akynoのつぶやき

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犯罪を減らすには? ~犯罪の「前兆」に新法を~

2004-08-05 | ニュース
犯罪の「前兆」に新法を 少年非行で警察庁の研究会 (共同通信) - goo ニュース

テレビの特集でやっていたのだが、ニューヨークで効果を発揮し注目を浴びているブロークンウィンドウ理論だが、これは日本の警察システム(交番制度)を元に作られたものだ。

それをどうやら日本でも取り入れようという動きがあるらしい。

ん~~。

以前日本でやっていたことを、ニューヨークで名前が変わって、それを取り入れる・・・。

ん~~。なんか納得いかないなぁ・・・。


つまりは、警察が今まで培ってきたノウハウを捨て、失敗したってことだよね。
確かに、現在の犯罪数は今の警察官の数だけでは裁ききれなくなってしまった。
でもそれは、犯罪は取り締まるより、防止した方が効果的なのは誰でも分かることなのに、それを忘れてしまい、対処療法に固執した結果、犯罪の数は増え、取り返しのつかない事態(モラルハザード)に陥ってしまったからだ。



警察自体が、自分たちの犯罪を見逃しているんだから、ブロークンウィンドウ理論に照らし合わせなくても、世間でモラルの低下が起こるのは当たり前だ。

理論を取り入れる前にするべきことがある。
出来ることがある。
出来ることからコツコツしていく。
この破滅への流れの中で、その流れを止めるには、この地味な方法しかない。


※ブロークンウィンドウ理論を私なりの解釈で説明する。(間違ってる場合は手厳しいコメントを下さい。)割れた窓がそのまま放置されていると、犯罪者たちはその地域は取締りがゆるいことを感じ取り、続々集まってきて、その地域全体が犯罪多発地域になる。
そこで、実際の犯罪はある特定の地域での発生数が大多数(60%)を占めるため、その地域を重点的に(割れてる窓も見逃さず)取り締まれば、犯罪は半減する。ということらしい。

んで、日本では各地域に交番があり、常に警察官が見回り、市民とも挨拶をし、情報交換することによって、犯罪を未然に防いできた。
それが、今や警察官といえば威厳だけ振りかざして近寄りがたく、裏で何をしているか分からない存在になってしまった。(実際にそうでなくても、そう思われていれば同じ事。)

たいそうにエライさんが会議をして、ニューヨークへ視察しなくても、交番の警察官を増やす(これはボランティアを含めて半公的な権利を与えてもよい)、地域と密着し、顔と名前を覚えてもらい、挨拶をする。
これだけで軽犯罪は激減です。
サイバー犯罪などは別でしょうが。
まず出来ることをやってください。(最大限)
次の手はそれからです。

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