理想的生活環境

2008-03-01 04:06:56 | 絵空事
世間様と係わり合わないで済むのなら
それに越した事はないと思う

一人で生きていけるなら
それに優る充実した人生はないだろう


係わり合いたくなくても
否応なしに巻き込まれている

一人で生きていたくても
現実にはとうてい不可能な事



『理想的な生活環境』
自分が理想とする国を想像してみる


大きな国でも強い国でもない

僕が焦がれる国は
小さな ほんの小さな村落みたいなモノなのかな

人口も少なくて
会う人はみんな
“嫌な部分”も“好きな部分”も全部しってる


便利な道具もあるけど
使う人は一人もいない
命の大切さを知っているから

危険な旅になんか行かない
船も自動車もあるけど
ほとんど使わないでいる

最低限の武具は備えるけど
戦はしないし
武器を使う人も居ない

商品取引には
ごく単純な数え方ですませてしまう


それでいて
食事はゆったりと美味しい物を食べ
着るものは美しい上等な服

日々は
心身に苦痛がなく
平安な時間であり
習慣を乱そうとはしない


隣の村落とも程よい距離
犬の吠える声や鶏の鳴き声は聞こえるけど
そんな隣村とも往来はしない


そして
ずいぶん歳をとってから

静かに死んでゆく





一つだけ贅沢がしたい

それは
「音楽があること」
ぐらいかな
楽器は電気なんて使わない物しかない
一つ一つの楽器は
ある命が形を変えた物だから
とても大切に扱われている


そんな場所なんて無いですね

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