青の祓魔師 第２３話 「真実」

「ネタバレ」ってタイトルでもいいんじゃないかと思うが、
これがアニメ版じゃ真実らしい。
パラレルと思えばもう何も怖くない（笑）

青の祓魔師　第２３話　「真実」

タイバニもあるから、サラッとね。
先週からの続き。
何故、あーゆー事になってしまったのか。

ゲヘナゲートを開けるには悪魔の血が必要だけど、集めた量じゃまだ足りず、
燐を生贄にしたのは、その補完の為。
人間一人じゃ普通足りないけど、悪魔の体なら回復力が凄いので、
ドンドン出しても大丈夫ってのがジジイの論。

えええ、ならデカイ悪魔を数匹捕獲して、ドンドン献血してもらうだけでいいんじゃね？
と思うけど、そこは燐の血が優秀だからいいらしい。
兄を守る為だけに計画に荷担した雪男は悲鳴を上げ、全身から血を噴出す燐が
見ていられない。
思わずジジイに銃を向けるが、既にメサイヤを積んだ飛行機は飛び立ってしまった。
命令中止はジジイにしか出来ない。
もし、ゲートが開かなければ、メサイヤは正十字町の上で無意味に爆発してしまう。

町の人間を殺す訳にはいかない。
そして、燐をこれ以上傷つける事も許せない。

雪男はジジイに向けた銃を下ろし、自分が燐の身代わりになると言う。
意思で悪魔の侵蝕を抑え込んでいたが、自分が悪魔化すればいい。

ぐったりした燐を十字架から下ろし、倶利伽羅を傍らに置く雪男。
そして、悪魔化し、青い焔を全身から噴き出す雪男。

そ、そんな簡単に悪魔化しちゃえるもんだったのか(^_^;)
燐がサタンの焔を継いで、雪男が継いでないって結構重要なファクターだと
思ってたんだけど、アニメだと未熟児だったから燐より成長が遅かった位な
程度なのかしらん？？

雪男は燐の代わりに血を流す。
双子の血が混ざったせいで、ゲートは活性化。
実はこれもジジイの企み。双子の血が混ざると相乗効果が起きるから。
ジジイは雪男も生贄にする予定だったのね。ひでぇ∑（;￣□￣Ａ

雪男は悪魔化するけど、意識は人間のままらしい。耳は長くなるけどね。
駆けつけたしえみ達が駆け寄ろうとするけど危ないので、焔で「来るな」と止める雪男。
そして、遂にゲートオープン。
そこにメサイヤを投下して爆発。じじい、人類の英知の勝利だと大喜び。

ところがゲートは余計に元気百倍。
ゲートから大量の悪魔が噴出。周囲にいたエクソシストも皆青い焔で焼き殺される。
ジジイは「な、何故だー！！」と当惑してる内に、ゲートの悪魔達に捕まってしまう。

雪男も訳が解らない。
でも、メサイヤがどんな兵器かさっぱりだけどゲヘナ界が人間の世界と同じなら
原爆一個くらいでどーなるもんでもないしね(^_^;)
案の定、サタンが出てきて馬鹿にされました（笑）

サタンは最後に憑依したのが獅郎だったんで、その影響で獅郎の声で喋る。
獅郎の声で馬鹿にされて、雪男は獅郎や母を殺したのはお前のくせにと詰ると
母を殺したのは、あのジジイだとサタンは言う。

「俺の目で真実を見ろ」

黄色の目に変わる雪男は過去を見る。

ユリはジジイの娘だって事はウソじゃなかったのね。
雑魚悪魔を「私のお友達」と呼び、エクソシストなのに山で魔女のように暮している。
獅郎はジジイの要請でエリを連れ出そうとするが拒否られた上、彼女にサタンが
憑依してるのを知ってしまう。
（必死な形相で雑魚悪魔を倒そうとしてるのに、全然弾が当たらない獅郎って(^_^;)

以前、仕事で人体発火の謎を調べにこの山に来た時、サタンの焔を受けたが、
彼女は耐性があって焼けなかったらしい。
でも、焔に当てられたのか、サタンにもう一度会いたくなり、白い狼に憑依したサタンと出会う。

サタンはアッシャー界に来たくても触る全てを焔で焼き尽くしてしまう。
だから、何も触れる事が出来なくて淋しいのね。では、私の体を使ってというユリ。
サタンがアッシャー界に来たがるのは遊びに来たんじゃなくて、侵略じゃね？と
思うが、エリはちょっと変わったお嬢さんなんで、サタンが気の毒と思ったらしい。
エリの望みは「悪魔と人間が共存できるように、二つの架け橋になる事」
どーも、しえみと似たタイプだな。しえみはそっちに行かないでね(((( ；゜Д゜)))

にしても、見知らぬ男をホイホイ体に入れるのってどーなんだよと思うが、
それを追求すると話が進まないので、二人のキャッキャウフフ生活の幕開き。
やっとアッシャー界に来れたサタンは喜んだらしい。
散々、人間や悪魔を力でぶっ殺してきた悪魔の王の筈だが、美しい自然や
小鳥の死に触れて感じ入ったりする。

これでサタンが独身で、ゲヘナで只一人孤独な人生を送ってたとかなら、
イイハナシダナーで済むが、メフィストやアマイモンや他にも子沢山で、
悪魔は基本的に快楽や破壊に大変忠実な事を考えると、
ホントにイイハナシカナー？と信用できん（笑）
サタンて、そんないい奴かー？？
燐や使い魔はともかく、悪魔は牧歌的な存在か？
精霊や妖精と、悪霊や魔物をごっちゃにするから境界線が怪しいんだよな。

当然の結果、ユリは双子を身ごもる…(^_^;)
もちろん、枢機卿のジジイはカンカン。
ユリは魔女裁判にかけられ、獅郎はホントはあんたがユリを身ごもらせたんでしょ？って
嫌疑で投獄。うへー、ひどい濡れ衣。

サタンは妻と子を救う為、「青い夜」を引き起こし、手当たり次第に自分の憑依できる
肉体を捜すが全然ダメ。（ここで何故獅郎を狙わなかったか謎）
ユリが焔に耐性があるので、父親のジジイに憑依してみたが、余り使えず、何とか
焼き殺される寸前のユリを脱出させるのが精一杯。
ジジイが仮面をつけるようになったのはこの時の影響だそうな。

メフィは獅郎を牢から救い出し、倶利伽羅持って二人でエリの元に駆けつけるが、
お花畑のベッドの上（笑）で、既にユリは双子を出産。
「焔がある方が燐で、ない方が雪男」
と、告げ、笑顔で死んでいく。

獅郎は双子を殺そうとするが、燐が笑ったのでそれが出来ない。
双子を育てる事にした獅郎にメフィは冷血な君が…と面白そう。
賭けをする。獅郎が人間として双子を育てられたら君の勝ち、
ダメだった時は私が二人の命をもらうと。
最初から燐が焔を出してると、賭けにならないので、倶利伽羅に焔を封印。

何とか辻褄はあってるけどー、ユリは外人なのに、何で双子は日本名なのさ（笑）
奥村って苗字はどこから来たの？
最強の獅郎の肉体より、ユリの体の方ががっつり丈夫だし(^_^;)
大体、ユリは自分のせいで志摩や子猫さんの家族も含めたエクソシスト達が大勢死んだの、
どー思ってるんでしょう？
逃げる時に青い焔に焼かれた死体を一杯見ただろうに、笑顔で死んだのが何だかな。

「あんたは母さんを愛していなかったのか？！」

その話を聞いて、雪男はジジイに問いただすが、エリを火炙りにしかけたのは本当。
家名を汚した娘のユリも双子も許されない存在だから。

実の祖父からの余りの言葉に雪男は逆上。
うーん、燐には聞かせたくない話だよなー。
母さんとサタンは愛し合っていたんだよとか、お祖父さんから殺したい程憎まれてたとか。

ところがぎっちょん。
サタンは雪男が憎しみと悲しみに捕らわれたのをいい事に憑依。
わーい、やっと僕にぴったりの体が見つかったよ！！と完全に乗っ取ってしまう。

おい、やっぱり雪男の体目当てか。いやらしい！
さっきまでのイイハナシは何だったんだ（笑）
やっぱりサタン側に都合のいい、かなりの創作が入ってるんじゃないか？

目覚めた燐はすぐ復活！！うわ、何て元気(^_^;)
変わり果てた雪男の姿に驚愕。

そして、それを上空から楽しげに見物するメフィとハムイモン。
「兄上はこうなると解っていたのですか？」
うわ、喋ったぞ、ハムイモン！（笑）
燐が倶利伽羅を抜いた時から、二人の運命は決まってたというが、燐は雪男を救う事が
出来るのか！？

サタンもジジイもどっちもどっちのロクデナシだったから困る。
ユリもねー、ダンナを選ぶ時は考えようね。
自分には優しかったかも知れんが、息子に手を出すような父親は困るよな。
永久滞在ビザ欲しさに日本女性に優しくして夫婦になりたがる外人を連想したよ（笑）
国籍ならともかく、息子の体を乗っ取る父親ってどーやねん。
そこに愛はありますか？

とはいえ、加藤先生自らが過去編に少しアイデアとか出されたそうなので、一概に
否定できん。
もう世界線が違うのよ！これがシュタゲの選択だよと開き直ろう（笑）