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大善人へ身魂磨き

神様の聖地 十里桃花

桃の花が咲き乱れる孤族の神界。十里桃花。

日本の神社、稲荷神社は狐が祀られています。十里とは5キロメートル位みたいです。


稲荷寿司は狐色。笑。稲穂も狐色。光にきらめく稲穂の色は黄金色。季節ごとに美しい花が咲き誇る瑞穂の国日本は美しいです。


ドラマ、十里桃花の世界では、美しい孤族の姫が主人公でした。桃の木に登って桃の美酒を呑んでいる姿なんかは、画面越しにご神気が、、、。


とにかく美しかったです。そして、桃の花でうめつくされた聖地はまさに桃源郷でした。そこで、日々様々な営みをする孤族の教えがまた素敵でした。



恩は倍返しせよ

自分の心に率直であれ


ガチゴチのルールで縛るのではないけれど、道徳観や倫理観は必ず持ちなさいという点が素晴らしい。恩をうけた神への忠誠心から、狐は日本でも眷属神として様々な神社でお祀りされているのだと思いました。


ところで、桃は中国では神仙に力を与える果物とされているようですね。日本神話でも邪を祓う果物として描かれています。イザナギは黄泉の国で変わり果てたイザナミをみてしまいます。怒り狂ったイザナミから必死で逃げるイザナギを助けたのは桃でした。桃を投げて追い払うことが出来たのです。


桃から生まれた桃太郎も、鬼を退治します。桃太郎伝説のある岡山県は桃が県の花ですし、桃の産地です。


桃太郎は岡山県の吉備津神社の御祭神吉備津彦命のようです。古代、西国で蛮行を繰り返した温羅一族をやっつけた話をわかりやすく「桃太郎」=吉備津彦命、「鬼」=温羅(オンラ)一族に名前を変えて日本昔話にしたのですね。桃太郎は吉備団子を持って、鬼ヶ島(オニガ)島に行きますから。


33日の桃の節句ひな祭りも、穢れ祓いの意味があり雛を身代わりとして川に流し、娘が健やかに成長することを祈ったのだとか。


桃の薄ピンクでハート型した形は可愛いです。桃は食べてもとても血流に良いようですし、女性に愛用される漢方薬にもなっているみたいですね。


桃の花が咲き誇る桃源郷。


そこに住まう神様も素朴で純粋で無垢でピュアなハートの持ち主。そんな桃源郷が日本の地に沢山できると良いですね。


【画像はドラマ十里桃花より】

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