The Alan Smithy Band

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Bridge of Movies

2014年06月19日 | ひで氏海外ミッション編
かつてないほどにブログ更新をさぼってしまった。。。

ひで氏です。

書きたいことは山のようにあるのに、ここ最近の怒涛のスケジュールを理由にブログから遠のいてしまっていた。
以前書いたことがあるように、SNSというのは本当に恐ろしい。
ツイッターでインスタントに何かを発信、もしくはFacebookでちょっとしたことを書こうものなら、もうそこで言うべきことは言ったような気になりついつい一番大きな表現場所であるブログから足を遠のかせるのである。これはおそらく全世界的な傾向だと思う。

読み手にとってもブログはより大層なものとなり時間をかけて消化しなければいけないものとして構えられる。
たとえるなら15秒のCMと2時間の映画のようなものだろうか。

とにかく言えることはインスタントな呟きの蓄積をブログでやってもだれも嬉しくない、つまりクリックして飛んでまで読むのだからそれなりの読み応えが要求される状況になっているということである。またそれは量ではなく、質的な話だ。

いつになく考え事をしているぽい、そんな私ひで氏、現在ミッション遂行のためアメリカにいる。

しばらくアメリカへ行く機会がなく今回初めて知ったのだが、
今や関西国際空港から米国への直行便の数は激減している。今回、結局名古屋は中部国際空港から飛ぶことになった。

まずは新幹線で名古屋へ。
前日、自分の最寄駅を一駅寝過ごしたというのもありここで寝過ごすことを想像する。

一駅寝過ごすだけで新横浜だ。

しかも駅に着く前のあの独特の「タンタンタン タタン」という音楽、あれは人を起こすには全く効果が無いように思う(そもそも起こす目的ではないかもしれないけど)。むしろより深い眠りにいざなうことを目的としているようなメロディだ。

このことを「あのメロディを目覚まし用に売り出したら結構受けるんではないか」と言った友人がいたが、
あのメロディには独特の影もあるように思うのは私だけだろうか。「落ち着く」と言う人もいれば「聞くのもイヤ」という人もいるような気がする二つの顔を併せ持った不思議なメロディだ。給食に例えるなら好きな献立と嫌いな献立の両方1位をとるカレーのようなものか。

無事名古屋で降りて中部国際空港へ。駅の看板には「中部国際空港(セントレア)」とある。セントレアという名前はたしか多少話題になった気がするが、こういう書き方をするところに踏ん切りの悪さを感じて笑える。自分で決めといて前面には押し出さない。いうなれば自分でド派手な着信音を設定しておいて、電車内で鳴り出すとものすごい速さで止めにかかる、日本人独特のあのメンタリティだ。

今日は例えてばっかりだ。久しぶりだからまあいいだろう。

そのセントレア、今回初めて利用したのだが単純明快な作りでとても利用しやすかった。
飛行機の遅れもなく無事搭乗。

私ひで氏は離陸直前に猛烈な眠気に襲われる不思議なクセを持っているので、いつものごとく気づいたら空の上だった。
そこから先は最近本当に寝れないのがわかっているので映画を見ることに。

American Hustle

上映が始まった時から見たいと思いつつ機会を逸していたのでここぞとばかりに見た。ブラッドリークーパーはもちろん、エイミーアダムスとジェニファーローレンスと好きな役者ばかり。年代設定の再現度高し。内容的にもテンポよくものすごくまとまりの良い映画。

小さいおうち

珍しく邦画エントリー。松たか子という人はレリゴーでも相当の破壊力を見せつけたけれど、この映画を見るとさらに懐の大きさが見える。器用な人だ。黒木華もよかった。「廊下拭いて!」と言われすぐにとりかかった時に着物をたすきがけにする女中としての手つきが完璧で美しかった。ストーリーの根幹に関わるので書かないけれど、後半とても残念な部分があったのが惜しい。

Gravity

巷で言われているほど悪くはなかったように思う。ひとつ思うのは、映画のプロモーションの中でやたらと撮影秘話やCGの作り込みなどを過剰に垂れ流すのはやめたほうがいいと思った。それが目に入るととにかく本編での緊迫感が薄れる。あとこれは今に始まった問題ではないけど、邦題は「ゼロ・グラビティ」で、原題はGravity。ゼロがあるほうが何かとインパクトがあると思ったのか、語呂がいいと判断したのかわからないが、最後まで見るとこの「ゼロ」が絶対に要らなかったことがよくわかる。これは映画のテーマに関わる大事な問題だと思った。

映画というのは音楽と同じで時間を費やす芸術だ。
いつもそうだが3本も見ればもう3分の2ぐらいの行程を過ぎる。飛行機で見ると、まるで映画というのはA地点からB地点をつなげてくれる橋のようなものだと思う。また例え入りました。

何より恐ろしかったのは隣の男性がただの一度も席を立たなかったことだ。
あの人の膀胱はどうなっているのだろう。


そんなわけであっという間にデトロイトに到着。


ここデトロイトの入国審査で、意外な場面に遭遇することになる。



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