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大善人へ身魂磨き

穂高神社

上高地を10時前には出て、穂高神社に行きました。式年遷宮が4月末から5月2日まで行われた直後の祭日ともあり、神社には出店が沢山と参拝客も沢山いました。

主祭神

  • 中殿:穂高見命(ほたかみのみこと) - 別名を「宇都志日金拆命(うつしひかなさくのみこと)」。綿津見命の子。
浦島太郎伝説にでてくる乙姫様豊玉姫や玉依姫の兄妹神です。長野県佐久市のサクは御祭神の名前からのようです。亡き友の出身地です。

  • 左殿:綿津見命(わたつみのみこと) - 海神で、安曇氏の祖神。

浦島太郎こと、山幸彦のお父様ですね。




午前中に到着できましたが、かなりの人です。入ってすぐに人形祭りがあり、源平の戦いの様子が解説されています。こちらは源氏側のようですね。











拝殿前の御神木






こちらは、阿曇比羅夫(あずみ の ひらふ)をお祀りしていました
役小角の本にも出ており、飛鳥時代の御方です。天智天皇2年(663年)8月27-28日の白村江の戦いで戦死したとされます。

同神社奥宮の御船祭りは毎年9月27日に行われ、これは阿曇比羅夫の命日であるとされます。(ウィキペディアより)

手を合わせてきました。

飛鳥時代におきた白村江の戦いは、特攻隊のような戦いで、行けば命は無い。しかし、斉明と天智天皇の命令には背けなかった。人が人に命ずる戦いとは、命ずる方は命が守られている。。
ここに、戦いの愚かさ、無念さを感じます。阿曇比羅夫は戦死して、御祭神となり祀られています。しかし、無念だったのではないかとも思います。また、一般の民も何万人も犠牲になります。一般人は、骸さえなく、残された女や子供、老いた父母は帰らぬ息子や夫の御魂の昇天を祈り、川辺に石を積み上げることで、家族を弔った話が役小角の本にでてきます。

戦いとはそういうものです。。。
愚かです。



阿曇比羅夫の像





手水が綺麗ですね。

こちらは日光泉太郎の像です。犀に乗っています。

太古の民話が紹介されています。三輪山の伝承ににています。また、龍宮の乙姫豊玉姫の話にも似ています。ウィキペディアには色々逸話がありましたが、その中からふたつ紹介します。

西塩田村にある鉄城山の山頂に寺があり、そこへ毎晩のように通う一人の女がいた。
彼女がどこからやって来たのか分からず、不思議に思った寺の住職は、彼女の衣服に糸を付けた針を刺しておいた。翌朝、住職が糸をたどって行き着いた先は、川の上流にある鞍淵の洞窟であった。
中をのぞくと、赤子を産もうと苦しむ大蛇の姿があった。住職は驚いて逃げ出し、出産を終えた大蛇も正体が知られたことを恥じて死んでしまう。
赤子は小泉村の老婆に拾われ、小太郎という名前で育てられた。身長は小さいものの、たくましい体に成長した小太郎であったが、食べては遊んでばかりで仕事をしたことがない。
14、5歳になった頃、老婆から仕事を手伝うよう促された小太郎は、小泉山へ薪を取りに出かけることにした。
夕方、小太郎は萩の束を2つほど持ち帰った。これは山じゅうの萩を束ねたものだから、使うときは1本ずつ抜き取るようにして、決して結びを解いてはいけない、と小太郎は老婆に伝えたが、たった1日でそのようなことができるはずがないと思った老婆は結びを解いてしまう。すると、束がたちまち膨れあがり、家も老婆も押しつぶしてしまった。

もうひとつはこちら。↓

景行天皇12年まで、松本のあたりは山々から流れてくる水を湛える湖であった。その湖には犀竜が住んでおり、東の高梨の池に住む白竜王との間に一人の子供をもうけた。名前を日光泉小太郎という。
しかし小太郎の母である犀竜は、自身の姿を恥じて湖の中に隠れてしまう。
筑摩郡中山の産ヶ坂で生まれ、放光寺で成人した小太郎は母の行方を捜し、尾入沢で再会を果たした。そこで犀竜は自身が建御名方神の化身であり、子孫の繁栄を願って顕現したことを明かす。
そして、湖の水を流して平地とし、人が住める里にしようと告げた。小太郎は犀竜に乗って山清路の巨岩や久米路橋の岩山を突き破り、日本海へ至る川筋を作った。
(ウィキペディアより)

日光泉太郎の説明です。2つのうち後者の説明が近いです。

日光泉小太郎から派生したのでしょう。ものぐさ太郎の逸話もありました。立身出世話ですね。

名前が俳優の小泉光太郎さんみたい!?







神社参拝中から大空を悠々と鳥がずっと旋回していました。

神社のお祭りで、アンデスの歌と、独特な楽器を演奏していました。
まるで空を旋回する鳥は音楽に合わせて気持ち良さそうに飛ぶコンドルみたいでした。🦅





参拝させていただきありがとうございました。

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