少年暴行死事件、実刑判決支持し控訴退ける

2015-01-19 | 他の事件




少年暴行死事件、実刑判決支持し控訴退ける

2014/12/09 18:08 現在

去年1月、富山市の少年を仲間と連れ回して暴行し、死亡させたとして傷害致死などの罪に問われている19歳の少年の控訴審で、名古屋高等裁判所金沢支部は9日、一審の実刑判決を支持し控訴を退けました。

この事件は去年1月、富山市の当時18歳の少年が知り合いの少年少女に京都府のパーキングエリアなどで暴行を受け、その後死亡したものです。

当時17歳だった富山市の19歳の少年は傷害致死などの罪に問われ、今年6月、富山地方裁判所の裁判員裁判で懲役5年以上8年6か月以下の不定期刑の判決を受けましたが、刑が重すぎるとして少年本人が控訴していました。

控訴審の判決で名古屋高等裁判所金沢支部の彦坂孝孔裁判長は、9日「被害少年を階段に落とすなど執拗で悪質な暴行を自発的に加えた」などとして一審の実刑判決を支持し被告側の訴えを退けました。

判決のあと、被害少年の母親は取材に対し「控訴棄却の判決は当然。被告は反省しているとは思えない。亡くなった息子に謝罪してほしい」と話しました。

一方、被告の弁護人は「上告するかどうかは被告と相談して決める」としました。

この事件をめぐっては被告の少年と共謀して被害者を連れ回したいずれも当時未成年だった20歳の男と21歳の女は既に懲役刑の判決が確定しています。






富山県 愛知県 暴行 暴力 殺人 殺害 殺人事件 事件 犯罪


最新の画像もっと見る

コメントを投稿