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大善人へ身魂磨き

神様の神器 東皇鐘

十里桃花のお話の続きです。


ドラマの中で神々を貫徹して悩ませる東皇鐘という名前の、武神である墨淵が作った鐘の神器があります。


東皇鐘は最も威力のある神器だと?

師匠が作ったんですよね?

と一番弟子が師匠に聞く場面もあります。



名前の東皇鐘から感じるのは日本です。鐘は、仏教寺院などにあり、高い音は高次の霊と繋がる霊的な意味があると思います。神社の鈴も同じです。世界で「東」に位置し、一番最初に日が昇る国日本には、世界一長い歴史をもつ「皇」室があり、天皇陛下は毎日、日本と世界の平和と安寧を祈ってくださっています。


ところで、ドラマに出てくるこの神器が悪いものの手に渡った事で闘いがおこり、東皇鐘を封印するため、武神である墨淵自身が身を捧げて天界を守ります。墨淵は元神を傷つけられ瀕死の重症を負い何万年も眠りにつきます。


この天界を滅ぼす可能性を秘めた東皇鐘が炸裂し、その姿が巨大なキノコの形であるのを見た瞬間、これは原爆のキノコ雲とそっくりだと思いました。


キノコ繋がりで神様の薬、昨日ブログに書いた神芝草を思いました。


十里桃花のドラマでは、怖い神獣に守らせていた貴重な神芝草もキノコでした。キノコは菌類で、その他の菌類も目立たず生物の循環を根底で支える最小の存在です。


日本神話に出てくるウマシアシカビヒコヂという神様がお役目を担っていらっしゃるのではないかとお名前から勝手に推察しています。


美し「ウマシ」国日本を、「カビ」などの菌類で、地中から葦、足、脚「アシ」で支える神様だと私は思っています。


菌類は自然を地中から支える隠れた精霊だと思います。固有の土壌細菌の発見が新薬の開発のきっかけとなることが今までにもありましたし、これからもあると思います。


菌類は胞子を放つことで種を増やします。目に見えませんが、大変貴重なキノコもあれば、食べれば死ぬほどの毒キノコもあります。


胞子の「胞」は月を包むと書きます。月=夜の神様と縁があるかもですね。日本神話の三貴神、月読尊=月夜見様は古事記でもほとんど描かれない隠れた謎の神様です。


原爆の放射能(ホウシ+ャノウ)も胞子(ホウシ)のように目に見えません。しかし、一旦放たれると確実に命を奪います。人間の罪を刈りとるように、罪の無い人でさえ、人類の共同責任を背負わされて命を奪われてしまいます。



原爆の唯一の被害をうけた日本は、大切な役目を担う(荷=邇=瓊を背負う)気がします。


高天原の様な天国を地上に造ろうと「荷」ニを背負い天から降臨された神様が、日本神話の瓊瓊杵尊(ニニギの尊)であり、降り立った地が「日」本=ニホンです。


原爆が最初に投下された広島には、神のイツク(斎く)島=厳島神社があります。市杵島(イチキしま)姫様が御祭神です。水の神様です。


原子力発電は、火力、水力、風力、地熱エネルギーなどの自然では賄いきれなくなったエネルギーを補うために、悪くいうと、もっと、もっとの欲心を満たすために作られたエネルギーです。 


悲しい記憶として心に残る、福の島、福島県原子力発電所の事故では故郷を終われた人が沢山います。その後何トンもの海水で高炉を冷やす必要があり、汚水の問題もおこりました。



大祓祝詞に出てくる水の神様、瀬織津姫様は人の罪を瀬織って大海原に放ってくださっているかもしれません。


謎の多い瀬織津姫様は、市杵島姫様と同一神とも言われています。


美しい地球の水の循環、自然の循環を人がおかさないよう、貪ることがないよう、今あるものを大切にして御魂磨きをしていきます。



【画像はドラマ十里桃花より】


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