滝川第二中学校・高等学校演劇部

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旅の終わりに

2006-01-30 | 第7期部員の活動日誌
遠足は家に帰るまでが遠足ですよ、よく言われる言葉ですね。
旅の終わりってのははかないものでまだまだ帰りたくない思いってのがあります。
ただ!いかんせん、4時に昼ごはんを食べたものですから晩を食べる気にもならず。
疲れもピークに達していたこともあって大人しく帰ろうという話になりました。
そして、京都を今にも去ろうとしたとき。
最後の最後に、特大級のネタが転がっていたのです!

それが・・・これだああああ!!!


あえて多くは語るまい、このシュールさ。
看板に対して、この文字の小ささ。まさしく芸術。
疲れきった車内に乾ききった笑いが響き渡ったのでした。






・・・これで終わったら詐欺ですね、最後に二条城の夜景で締めることにしましょう。


次の部活は火曜日です、部活のみんなにお土産買ってくること完全に忘れてた・・・ごめんよ。
それでは、次回の活動日誌をお楽しみに~


旅日記5「北野天満宮」

2006-01-30 | 第7期部員の活動日誌
今回の旅が何故始まったのか?
それはいぐりん先生が北野天満宮のお守りを買いに行くという話しが発端で始まりました。
それから、春秋座まで何分かかるか計ってみよう!やとか、
Tシャツを作りに行こう!やとか色々な諸事情が絡んできたのですね。
せっかく京都に行くってことで色々やっちまおうってなったこの旅行、
そしてその最終目的地であり、本来の目的地である北野天満宮についに到着です。

おー、出店もでてる。若旦那が出店にちょっとテンション上がってました。
早速、参拝をしよう。そうしよう。

うお、並んでる。
やっぱり受験シーズンですからね、もちろん我ら一行も並びました。
並んでる間にお賽銭についでどうするか相談。
先生「12円で、十二分に頑張りますってことで」
新川「いやここは17円で、十二分にご縁がありますように、ってな具合で」
先生「なるほど」
若旦那「20円で、とうとうここまで来れましたってのはどうでしょう?」
新川「上手い上手い!」
先生「22円で、慎ましく」
若旦那「そう来ましたか」
新川「はいはい!ほしたら今度は26円で・・・」
とまぁ、ここでもまたネタ合戦が繰り広げられました。
笑いに貪欲な三人です。

そうこうしてる間に順番が回ってきて参拝。

左から新川・若旦那・いぐりん先生

お守りも無事買って目標達成です。
こうして我らの旅は終わりを迎えたのでした~、でんでん。


旅日記4「京都は学生の町やで」

2006-01-30 | 第7期部員の活動日誌
春秋座を出たのが14時30分!
我ら一行は完璧に昼ごはんのことを失念していたのです。
新川「先生!お腹が空きました、ハッピーターンも無くなったし・・・」
若旦那「もうチョコチップスティックパンはよかです、白米が食べたいです」
いぐりん先生(以下、先生)「よし!爆弾から揚げの店に行くか!」
若旦那・新川「爆弾から揚げ!?」
先生「そう、拳くらいの大きさのから揚げ。ご飯食べ放題」
若旦那・新川「うおおぉぉぉー、でけー!」
先生「それからジャンボお好み焼きの店もあるな」
若旦那・新川「ジャンボお好み焼き!?」
先生「そう、ハンドル級の大きさのな」
若旦那・新川「うおぉー、でけー!」
新川「それにしても食べ物は何でも大きいんですね」
若旦那「何でそんなにでかいんやろうね」
先生「それはなぁ、京都が学生の町やからなんよ」
新川「なるほど、そういうことか」
若旦那「若者の食欲は尽きることを知らんからね」
先生「懐かしいなぁ。今日はどこ行く?どこ行く?言うて色んな店を毎日回ったり・・・」
若旦那・新川「いいっすねぇ~、学生生活」
京都の町の雰囲気に触発され、ついつい回顧モードに入っていくいぐりん先生。
僕ら二人もしみじみと先生の思い出話に聞き入っていました。

そんなこんなでジャンボお好み焼きの店に到着。

入ってみるとお店にお客さんが一人もいない・・・まさか!?
お店の人「ごめんなさいねー、2時に終わって。晩は4時からなんですよ」
まぁ、普通そうですね。この時の時間は15時30分。
新川「ジャンボお好み焼き・・・」
若旦那「せ、先生!どうしますか、他に何かあてはあるのでしょうか?」
先生「まかせなさい、次は爆弾から揚げの店に行ってみよう」

てくてくてく・・・

てくてく・・・

ピタッ、ガチャ。ガチャガチャ

・・・えぇ、もちろん閉まってましたとも!

新川「爆弾から揚げ・・・」
若旦那「せ、先生~」
先生「あ、慌てるなかれ。まだまだあてはある!」

てくてくてく・・・

てくてく・・・

ピタッ

先生「左と右、どっち!?」
若旦那「じゃあ、右で」
というわけで三軒目にしてようやく開いてる店を発見、その名は「べんけい」

腹が減ってるいぐりん先生は即効で「からあげ定食」を、
若旦那は「ハンバーグ定食」を注文。
こういう時、迷ってしまう私はおろおろ。
新川「うへぇ、メニュー多すぎて迷ってしまう」
若旦那「そんなあなたに・・・」
指差す先には「とんちき定食」
新川「じゃあ、とんちき定食下さい」
ようやく決まる。

新川「ところでさ、とんちきって何よ?」
とんちき 1 【▼頓痴気】
〔「とん」は「とんま」の「とん」、「ちき」は「いんちき」の「ちき」と同じもの〕まぬけ。のろま。とんま。多く人をののしっていう語。
「この―め」
・・・もちろんギャグですので、あしからず

結局食べ終わったのが4時。
ここの定食の量が多いのなんの、うれしい悲鳴です。
特に私のとんちき定食、普通の豚カツが二枚分も。写真とっとくべきだった!

そして我ら一行は旅の最終目的地「北野天満宮」に向かうのでした。

旅日記5に続く。




旅日記3「やって来ました春秋座」

2006-01-30 | 第7期部員の活動日誌

結局、車は搬入口前にあった駐車場に停めることにしました。
おそらく本番前にはここから入っていくのだろうな、としみじみ。


はい、というわけで春秋座のある京都造形大学に到着。
垂れ幕に書いてあるように、何やら催し物をしているようです。
建物の大きさに圧倒されつつも一行は内部へと進んでいきました。


なんと!左京区民文化フェスティバルがちょうどやっているではありませんか!
・・ということは、春秋座の中に入れる!?
期待に胸を躍らせつつ更に内部へと進んでいきます。

そして、ついに春秋座に足を踏み入れました。
流石に写真は撮ることができなかったので見た感じを説明します。
まずは舞台の印象、やっぱり広いですね。奥行きがあるように感じました。

そして、劇場自体の装いですが。
近畿大会の八幡市文化ホールは多目的ホールといったような装いでしたが、
この春秋座はまさしく和テイストな催し用の劇場だと感じました。
いぐりん先生曰く「これはまさに寄席小屋やね、うちの芝居にピッタリや」とのこと。
二階席からも顔の表情が十分見えたので、小屋全体で芝居を楽しめそうです。

何よりも驚いたのは、二階席の欄干の下にちょうちんが飾り付けられていたこと。
事前にパンフレットを見て知っていたことではありますが、実際に見てみるとこれがまたいい味を出しています。
思わず「○宗って書いてたらほんとに心斎橋宗竹になるなぁ・・・」とか悪い考えしてみたり(笑)

そんな具合に春秋座の雰囲気を肌で感じつつ、フェスティバルのプログラムを2つ見て撤収しました。
この時、時間は14時30分。
気づいたら昼ごはんを食べていなかったのです!

腹が減りつつ、旅日記4に続きます!

旅日記2「男三人車中で駄弁る」

2006-01-30 | 第7期部員の活動日誌
いぐりん先生(以下、先生)「・・・現在の時刻は?」
新川「・・・11時49分です」
先生「ほいだら、50分に出発しよか」
新川「・・・後5秒です、5」
若旦那「4、3、2・・・」
先生「1、0・・・」
先生・若旦那・新川「出発進行~!!」
っちゅーわけで、11時50分。我ら一行は滝二を出発したのでした。
目標到着時間は13時30分!
2時間はかかるだろうとの算段で春秋座へと向かうのです。

車中、とりあえず適当に喋る三人。
若旦那のサンバイザーを見て、いぐりん先生が聞きます。
先生「サンバイザーとサンバイズって何がちがうのよ」
若旦那「サンバイザーは太陽光防止帽子ですよ、サンバイズは・・・三杯酢ですよね。やっぱり」
新川「じゃあさ、サンライズは?」
若旦那「太陽光」
先生「サプライズは?」
若旦那「昔やってた深夜番組!」
こんな風に他愛もない話をし続ける三人。
今見ると何が面白いのかわかりませんが、あの密閉された空間ではかなり盛り上がってしまうものなのでした。

ここで一ネタ。
道中、桂川SAに寄ったのです。

高速でSAに寄るってことはもちろん・・・WC!
いそいそとWCに向かう私、しかしとんでもないものがあったのです。

左側にチラッと見えてるのが洗面台です。
なんとWC内にこのような和の雰囲気を演出する装置が設置されていたのです。
あまりにびっくりしてしまったので、思わず写真におさめてしまいました。

閑話休題。
とうとう京都に到着です。

先生「この東寺は京都行こう思ったら絶対通るばしょやから、覚えときよ」
高速を降りた即効の京都的建築物に車内のテンションも急上昇
春秋座までは後少し、といったところです。

新川「おぉ、あれは!」
若旦那「ん、どうした?」
新川「見て見て、あの塔!めっちゃカッコイイ、イカス!」

左側の塔を見てモーレツにテンションがあがり、思わず撮った写真
若旦那「あー、あー・・・うーん。カッコイイ・・・かなぁ」
コメントに困ってしまう若旦那
新川「いやー、いいわぁ。京都いいわぁー」
完全に観光客モードな私
先生「ほら、そこの建物。これが京都市役所よ」

京都の建物はもう雰囲気が違いますね!
先生「で、ここが鴨川よ!」
若旦那「なにっ、鴨川!?」
新川「ほら、若旦那写真撮って写真!」

車中から眺める鴨川の図 欄干のお陰で見えません(笑)
鴨川は去年の芝居「その時、半次郎が動いた」ゆかりの地、それはそれはテンションが上がります。

京都の雰囲気を存分に味わった若手二人、先生は京都に長い間住んでいただけあって落ち着いたものです。
先生「お、そろそろ着くぞ」
新川「春秋座・・・ついにきましたか」
若旦那「・・・これどこに停めるんですかね?車」
先生「・・・・・・」
14時00分、予定より30分オーバーしましたが我ら一行はなんとか春秋座に着くことができたのでした。

旅日記3に続く

旅日記1「演劇部Tシャツを作ろう!」

2006-01-30 | 第7期部員の活動日誌
はい、というわけで始まりました男三人珍道中!
まず最初の目的地は押部谷であります!
って、ちょっと待て。京都と真逆じゃねぇかい!
初っ端からツッコミ所満載です。

何故押部谷なのか?
それは前々から顧問指令の出ていた「演劇部オフィシャルTシャツ製作」を実行に移すためでした。
そして、そのTシャツを作ってくれる場所が押部谷にあるって筋書きなのです。
新川「ところで先生、デザインはどんな感じですか?」
いぐりん先生(以下、先生)「おぅ、若旦那デザイン作ってきたかい?」
若旦那「はい、こんな感じ何ですけど」
先生「なるほど、わしはこんなのがいいと思うのよね」

デザインを見る二人の図(写真左より、若旦那・いぐりん先生)
新川「で、どちらの案にするんですか?」
先生・若旦那「・・・・・」
10時20分、私たちの旅はいきなりの大問題にぶち当たってしまったのです!
新川「・・・えっ、デザイン決まってないんかい!」

とりあえず、演劇部の表記をどうするか相談する二人。
先生「うちの演劇部は漢字やと思うのよ、『演劇部』って具合に」
若旦那「いやぁ、でも『あくたーずくらぶ』って英語で書くのも良いんじゃないっすか?」
先生「ふむ、ほしたらまずは綴りを辞書で調べるか」
流石は世界のいぐりん、滝二のいぐりん、とりあえずいぐりんのいぐりん先生!
バッチリ英和辞典を持参していました、しかも二冊。
若旦那「ふーん、綴りは『actor』なのね・・・」
先生「ぶしゃしゃしゃしゃしゃ!!」
新川「どうしたんですか、先生。突然笑い出して・・・」
先生「これ見てよ、これ・・・・ぶしゃしゃしゃしゃ!!!」

いぐりん先生大爆笑!英和辞典の珍挿絵の図
新川「うわ、これは・・・すごい邪悪な顔してますね。特に下」
先生「ぶしゃしゃしゃしゃ!」
英和辞典すらもネタにしてしまう、それがいぐりん先生です。

さて、色々な案が出つつ着実に進む試行錯誤。
先生「そいじゃ、こんなのでどうよ」

いぐりん先生、デザインを書く!の図
若旦那「それじゃあ、折衷案ってことで。これでどうでしょう・・・」
サラサラサラ・・・カキカキカキ・・・
先生「どれどれ」

先生「うむ、これでいくか。」
新川「その作戦・・・」
若旦那・先生「その作戦で行こう!」
開始30分、早くも壊れ始めた三人。

さて、勢い勇んでやってきたのはプリントショップ『TOM』

ショップの図
ここで店主のおかみさんとの打ち合わせ。
いぐりん先生、若旦那ちょっと緊張気味。
店内には今まで作ってきたのであろう色んなTシャツが飾ってありました。
中には背中に「RONAL DINHO」と書かれたユニホームのようなものも。
おかみさん曰く、サッカーが盛り上がった頃にレプリカを作って欲しいとの依頼があったそうな。
結構、何でもできそうな勢いを感じました。

11時30分、打ち合わせ終了。
Tシャツ作りの依頼がついに完了しました!

デザイン(完成稿ではないよ)の図 試行錯誤の後が見られますね。

計30着を注文しました。
10日頃には完成し、届けてくれるそうです。
どんな風に仕上がるのか!?
また後日、続報をお伝えしますよ!

と、いうわけで旅日記2へ続く~