子だった。
サーカスの誰も好きじゃなかったから、キライな奴等に適当に呼ばれてもどうでもよかったが、本当は辛かった。
自分の存在が誰にも認められなくて。
愛されてなくて。
だから、アレン・ウォーカーになった時、涙が滲むほど嬉しかった。
自分を世界の隅の小さな存在として留めてくれたマナとクロスに心から感謝した。

紆余曲折あったが、二人の道標に導かれてやっとここまで来た。

なのに、それが奪われる。
ネア・ウォーカーになってしまう。
自分の中にいる見ず知らずの他人に乗っ取られる。

「…………!」

アレンは震える両手を見つめた。
この手が自分のものでなくなる。
誰かが動かすようになる。
そうしたら、自分は何処に行ってしまうのだろう。
自分の存在はまた世界に許されなくなるのか。

「……っ、 だいじょぶだいじょぶだいじょぶだいじょぶ。
 だいじょーーぶっ」

アレンはその手をギュウッと心臓に押し付け、自分に強く言い聞かせた。

「だいじょぶっ、だいじょぶだ。だいじょぶ」

だが、叫べば叫ぶほど、動揺が収まらなくなっていく。
それほど、『14番目』の侵蝕は抗いがたい。
アレンは必死に考えた。

(アポクリフォスに触れて一度引いたんなら、イノセンスを、
 神ノ道化を発動して気をあてれば治まるとか…。
 あるかもしれない。
 そうだ、イノセンスとノアは対極…)

クロスの警告が甦る。

『記憶は徐々に宿主を侵蝕し、おまえを『14番目』に変えるだろう』

立ち向かうんだ。
クロスがわざわざ言い置いていったのは、きっとお前なら勝ち残れると信じてくれたからだ。
ネアに打ち勝てると。
でなければ、クロスはあんな事を言わない。
クロスがくれた名前を捨てる訳にはいかない。

(発動を…するんだ、発動。発…)

だが、左手は震えるばかりで発動しない。
心が乱れて、全く集中出来ない。
それどころか、強烈な眠気が襲ってくる。

『眠ったら最期だ。
 深く取り込まれてアレンが消されてしまう…』

アポクリフォスの言葉を思い出す。
あんな存在に吸収されたくない。
アポクリフォスはアレンのノア化を防いではくれたが、それは「アレン・ウォーカー」で
なくなる事が条件だった。
ネアもアポクリフォスも同じだ。
彼らにとって、アレン・ウォーカーはいらない子なのだ。
だから、縋れない。助けを求められない。

だって、あの時、アポクリフォスはリンクを殺した。

殺してしまった。
僕のせいで。リンクを巻き込んだ。
自分を助ける為、最後まで抵抗し、助けてくれたリンク。

アレンの胸に激しい罪悪感が募る。
神田達に聞かされるまで、最悪な事はあるまいと思っていた。
イノセンスは人類の味方。
だけど、そうではなかった。
イノセンスにとって、重要なのは人類の救済ではなくて、AKUMAを率いる伯爵に勝つ事なのだ。
だからこそ、人類に手を貸している。
その目的を邪魔する者がいれば容赦しない。

(リンク…リンク)

思わず、手を伸ばした。
謝っても謝りきれない。償いきれない。
アレンが使徒でもノアでもない中途半端な存在だから、色んな災いを引き込んでしまう。
それを何とかする為に旅に出たのに、何の成果も上げてない。
神田達に顔向け出来ないどころか、取り返しのつかない事になるなんて。

リンク、君にどう謝ればいい。

思わず、手を伸ばした先に黒い人影が現れた。
長身で黒髪の青年。うねるような長い黒髪をリボンで後ろに一まとめにしている。
以前、ネアが着ていたのと同じ姿。ロングコートとベスト、白シャツに黒のリボンタイ。

今日は晴天で青い空の筈。
雪など降っていないのに、彼の周囲だけ一面に銀世界だ。
しんしんと雪が降り積もるように、青年は涙を零している。

アレンは戸惑った。
その姿ははかなくて、とても綺麗だった。
そして、とても悲しくて、懐かしい。
その顔をじっと見てると、どうしてだか胸が詰まる。

泣かせたくなかったのに。
悲しませたくなかったからこそ、僕らは。
でも、それはかなわなかった。
今でも彼は泣き続けている。

青年はじっとアレンを見下ろしている。
年の頃は恐らく神田と変わらないだろう。

「ネア」

青年は泣きながら、呟いた。
黒曜石の瞳から涙がただ零れ落ちる。
ネアとは違う顔。消えそうな程白い顔。

「僕が、憎くないんですか?」

青年はアレンの傍らに崩れるように跪いた。

「ネア」

愛おしそうに、悲しそうに、償うようにアレンの頬に手を添える。
まるでそのまま抱き締めようとするかのように。

アレンは動けない。
この光景を僕は知っている。経験している。
苦しんでいる「僕」をかつて彼はこんな風に…。


「アレン」

ジョニーの絶叫で、アレンは過去の夢から覚めた。
ゲートが開いている。
AKUMAの巨大な目が中央に覗き、マリオネットの無数の手が底なし沼のようなゲートの中に
アレンを引きずり込もうとしている。
アレンはハッとして、正気に戻った。
無線ゴーレムが凄まじい勢いで目的地、すなわちティムの横っ腹の中目がけてめりこむ。

ボォッとしているアレンの意識を断ち切るように、六幻がAKUMAを貫いた。
悲鳴を上げてAKUMAは消えていく。
神田は溜息をついた。

「…はぁ、ったく、何をボケッとしてやが…。
 !!」

神田はアレンの状態を見て、息を呑む。

そこにやっと追いついてきたジョニー。
アレンのノア化が治まってないのに気づく。

「おい」

神田はアレンに手を差し伸べたが、

「触るな」

と、激しい調子で手を払いのけられる。
神田はアレンを見つめた。
アレンは苦痛をこらえながら、神田を睨み返す。

2へ続く

うおおおおおおおおおおおおおおおお、マナが!!!\(* ̄▽ ̄*)/
何という美人!!
何という俺得!! 何という俺の嫁!!!
昔っから、俺の嫁宣言してるんだから、俺のもんだああああああああ!!!
もうアレンにも渡したくねー!!(笑)



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