今夜はU21なでしこ日本対ドイツ!!
ドイツ最強なんで、頑張ってほしいです。
黒の祓魔師 第38話 「エクソシスト」 2
さて、舞台は変わってイエメンの某所。
サウジアラビアのお隣の砂漠の国。
そーいや、青エクの世界情勢ってどーなってんのかね。
街では悪魔によって死者が出始めてるので、街の人がヴァチカンに依頼。
魔障を受けたんで、老人には顔にイボイボ。
「お前らが祓魔師なのか?」
「そうですよ、ご老人」
アラブの老人に答えたのは、聖騎士のアーサー。
アニメでは格がガタ落ちしてましたが、原作ではまだピチピチ。
「もうご安心ください…!
私 アーサー・A・エンジェルが必ずや悪魔を討ち滅ぼしてご覧にいれましょう」
アーサーはいつもキラキラ。
その背後に立ってるボレロ姿の男は黒髪で無精髭の兄ちゃん。ライトニングというらしい。
顔はぼさぼさ頭と帽子でよく見えません。
「いやーすばらしいね、エンジェル。
キミを見てるとぼかぁまぶしくて目がつぶれそうだよ」
「はっはっはっ! 何を言うんだ!
大丈夫さ!! きっと君だって輝ける!」
「わーぼかぁ一言も輝きたいとは言ってないけど、ありがとう!」
ライトニングが露骨に褒め殺しやってますが、全く気が付かないアメリカ人のよに、心がまっすぐなアーサー(笑)
心がまっすぐだと、大抵壁に激突して大破しますが、大丈夫かのー。
ところでこのライトニングって誰やねん。
で、事件の原因は『不浄姫』が復活したせい。
あの不浄王の親戚だと思う(笑)
ただ、メスなので、瘴気吐くポーズがシャワー浴びてるみたいでいやらしい(^▽^;)
下半身が宮殿というのは、不浄一族の共通なのか。
ライトニングが解説。
「不浄姫は不浄一族の生き残りだね。
腐の王アスタロトのペットの一匹でもある。
確か【心臓】を二つに割ってイエメン支部に封印されていたはず」
あ、やっぱり親戚なの。
でも、腐の王って、何か同人やってそうでイヤな王だな(笑)
「はい…その二つの心臓が襲撃者によって奪われました。
約5時間前、この場所に不浄城を展開し、瘴気を噴出してます。
…襲撃現場にいた生存者の証言によると、襲撃者は女たった一人。
その場で『不浄姫の二つの心臓を喰った』という話です」
「へぇー♪
日本で復活した不浄王のケースに似てるなあ。
うーん!…これは何らかの一連性を感じるね!」
ワクワクしてるライトニングにアーサーは言う。
「今回オレとお前が派遣されたわけだが、不浄姫はオレ一人にまかせてくれ」
「…まじかい?
…キミってば、ぼくの命の心配でもしてくれてるのかい」
「いや違うんだ、ライトニング。
不浄王を倒したのが誰か聞いたか?」
「ああ…」
心配してくんないんだ…とちょっぴり残念なライトニング。
アーサーは対抗心でギラギラ。
「例のサタンの子供だって話だね。
本来、不浄王の復活ともなれば、聖騎士であるこのオレが赴き殲滅したはずだ。
それが一切知らされず、よりにもよってサタンの息子に倒させるというあってはならぬ事態…!!」
アーサーは拳を握りしめて誓う。
「ここでオレの聖騎士としての力を示さねばならん…!
人々を悪魔から守るために…!!」
「なるほど…なんて強すぎる使命感だ!!
ぼかぁ仰天したよ!」
わざとらしく感動するライトニング。
「メンドいから、ぼくなんか気にせず行け、エンジェル!
ゴー、エンジェル!!」
「ありがとう、ライトニング!!」
周りが突っ込んだ方がいいのか迷ってますが、街の人としては悪魔が退治されりゃ文句ないので、
ここは突っ込まない(笑)
「カリバーン、起きろ」
愛刀に命じるアーサー。
『我に力を』
「キャッ、アーサー。
でもアレは強敵よ?
アレを倒すなら、せめて『髪』はもらわなきゃ」
愛刀の言葉にあっさり髪の一部を刀で惜しげもなく斬るアーサー。
愛刀は大喜び。
「キャアアアア、ウマアアアア!!
契約成立よおおおお!!!」
この剣も悪魔合体で作ったよーな剣かいな?
この点、燐の倶梨伽羅はうるさくないわ、契約なしに力貸してくれるわ、大変いい刀ですね。
しかし、カリバーンの力は本物。
「行くぞ! エンジェルスラッシュ!!!!!」
の一閃で生じた凄まじく巨大な衝撃波はたった一撃で不浄姫を宮殿ごと撃破。
燐はまだまだです。
「……いっ、一撃で!!」
街の人はびっくり。
「化け物だね!」
ライトニングも認める。
「日本の不浄王は二百人がかりだったっていうのに……ん?」
その爆発から焔に包まれた黒い物体が空を逃げていく。
が、すぐ前の砂漠に力尽きて墜落。
すぐそこに向かうライトニングたち。
墜落した黒い女は喚きながら、せき込んだ。
肉体は腐食してボロボロである。
「バカな…ッ、この私が制御できないなんて…」
その傍らにアーサーは剣を突き刺し、背中を踏みつけて凄んだ。
「女、貴様何者だ。
何故、不浄姫を復活させた」
女は気味の悪い笑い声をあげた。
「私は不浄姫と一体となった…」
が、自信に満ちたその顔が歪む。
そして、凄まじい悲鳴を上げた。
腐食が恐ろしい勢いで進み、彼女を食い散らしていく。
女は絶叫した。
「そんな…わた…私では!!
許容できなかったというのかああああ」
「…」
背後で何事か腹に秘めてるライトニング。
「おのれ…だが、すべてが渾然一体となり…人間の目が開かれる日は近い…!!
覚えておけッ!!エクソシストォォォオ」
女は全身から出血しながら、最後には爆発してしまった。
「これは一体…!」
「…エンジェル、これは至急ヴァチカンに報告すべきだね」
アーサーは汚らわしいとばかり、胸元のマントを口元に引き上げると吐き捨てるようにつぶやいた。
「…悪魔め…!!」
3へ続くよーん。時間切れ
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