セパン決勝

結局　冬場のテストのタイムを上回ることなく　期待はずれの結果に終わり　やっぱり今のMotogpはあまくないと実感　しかしながら2年ぶりの参戦となったノブのレース運びには脱帽するほどのカッコ良さがあった。　予想通りのトラブル続出に怒ることなく　じわじわとマシーンを仕上げ　人間のテンションを上げて決勝にむかう姿勢はさすがにプロを感じました。　結果13位でしたが今のMotogpのワイルドカードでポイントを取ることは凄いことと感じています。　日本人最高位も立派　　レースが終わり　わざわざ俺のところ（エンジン屋なので隔離されたところ）に来て「有難う」と握手を求めてきて「良かった」と言った顔は渋さが滲み出ていた。
過去の成績を考えるとノブにとって13位は良い成績では無いと思うけど　あの体制での13位は凄い　レースなのに実績のあるバイクではなく新型でテストをするんだと言う気持ちでレースに出てきたノブはもっと凄い　　私もノブがテストライダーになってから2年間一緒にやって　今年はGPにいる訳だがこの3年間で会社にとってもっとも収穫のあったテストになったに違いない　レースが終わってエンジニアが「レースはテストとは違って壊れるなぁ」と言っていたがそこで壊れてこそ後々、良いバイクが出来ると信じて頑張って欲しいと思います。
そして明日から最終戦バレンシアに出発　良い結果がでる事を願います