Small gardens(小さな庭から)

小さな庭で初心者ながらも 色々植えて育てています。
雪国の為、夏限定の栽培日記と日々の事、思った事など。

べこもち。

2019-05-29 18:38:45 | 些細な日常の独り言

 

この前の日曜に長男クンとドライブした下北の郷土菓子。

綺麗でしょう?

色とりどりでカラフル。

「べごもち」といいます(*^-^*)

このまま食べるよりも少し温めて食べるのが良いそうです。

訛って言うと濁点が多い「べごもち」で

「べこもち」と本当は言うのかも知れません。

 

「べこもち」は下北半島の郷土菓子で北前船によってもたらされた砂糖を使い

和菓子の製法を持ち込まれて出来た北前菓子の一つと言われてるそうです。

ハレの日のおめでたいお菓子で季節行事で作られてたそうですよ。

 

もち米粉、うるち米粉、砂糖を練り合わせて作った

何本もの棒状の生地を組み合わせ模様を作り

蒲鉾状の形に整えて切ると写真のように模様が現れます。

房総地方でも確か、巻き寿司でこのようなカラフルな凝った模様のがありましたね?

模様の作り方はきっと同じ感じだろうと想像しています。

でも、私には作れそうにないです(;^ω^)

 

今でこそ、このようにカラフルですが

1970年代に大間町の生活改善グループが

花柄などの美しい模様を考案したのだそう。

それまでは「渦巻」や「束ね」模様が定番で

その「束ね」も繊細な模様で簡単そうではありませんが

時代の変化と共に

もしかしたら廃れてしまうかもしれない危機を

華やかにすることで乗り越えたお菓子とも言えるでしょう。

 

因みに、「べご」「べこ」とは東北・北海道地方の方言で牛の事を言います。

「べこもち」の名前の由来は幾つかあるようですが

蒲鉾型二成形する時に牛の背のようにこんもりとするから…とか

子供達が牛のように元気に育って欲しいとの願いで付けられた…とかの説があります。

端午の節句には欠かせないお菓子だったことが窺がえますね。

 

最近は子供向けの模様も考案されてるらしく

こんなアニマル柄も作られてるようです。

私は青森に生まれ青森で育ちましたが

残念ながら「べこもち」は身近ではありませんでした。

青森市内からでも下北方面は少し遠いのです。

大間と言えば、マグロ漁が有名ですが

こういった素朴なお菓子もある地域なのです(*^-^*)

 

ここまで語っておいて何なんですが……。

この日は「べこもち」を購入しませんでした(笑)

買おうかどうしようか悩んだのですが

この日は甘いものを食べる気分では無かったのです。

お餅系が大好きな私ですから

こういったお菓子には目が無いのですが……

この日は…ほら、長男クンの運転に気が張ってて……(;^ω^)

 

気になって通販で調べたら

北海道の「べこもち」は黒糖の入った黒と白の二色で葉っぱの形のようです。

そして、その二色が牛の模様に似ているから

その名が付いた…となっているようですね(*^-^*)

同じ名前でありながら

それぞれの文化で進化してきたのでしょうね。

もし機会があったら素朴な昔のおやつを食してみては如何でしょうか?

 

 


バラも運転も慎重に。

2019-05-29 09:31:32 | 夏だけの栽培日記

今朝も曇り空で雨が降るのかな?というお天気だったのです。

普通に学校に間に合う時間だというのに次男クンが

学校まで送ってくれる?と(;'∀')

まぁ、車の持ち主である長男クンは出張で居ないし

私はお休みだし……と

不慣れな道を運転して学校まで送って行ったのでした。

途中、侵入するレーンを間違えて

仕方なしに左折して迂回しつつも無事送り届けたのでした。

自宅に着いた途端、お日様が顔を出して

今日は晴れるよ、と言ってるような空へと変わったのです。

1時間早く顔を出してくれたら送らなくて済んだのに…と

勝手な事を思う人間(笑)

我が家の新顔さんの一人、ジプシー ソウル、通称ジプシーチャン。

今あるバラサン達の中では一番新しい葉が綺麗です(*^-^*)

照葉のせいもあって、しかも紅葉のように赤い葉で

緑の中にあると存在感をアピールしてるかのよう。

ティファニーサンの葉も最初は赤みがかっていますが

こちらの葉は照りがありません。

例えるならジプシーチャンの葉は椿の葉のような厚みと照り。

ちょっと別物みたいに感じます( *´艸`)プッ

ティファニーサンも蕾が見え始めました。

ティファニーサンは3鉢あり、どれも去年購入のもの。

赤ちゃん苗は秋まで咲かせない…という事を知らずにいたので

去年は普通に咲かせていましたが

そのせいか、まだ幼い感じが残る苗(;^ω^)

このまま咲かせて良いのかどうか、悩んでいるのです。

去年は咲かせたから、今年も咲かせようかな?と思ってます(^-^;

プリンセスチャンは蕾がほころび始めてきました♡

昨日、防除剤を噴霧したばかりのせいか

小さな虫が数あるバラの間をウロウロして

まるでどの木に泊まろうかと悩んで飛んでる素振りでしたが

結局止まることなく去っていきました。

所謂害虫なのか、そうでないかの区別は私にはわかりませんでしたが

見ていない時間は沢山あるので

知らないうちに虫たちの餌食になる事もあるのでしょうね。

土からひょっこりサン(笑)

これがベーサルシュートと言われるものなのですね。

枝分かれさせないようにソフトピンチを繰り返し

長く太いシュートに育てると良いのだそう。

そうは分かっていても、上手くできるかどうかはまた別次元のお話( *´艸`)プッ

こちらもベーサルシュート。

どちらも今朝発見したミニバラサンのベーサルシュート。

やっぱりミニバラサンは生育旺盛ですね。

 

お二階さんの切り花からの差し芽苗のバラサン。

今年で二回目の春を迎えた訳なのですが

今年は長く細い枝だけが鉢土から数本伸びている状態で丸坊主だったのです。

とても可哀想に見えてしまうほどで

他人の花ながら心配致しました。

でも最近ようやく、新芽が芽吹き小さな葉となってきたのです。

植物を育てるのが好きな奥様ですから

それが正しい育て方だったのかも知れませんが

バラサンの生命力って凄いなぁ……と感じた次第です。

私は雪の中に埋もれさせましたが

お二階サンはきちんと囲いをしてあげてて

だから粗末に扱ってる訳では無い筈なのですが

棒が刺さっているような状態になっていた今年の有様にちょっと驚いたのでした。

幹となる茎のみひょろりと立っていたのです。

新しい葉が出始めたので

秋くらいには花を咲かせるかもしれません(*^-^*)

名のあるバラサンで(名前を忘れちゃった)

黄色の種類とオレンジの種類のバラだったと思います。

咲いたら良いなぁ……♡

 

それにしても

切り花から苗を作るお二階サンって凄いな…と思うのです。

差し芽から育てたからこそ愛おしいものかも知れませんね。

トランペットエンジェルも増やせる手を持ってる奥さまです。

私にも、一鉢どう?と勧めて下さったことがありますが

冬は室内で管理せねばならない上に大きくなる木です。

香りは物凄く素敵な花なんですが

育てる自信が無かったのと置く場所問題で丁重に辞退(;^ω^)

アジサイの鉢も多分、差し芽で増やしたと聞いた気がします。

そういうのがお上手な人って羨ましい( *´艸`)

 

まぁ私には出来ないと思うので

今ある鉢を大事に育てていこうと思います♪

では、午後にまた次男クンお迎えが控えているので

チャチャっとお掃除などを済ませ心の準備に取り掛かろうと思います。

やっぱりまだ少し怖いのです、運転( *´艸`)プッ

知ってる道なら平気なんですけどね(笑)

運転もバラの育成も、慎重に、慎重に……です。