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大善人へ身魂磨き

神様の薬 神芝草


ドラマ十里桃花のお話しの続きです。ドラマの中にでてくる神様の薬についてつぶやきます。


読んでいただきありがとうございます。


ドラマの中にでてくる神様の薬は神芝草といい、何回か出てきます。不死であるはずの神様の元神が傷つき命が危ない時などに求められています。ただ、4匹の怖い神獣が霊山の洞窟の中で守る霊木に寄生するキノコのため、なかなか手に入れることは出来ません。


そのキノコ=神芝草を、神々が愛する人、子、兄弟の命を救う為にぼろぼろに傷をおい、仙力を失いながらも手に入れようとします。そして、煉丹術を通して丹薬にします。


その神芝草は、現世界でいうと、なかなか手に入らないキノコ=サルノコシカケ(霊芝)に姿がとても似ていました。名前も似てますね。







山の神様の総本山、日吉大社の眷属神は猿のようです。山繋がりで、猿の腰掛けの名前がついたのかどうかはわかりませんが、大変貴重で希少なキノコであり、大病にも効能があり、漢方でも相当高価な薬とされているようです。いただいたことはありませんが。


サルノコシカケは、寄生した木の髄までエキスを吸い取るようで、サルノコシカケの寄生した木は枯れてしまうこともあるようです。つまり木は命懸けでキノコに生命を譲るのです。


そうして木のエネルギーを受け継いだキノコがまた他に命を譲る。



自然の摂理には一切狂いはないと思います。

大木がキノコに共生を許す姿は、自己犠牲ではなく他者愛の気がします。


キノコは菌類です。

菌類は、食物連鎖では一番下層で目立たない一番小さな存在です。しかし、動植物の死骸を無機物に変え、土を豊かにし、天から降る水を浄化します。この目に見えない、目立たない存在がなければ、何も生きていけません。縁の下の力持ちです。


自然の循環の中には、共生はあっても奪い合いは無い気がします。全ての生きとしいけるものは、自然の恵から命を譲っていただき命を繋ぎます。


この循環の一部に人も共生している。   


山の幸、海の幸に恵まれた美し(ウマシ)国日本に生まれたことを感謝いたします。



【画像はドラマ十里桃花より】



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