今年はグズグズとトマトを植えるか植えないか…悩んでいたので
去年よりは定植が遅くなったと自覚していたけれど
改めて去年のブログを確認してみたら
約2週間も遅くなっていたのでした(^-^;
でも
私の記憶が確かなら
ここに越してきた年は6月になってから売れ残り苗を購入し植えたのでした。
旦那サマの病気療養中ではあったけれど
まだすこぶる元気な時で
レンタカーを借りた機会に苗を一緒に買いに行った記憶があります。
その時の経験から行けば
まだまだ全然大丈夫(^^♪
それに去年の今頃のブログを読み返して
去年は既にバラも咲いたりしていたけれど
今年はどこのご家庭でも
まだバラは咲いていない。
雪解けは早かったけれど
今年は4月に雪が降ったりして寒さが戻ったり……で
去年より本格的な春が遅かった模様。
そう考えると
少しロマンチストの私は思ってしまうのです。
去年は春が待てない旦那サマの為に
憐れんだ神様がほんの少しだけ春を早く運んでくれたのではないだろうか?と。
桜が咲く季節まではもたないかも知れない…と
お医者様に言われたけれども
取り敢えず桜が咲く頃までは生きていられた。
本人は冗談でお医者様に
いやいや、私は東京オリンピックを観るつもりなんですけどねぇ、と
笑って言っていたのが思い出される。
東京オリンピックどころか元号が何になったかも知らず仕舞いだけどね(笑)
今となってはどうやって
旦那サマと仕事のバランスを取ってきたのか不明となってしまった。
多分、その時その時で必死過ぎて
時間の経つのが早かったように思う。
休業してから緩やかな時間が流れるようになって
結婚してから初めて…というか、
本当に時間を惜しんで一緒にいる時間を過ごした。
夜中にふと目覚めた時
私の頭を撫でながら
ごめんな……と呟いていた彼に返す言葉が見つからず
そのまんま寝てるふりをしていたけれど
何にもしてあげられない私の方こそ
ごめんねって謝らなければならなかったような気もする。
去年の今頃は
多分 旦那サマ関連の書類やら何やらの手続き第一弾が終わって
そろそろ復職間近……か復職直後辺りだったと思う。
家に帰っても「おう、お帰り」の声が響かない事が不思議で寂しくて。
でも写真の中の旦那サマに向かって「ただいま」と言って。
最近は次男クンの方が早く帰宅してる事が多く
「お帰り~」と私を迎えてくれる(笑)
当たり前のように返事を返しているけれど
これだって、環境が変われば無くなっていく貴重な一瞬だ。
今は長男クンも当たり前のように帰宅して
「ただいま~」「お帰り~」とやり取りしてるけれども
彼らが一人暮らしやら何やらとなったら
変わってしまう日常だろう。
将来、未来は分からないからこそ
今を刻み込んで生きる事が心の支えになるのかも知れない。
懐かしいと思う事が
その時の情景をまざまざと呼びさましてくれる鍵。
出来る事なら
懐かしんで悔やむよりも
あの時はねぇ……ってふっと微笑む事が出来るような
そんな日々を作っていきたいと思う。
去年のバラはいつ頃咲いたかしら?
トマトは何日に植えたかしら?という疑問から
話がかなり脱線しての展開になってしまいました(笑)
でも仕方ないのです。
去年の今頃……
これから何年経っても、この季節はきっと。
旦那サマの事を特に思い出してしまう季節となってしまったから。
それは苦しみ等でも後悔などでも無いのです。
その人がそこにいた、という証なのですから(*^-^*)