滝川第二中学校・高等学校演劇部

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台本作り

2006-04-06 | 第8期部員の活動日誌
滝二は特有の台本の作り方をします。
それが「いぐりんとその仲間達」の秘密ですが、
この件は省略します。
今までのフーミンのブログで
若干わかる部分はあったと思いますが
ケイコの立場ではお話できませんので・・・
ごめんなさい。


滝二の演劇部は民主的で
何でも意見や考え方を喋る場はありますし、
友好的です。
顧問の先生はその生徒が芝居経験がゼロであっても
一人前に扱っていろんな質問をして下さいます。
興味、関心、何をやりたいか、
どういう役をやりたいかなど。
そのおかげでムニャムニャ・・・(略)→滝二特有の台本完成→初舞台・・・
となっても、いきなり芝居はうまいわけです。

交通事故防止のキャンペーンでも
初舞台のあや、フーミン、茶子ちゃんたちは
ケイコなんか食われてしまいそうなくらい
熱演ですから。
(みんな良いライバルですよ)



さて、去年
高校演劇コンクールに向けて
どんな役がやりたいかと聞かれた時
“高校生”だけはやりたくないと思いました。
生意気ですが。

高校生が、舞台で敢えて“高校生”を演じるだけの
必然性があるかどうかという点と、
もし高校生が主人公ならば
台本に相当しっかりした主張が必要だと思いました。
その場合、何をテーマにするのか。
この問題の多い現代の中で
どうテーマをしぼってゆくのか。
又、高校生を演じてみせるだけの
特別の価値があるかどうか・・・


役者は人より違った『特価』を
持っても良いと思うしそれが許されると思います。
滝二では芝居経験がゼロであれ、「やろうッ」
と決心した時点で立派な役者として扱われます。
(自信を持ってきますから)


あの時私は、私じゃない全くの別人に
舞台の上でなりたかったのです。
ケイコは舞台という「一瞬の生」により、
輝きたいと思いました。
“嘘”をまるで“真実”のように
“生きて”みたかったのです。


そのために、
台本作りにはずいぶんと時間がかかりました。




今、部活はオフに入っていますが
部員はそれぞれに次の滝二祭のための活動を
自宅でしています。


そして、滝二祭の向こうの全国大会のことも
視野に入れて、各自が自分を磨いていますし、
満足して頂けるだけの舞台にしたいと
部員一同が顧問の先生方のもと
熱い気持ちです。

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