田中実さん拉致関与の疑い、元中華料理店店主が死亡
2014年9月2日(火)12時47分
北朝鮮による拉致被害者・田中実さんについて、救う会が実行犯として刑事告発していた中華料理店の元店主が、今年の春ごろ死亡していたことが分かりました。
神戸市の田中実さんは1978年、地元の中華料理店に勤務していた28歳の時、成田空港からオーストリアのウィーンに向け出国したのを最後に行方不明になりました。
その後、北朝鮮の元工作員が「中華料理店の元店主が田中さんを旅行に誘い、北朝鮮に連れ出した」と証言、「救う会兵庫」が元店主を国外移送目的略取の疑いで刑事告発していました。
関係者によりますと、元店主は青森県に引っ越し、別の中華料理店を経営するなどしていましたが、今年の春ごろに死亡したということです。
Q.元店主はそちらにいる?
「いない」(元店主と同居していた女性)
Q.帰ってこないですか?
「帰ってこない」(元店主と同居していた女性)
Q.どこに行けば会えますか?
「あの世に行ったら会えるわ」(元店主と同居していた女性)
Q.もう亡くなられた?
「はい」(元店主と同居していた女性)
Q.何年前ですか?
「うるさい、帰れ」(元店主と同居していた女性)
警察も元店主の死亡を把握していて、これまでの任意の調べに、元店主は関与を否定していたということです。
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