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大善人へ身魂磨き

神様試験

昨日、罠についてかきましたので、その関連で久しぶりに、私がはまった中国の神仙のドラマ十里桃花について書いてみます。


神界でも一目置かれる偉い神様が修練のために人間世界におりる際、それは辛い試練が人間世界で用意されます。


例えば、自分の信じる唯一の寵愛する美しい姫が自分の息子と関係を持ったと疑えるほどの場面に遭遇したりするのです。


かなり現実に起こるとドロドロですね。そこをよりにもよって見るかなぁ、?と突っ込みどころ満載ですが。


ただ、ドラマでは、寵愛する姫も息子も縁者であり神界からの使者でした。姫においては、やりたくない役をその神様の修練のためにやれと言われ、泣く泣く嫌々引き受けるのです。


ドラマだから悪役をやるからといって悪人ではないとすぐわかりますし、美しい姫が可哀想にも気の毒にもなります。


これと同じ事が実は自分の周りにも起こっているかもしれません。


例えば、ある人が陰謀や嫉妬により酷い状況に陥れられたとします。その人の弱い部分を克服させるために、意地悪役の人達は演技をさせられたとします。


ただどっぷりドラマの主人公になり、その人は被害者になりきって、寝ても覚めても悲しくて腹をたて絶望し暗闇に落ちる状況になります。誰も信じられないとその人を助けようとする優しい人にも心を閉ざします。


その意地悪な人達は筋書き通りの演技をしただけで、お役目果たして涼しい顔をしています。被害者役であるその人は、何故自分を苦しめて、そんな感じなのと更にムカムカ、だんだん怒りは沸点に。ネガティブな感情で心が支配されます。




ここで、ブーっと音が鳴り、はいカットーっと監督に言われる姿を想像します。





周りの人達はお疲れ様〜、上手だったよ!と言われ涼しい顔をしているのに、自分の周りからは、あーあ、とガッカリした声が聞こえてきます。折角チャンスを与えたのに、ここ、また乗り越えられなかったねー、と。


その声の主はその人を応援してくれる守護霊様やご先祖様です。




あらら、と台本にバツがついて、またやり直し、次はえーと、、、、キャスティング揃えないといけないし、いつになるかわからないけど、あちらの世界でゆっくり再履修登録ね、、という感じです。


だから、輪廻転生はなかなか卒業出来ないというわけです。弱点をうまい具合に突かれるから。



十里桃花の中で人間の運命を司る神様に、偉い神様が質問します。


  縁なき人は出会うことはあるのか?と。


    それはありません。


もちろん、偉い神様はその答えはわかってきいています。 


   では、いくら愛情をもっても、三世石(結婚の名前を刻む石)に刻まれてない場合は結ばれるか。


  それもあり得ません、と。


だから、愛しているが故に冷たい態度をとるのだといいたかったのですね。




嫌なあの人と出会ってしまう、愛する人と別れる、ドラマでは、はっきりとこれもやはり縁なのだとわかります。


自分がやったことが自分にかえる、自業自得はよく言われます。しかし、自分の記憶がないのに降りかかる嫌なことも、悲しい事も、どうしようも出来ないことも生きてるとあります。自分のせいだとはなかなか思えない事もおこります。


結局は自分の為に起こる有難いこととよく言われてますが、心境がそこに至らない場合には、その言葉は、響かない言葉だったりします。


今生で、悪い事が起こると、自分の前世の行いがまずかったからかなぁ、と真面目な人ほど真剣に考え、更に理由も分からず悩んだり苦しんだりするわけです。苦しみ最中に、そんな事を考えはじめると、益々悲しくなり、ドツボにハマってさあ大変です。 




だから、そんな時はブラックホールに苦しみや悲しみを放り込むのが良さそうです。時間に任せて自分を守ります。えーい、私には因果なんてわかりませんが、何か?と。


そして、全て神様にお任せします。


良い人は自分を責めがちです。自分がどう考えても悪くない場合、いじめや、犯罪に巻き込まれた場合は周りの確実に信じる事のできる人や警察にたよります。ひとりで悩まない。きっと、舵を切って方向転換できます。


そうしてるうちに俯瞰して、あっ、あれは巧妙な罠だったのかぁ、もっと良くなるための神様試験、悪と関係をたつためのチャンスだ。また道が明るくなりはじめます。


振り返るとそういう転機が人生にあります。同じ場所で鬱々と心を塞ぐ落とし穴に落ちる前に、ちょっと違う視点を持ち始めるかもです。


自分を守るためにも、俯瞰したり別の視点を持つのも良いのかなぁと最近は私も少しずつ思えるようになりました。


【画像は映画監督検索画像、大野舞LINEスタンプ、十里桃花検索画像より】

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