滝川第二演劇部の次回公演のお知らせです。
今年もソニックホールなつふぇすの時期が到来です。
日時:8月5日(金)①15時より・②17時半より(約1時間になる予定)
演目:「リセマ達(ら)」 作:いぐりんとその仲間達
演出:滝川第二演劇部
場所:神戸電子専門学校ソニックホール
このお芝居は、ソニックホール上演のための書き下ろしです。
今回も、なるべく簡素化を図るため、観劇については事前申し込み制を導入します。
当日受付でも整理券を配布しますが、コロナ禍の影響で、最大100席と客席が限定されていますので
入場できない可能性があります。
第7波の影響も色濃いため、様々制限がありますが、
観劇いただける方は、こちらのアンケートでの予約をお願いします。
今回の舞台を観劇できるのは、
A「部員の家族・親族」
B「部員の友人(滝川第二生・他校演劇部など)」
C「滝川第二演劇部OB・OG」となります。
D「滝川第二教職員およびその関係者」
です。
事前登録フォームはこちら
申し込み期間は7月28日(木)~8月4日(木)までとなっております
(期限を過ぎますと、当日の整理券記入に回っていただきます。予定数を出てしまうと入場できませんのでご了承ください)
ご登録いただいた方は、受付にて代表者のお名前をお伝えください。
当日、新型コロナウイルス感染症の影響で、閉館・部活動停止などの状況が発生する場合があります。
各種連絡は公式Twitter・ブログなどに掲載しますので、ご登録などしていただき、チェックしてくださると助かります。
どうぞよろしくお願い致します。
◎あらすじ
とある高校の2年8組は、球技大会当日を迎えていた。
たわいもない冗談や球技大会への意気込みなど、今日も朝から賑やかだ。
物わかりのいい担任による朝礼も終わって、生徒たちはそれぞれグラウンドへ。
藤元アカリは友達に尋ねる・・・「この、球技大会、これで3度目だよね?」
8組が優勝するまで何度も球技大会が繰り返される、この状況に気づいているのは、
アカリと、クラスメイトの副山タルトの二人だけ。
副山の話では、ゲームでガチャを引いて強いキャラが当たるように、
このクラスに幸運な出来事が起こらないと『リセマラ』が発生するらしい・・・。
「もし、いつもの教室で『リセマラ』が起こったら・・・」という
これまでにない世界観の芝居に挑戦します!ぜひ観客席で見届けてください!
◎見どころ・・・の代わりに、滝二演劇部から
「リセマラ」とは、「リセットマラソン」の略で、ゲームアプリなどでリセットを繰り返す行為のことです。
特に、ゲームを始めるときに、特典として配布されるキャラクターやアイテムなどをガチャを引く(ランダム)ことで入手できる場合、
自分の欲しいものが出るまで、インストールとアンインストールを繰り返すことを言います。
広域には、ゲームをリセットし、セーブしたポイントに戻って、何度もやり直すことも指すようです。
ゲームの世界では、何度もやり直して、良いキャラクターやアイテムをガチャで引くまで繰り返し、
かなり強い状況からストーリーを進めていくプレーヤーがいます。
「さくさくゲームを進めたい」「だから序盤で何度もリセマラする」という考えです。
その「リセマラ」という行為を、もし現実社会で行ったらどうなるだろう・・・という発想から生まれた芝居です。
RPGやシミュレーションゲームなど壮大なスケールのゲームをプレイする人たちの中では
「ゲームは人生のようだ」という人がいます。それくらいすごいゲームも世の中にはあるかもしれません。
でも、「人生はゲームではありません」。
誰かの価値観でリセットされていたら、たまったもんじゃありません。
誰だって失敗もするし、消そうとしたってなかなか消えない過去もあります。
でも、それを乗り越えて工夫してもがいて成長するのが、人生ではないでしょうか。
最初からポテンシャルの高いキャラクターや強いアイテムのない人生でも、
仲間と共に立ち上がる、成長していく・・・その中で、偶然だった出会いも必然に感じていくのも、また人生ではないかと思います。
(「少年ジャンプ」の考え方っぽいですね(笑))
というわけで、ぜひ、そういったものを少しでも感じていただければ、私たちは嬉しいです。