合宿初日

合宿所に向かう高速は渋滞、やっとすぎやんを拾って合宿所近くに行くが
遠征等で頼りにしているASB自家製ナビゲーションシステム「すぎゲーター」
が故障、若干の遅刻である。

スタジオに入ってみると。。。うーん広くはない。
ここに今日と明日で20時間以上プレイするとなるとかなり精神的に追い詰められそうである。

白熱した練習の中で小競り合いを繰り返しながら、意外とあっという間に
過ぎていく時間。休む間もなく集中していた。

そのとき。

部屋に異臭が漂い始めた。すぎやん、洋平は気絶しそうになった。

ヨウジ氏の放屁である。僕は目をやられた。
あまりの高シグマに（昔何かのTV番組で匂いの単位はシグマという、というのをやっていた）全員緊急退避、それが結果的に休憩となったのは良かったのかもしれない。

こうして休憩を挟みつつ、夜はすでに昼の間から目星をつけておいた施設付近の
韓国風居酒屋での初日打ち上げをイメージして切磋琢磨し続けるASB。

そして22時、合宿初日終了。
すぐに居酒屋に行きたい足をぐっとこらえて先に、施設にくっついた宿泊施設に
チェックインのため向かう。

チェックインを済ませて、「よっしゃ飲みに行こうぜ！」とフロントを
立ち去ろうとするとフロントの係が

「門限は23時ですので必ずそれまでには帰ってきてください」
と無表情で通達。

この時点で22時40分である。何をどうせよというのか。
「23時といいつつ、多少は大丈夫なんですよね。。。？」
聞き返すと、

「いえ、23時でエレベータも止まりますし」（ここは10階）
と更に無表情で宣告される。

がっくりと肩を落とした僕らは結果、コンビニで弁当を購入、
施設内で食す。それでも語り合うぜ！と意気込んでいたが、
まず洋平氏が脱落。ついですぎやん、ヨウジ氏も寝る。

弦を張り替えていたヒデ氏も寝ようかと思ったらなんと洋平氏が突如復活。
そっから1時間ほど話こんでいたが、やはり疲れがたまっていたのだろう、
すぐに限界が来て就寝となったのであった。

ちなみに、ヨウジ氏はうたた寝していたので、すぎやんの「よーちゃん、布団ひいたろか」の声に寝ぼけまなこで軽く「いや、えーよ」と答えてしまったことで
そのまま畳の上で寝てしまい一人だけ翌朝全く疲れがとれていなかった。

アーメン。